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蛍光灯の種類を徹底解説!2027年製造終了への対策は?

自宅やオフィスで使っている蛍光灯は、形状や点灯方式を間違えるだけで故障の原因になってしまうことがあります。

しかも、一般用の蛍光灯は2027年度末までに製造終了となるため、今からLED化への切り替えを本格的に視野に入れることが必要です。

この記事では、蛍光灯の交換や購入を考えている方に向けて、種類や型番の正しい見分け方を分かりやすくまとめました。

あわせて、LED照明へスムーズに切り替えるための大切なポイントも解説します。

蛍光灯の種類と特徴

蛍光灯にはいろいろな種類があり、照明器具に適した蛍光灯を使います。主な蛍光灯の種類は直管形蛍光灯・コンパクト蛍光灯・環形蛍光灯・ツイン管形蛍光灯・電球型蛍光灯の5種類です。

それぞれの特徴をチェックしてみましょう。

【蛍光灯の種類と特徴】

種類 特徴 用途
直管形蛍光灯
一般的によく使われる、ガラス管がまっすぐな蛍光灯 店舗やオフィス、キッチン照明など
コンパクト型蛍光灯
ガラス管を折り曲げて省スペースに特化 ダウンライトやスポットライト、廊下や玄関などの設置スペースが小さい場所の照明
環形蛍光灯
シーリングライトに使用される円形蛍光灯 シーリングライト(天井照明)
ツイン管形蛍光灯
コンパクト蛍光灯よりもさらにコンパクト ダウンライトやスタンドライト
電球型蛍光灯
白熱電球のソケットに装着できる蛍光灯 階段や廊下、トイレなどのダウンライト

一般的に使用される直管形蛍光灯

ガラス管がまっすぐな形の蛍光灯が直管形蛍光灯です。家庭でもよく使われますが、多くは店舗やオフィスで見られます。

特徴としては、長さや口金の種類が多く、形状によってさらに分類されている点です。

点灯方式が同じものに限り、メーカーが違っていてもサイズや長さが同じなら、使用できます。

長さはガラス管部分のみで、ピンは含みません。一般的に良く使用されるのは60cmと120cmです。

【直管形蛍光灯のサイズと長さ(点灯方法:グロースターター形)】

サイズ 長さ ワット数
4形 134.5mm 4W
6形 210.5mm 6W
8形 287mm 8W
10形 330mm 10W
15形 436mm 15W
20形 580mm 10W
30形 630mm 30W
32形 830mm 32W
35形 1,000mm 35W
40形 1,198mm 40W
65形 1,499mm 65W

※32形・40形はオフィスなどでよく使用されるサイズ

【直管形蛍光灯のサイズと長さ(点灯方法:ラピッドスタート形)】

サイズ 長さ ワット数
20形 580mm 20W
32形 830mm 32W
40形 1198mm 40W

【直管形蛍光灯のサイズと長さ(点灯方法:インバータ式)】

サイズ 長さ ワット数 口金
16形 588.5mm 16W G13口金
24形 549mm 24W G5口金
32形 1198mm 32W G13口金
54形 1149mm 54W G5口金
63形 1178mm 63W G13口金
86形 2367mm 86W RX17d/R17d口金

【おすすめの直管形蛍光灯】

パナソニック パルックプレミア スタータ 20形 F3 ホタルクス 蛍光灯三波長ラピッド ライフルック 40W HG2 東芝ライテック 蛍光灯 三波長スタータ メロウZ 20W
快適な明るさを持続しつつ長寿命の蛍光灯 点灯管不要のラピッドスタート形 自然に近い優しい明るさ
2,590-50,925円(税込) 9,135-22,550円(税込) 2,940-29,488円(税込)

設置スペースが小さい場所に適したコンパクト形蛍光灯

コンパクト型蛍光灯は、直管形蛍光灯を小さくしたような蛍光灯です。オフィスでは廊下や階段、トイレのような場所でよく見かけます。

ガラス管部分が折り曲げられているため、狭いスペースの器具にもすっきりと収まるのが強みです。

白熱電球の代替として広く使われてきたため、電球よりも消費電力を押さえやすいというメリットがあります。

なお、直管形蛍光灯にはさまざまなデザインがありますが、見た目が似ていてもワット数や口金の形に注意が必要。適合しないものは入らないため、購入前に今使っている蛍光灯の型番や口金の形を確認しておくと安心です。

【コンパクト型蛍光灯の種類】

種類 特徴
FPL コンパクト蛍光ランプ
細身のガラス管がブリッジ状に結合されている
FDL コンパクト蛍光ランプ
4本のガラス管を接合したタイプ
FHT コンパクト蛍光ランプ
ガラス管が6本柱
FHP コンパクト蛍光ランプ
高周波点灯専用の2本柱タイプ
FML コンパクト蛍光ランプ
4本のガラス管を平面に接合したタイプ
UVランプ コンパクト蛍光ランプ
捕虫器ランプや殺菌ランプに用いられる。紫外線を放射するタイプ

【おすすめのコンパクト型蛍光灯】

パナソニック 蛍光灯コンパクト FPLランプ パナソニック 蛍光灯コンパクト FDLランプ OSRAM 蛍光灯コンパクト FHTランプ DULUX T/E PLUS
輝度が高いので明るく、廊下や玄関照明などにおすすめ 廊下や洗面所、オフィスなどいろいろな場所で使える 定格寿命が20,000時間で標準品よりも寿命が10,000時間長い
1,408-18,568円(税込) 2,488-23,540円(税込) 1,725-17,865円(税込)

丸形になった環形蛍光灯

天井にぴったりと取り付けるシーリングライトに使われているのが、丸い形の環形蛍光灯です。

円形蛍光灯や丸形蛍光灯と言われる場合もあります。環形蛍光灯は主に家庭で使うことが多く、オフィスや店舗では直管形蛍光灯に比べるとあまり採用されていません。

家庭では、リビングや寝室のシーリングライトのほか、キッチンやクローゼットなど限られたスペースの照明にも使われている蛍光灯です。

直管形蛍光灯やコンパクト蛍光灯とは異なり、やわらかく広がるような明かりを演出できる点が特徴。細いガラス管を2本つないだ二重環形蛍光灯や、スリムなガラス管を採用した円形スリム蛍光灯などがよく採用される種類です。

二重環形蛍光灯は通常の環形蛍光灯よりも寿命が長く、スリム蛍光灯はデザイン性の高い照明器具にも使われています。

【環形蛍光灯のサイズとワット数】

種類 サイズ ワット数
9W形 外径120mm 9W
15W形 外径170mm 15W
20W形 外径205mm 20W
30W形 外径225mm 30W
32W形 外径299mm 32W
40W形 外径373mm 40W

【二重環形蛍光灯とコンパクト蛍光灯の種類とサイズ・ワット数】

種類 サイズ ワット数
二重環形蛍光灯(パナソニックFHDツインパルックプレミア) 管径20mm 40・70・85・100W
スリム蛍光灯(パナソニックFHCスリムパルックプレミア蛍光灯) 管径16mm 20・27・34W
スリム蛍光灯(NEC Life EスリムFHC高周波点灯専用蛍光ランプ) 管径16mm 20・27・34・41W
スリム蛍光灯(NEC Life Eホタルックスリム残光タイプ3波長形円形蛍光灯) 管径16mm 20・27・34・41W

【おすすめの環形蛍光灯】

パナソニック パルックプレミア 丸型30形 F3 東芝ライテック 丸菅蛍光灯 ネオスリムZプライド2 パナソニック パルックプレミア丸形30形+40形 昼白色
寿命が長く、最後まで明るく目に優しい蛍光ランプ 省エネ効率に優れ、寿命が約18,000時間 点灯中の明るさ低下が抑制された、30形と40形がセットになったタイプ
2,600-7,415円(税込) 2,750-20,810円(税込) 4,418-12,590円(税込)

スタンドライトに適したツイン管形蛍光灯


コンパクト型よりも小型化され、2本のガラス管が一体化したタイプです。スペースの限られた場所の照明器具に適しています。

直管形と比べると長さが約1/2-1/3で照明レイアウトの自由度が広がりますが、取り付けは専用器具に限定されるので注意してください。

スタンドライトに使われることが多く、照明器具のデザインに合わせやすいのも特徴です。

【ツイン管蛍光灯の口金サイズとワット数(FPL)】

種類 口金サイズ ワット数
6W型 GX10q-1 6W
9W形 GX10q-1 9W
13W形 GX10q-2 13W
18W型 GX10q-3 18W
27W形 GX10q-4 27W
28W型 GX10q-5 28W
36W形 GX10q-6 36W
55W形 GX10q-7 55W
96W形 GX10q-8 96W

【おすすめのツイン管蛍光灯】

パナソニック 蛍光灯コンパクト FHPランプ パナソニック 蛍光灯コンパクト FPLランプ
高周波点灯専用の蛍光ランプ。同等の明るさの直管形と比べて長さが約半分 定格寿命約7,500時間、昼白色や電球色、昼光色から選択可能
2,618-27,148円(税込) 1,408-18,568円(税込)

白熱電球のソケットに装着できる電球型蛍光灯

電球型蛍光灯は白熱電球のソケットに装着できるタイプで、電球と比べると消費電力が低く寿命が長いので省エネ効果が期待できます。

しかしどのソケットにも装着できるわけではないため注意が必要です。

口金のサイズが合っていても、器具側の条件によっては使用できない場合があります。特に、調光機能付きの照明器具や専用器具、安定器との適合性をチェックしましょう。

形状はさまざまで、螺旋状になったものから白熱電球同様に細長いナスのような形状、少し大きめの円形やまっすぐなガラス管を複数束ねたものなどがあります。

【おすすめの電球型蛍光灯】

パナソニック パルックボール D25形 E26 オーム電機 電球形蛍光灯 スパイラル形 E26 朝日電器 電球形蛍光灯A形 60W形 電球色 3波長形電球色
白熱電球から取り替えると消費電力約77%軽減 定格寿命約10,000時間、白熱電球と比べて電気代が1/5と省エネ 定格寿命が約6,000時間、60Wの白熱電球と比べて電気代が約80%カットできる
18,705円(税込) 680-1,020円(税込) 1,408円(税込)

蛍光灯の点灯方式は3種類

蛍光灯は設置場所や照明器具によっていろいろな種類がありますが、さらに蛍光灯によってさまざまな点灯方式があります。グロースタート形・ラピッドスタート形・インバーター型の3種類があり、ワット数が同じでも点灯方法が異なれば付け替えはできません。

【蛍光灯の点灯方式と特徴】

点灯方式 特徴
グロースターター形 点灯管(グローランプ)を用いて点灯させる、構造がシンプルなので安価
ラピッドスタート形 点灯管不要で即時点灯、省エネ性に優れている
インバーター形 点灯管不要で即時点灯、高周波作動で明るい

標準的なグロースターター形

蛍光灯の点灯方式で標準的なのがグロースターター形で、照明器具に点灯管(グローランプ)があります。

照明器具のスイッチを入れるとグローランプが先に点灯し、蛍光灯のフィラメントを加熱することで本体を点灯させます。

構造自体がシンプルなので機器が比較的安価で、一般的に使われる標準タイプです。

照明の明るさは安定していますが、スイッチを入れると点灯管から蛍光灯本体と順番に点灯するので、照明がつくまで数秒ほどの時間がかかります。点灯管も寿命がきたら、取り替えなければいけません。

執務室のようなすぐに明るさが必要な場所では、ラピッドスタート式・インバータ式が適しています。

グロースターター形の特徴

  • 点灯管(グローランプ)必須
  • 機器が安価
  • 明るさが安定
  • スイッチオンから点灯までわずかに時間がかかる
  • 点灯管の寿命がきたら交換が必要

点灯速度の速いラピッドスタート形

点灯管が不要で、即時点灯するように設計された点灯方式です。

蛍光灯内部のフィラメントを直接加熱して、点灯させます。点灯時の電流が少ないので、グロースターター形よりも消費電力が低いものの回路が複雑化されたため、機器の価格は高めです。 

点灯が早く省エネ性にも優れているため、オフィスや店舗などで広く使われています。

ラピッドスタート形の特徴

  • 点灯管不要
  • 機器が若干高価
  • スイッチオンで即時点灯
  • 省エネ性に優れている

少ないワット数でも明るいインバーター形

インバーター形は電子回路を使って高周波の電圧を発生させ、点灯させる方式です。高周波により蛍光灯の発光効率がアップし、より明るく点灯します。

複雑な電子回路を用いているために機器自体はややが高価ですが、ラピッドスタート形よりも省エネ性に優れている点がメリットといえるでしょう。

また、点灯管が不要でスイッチを入れると即時に点灯するほか、電流が安定しているため蛍光灯の寿命も長くなる仕組みです。

この高い省エネ性と明るさからオフィスや商業施設の照明だけでなく、液晶ディスプレイのバックライトなどにも使用されています。

インバーター形の特徴

  • 点灯管不要
  • 即時点灯
  • 機器が高価
  • 発光効率アップ、輝度高め
  • 優れた省エネ性
  • 蛍光灯の寿命が長い

光の種類によって雰囲気が変わる

蛍光灯の光は昼光色・昼白色・白色・温白色・電球色の5種類がありますが、主に市販されているのは以下の3種類です。

  • 昼光色
  • 昼白色
  • 電球色


選ぶ光の色によって部屋の雰囲気や適した場所が変わるため、まずはそれぞれの特徴をこちらの表でチェックしてみてください。

【光の種類と特徴】

光の種類 色の雰囲気 おすすめの部屋
昼光色 少し青みのある色 勉強部屋、オフィス、書斎など
昼白色 自然な光の色合い 自室や脱衣所、リビング、キッチンなど
白色 昼白色に比べて黄色みがある オフィスや事務所、書斎など
温白色 白色より若干赤みがある エントランスやロビー、寝室、リビング、自室など
電球色 オレンジっぽい色合い 寝室やリビング、和室など

光の色によって部屋の雰囲気が変わるので、部屋に合わせた色を選ぶのもおすすめです。

昼光色は明るく開放的な部屋におすすめ

昼光色は少し青みのある光色で、空間全体に開放的な印象を与えます。脳の働きを覚醒させる効果や集中力を高める効果も期待できるため、書斎や勉強部屋の空間づくりによく選ばれています。

家庭では勉強部屋や書斎、オフィスでは執務室や開発ルームなどにおすすめ。

一方でリラックスしたいときにはあまり向いていないため、寝室やリビングなどへの設置は避けた方が無難です。

昼白色は自然な光でどんな部屋にもマッチする

昼白色は太陽光の明るさに近い自然な光です。野外と室内で見え方が変わりにくく、どんな部屋にも違和感なく馴染みます。

家庭では脱衣所やリビング、オフィスでは会議室や受付がおすすめです。

食材の色が確認しやすいキッチンにも適しています。「集中して作業をしたい」「リラックスをしたい」など、シーンに応じて他の種類と使い分けましょう。

落ち着いた印象で少し黄色っぽい白色

白色は昼白色と比べて少し黄色みのある自然な色合いで、落ち着いた雰囲気があります。

一般的にはオフィスや事務所、工場に使われることが多く、一般家庭であれば書斎におすすめです。

温白色は温かみのある自然な光

温白色は昼白色と電球色の中間にあたるような光で、温かみがあり自然な色合いになっています。

家庭ではリビングや寝室、オフィスだと応接室やロビーにおすすめです。ただしはっきりとした明るさはないため、細かい作業場所では物足りなさを感じることもあります。

リラックスしたいときにおすすめの電球色

電球色はオレンジっぽい暖色系で、明るさを抑えた光です。落ち着いた印象で目が疲れにくく、温かみのある色なのでリラックスしたい部屋におすすめ。

寝室やリビング間接照明、和室などが適しています。作業する部屋や勉強部屋、書斎やオフィスなど集中力を必要とする部屋には向いていません。

また、光がオレンジ色なのでメイクや服のコーディネートをする場所も避けたほうがいいでしょう。

蛍光灯を交換する時期目安

蛍光灯の寿命は一般的に約6,000〜12,000時間ですが、使用環境によって変わるため、早めに交換しましょう。

以下のようなものが確認されたときは、交換を検討する必要があります。

  • 以前より明かりが暗い
  • 点灯中にチラつく
  • つくまでに時間がかかる
  • ガラス管の両端が黒ずんでいる


完全に切れてから交換すると、生活や業務に支障がでるうえ、暗闇で転倒するなどの危険も生じかねません。

なお、オフィスなどは1本ずつ取り替えると手間がかかるでしょう。

ある程度時期を合わせてエリアごとにまとめて交換した方が、作業負担や在庫管理のコストを抑えられる可能性があります。

蛍光灯の見分け方は型番をチェック

蛍光灯は用途や設置環境に合わせて適切なタイプを選ぶ必要があります。違う種類の蛍光灯は、取り付けできないので注意してください。

商品パッケージや蛍光灯本体に記載されている型番をチェックしましょう。

例えば、型番が「FL20S-EX-N/M-X・18」の場合、以下のように読み取れます。

  • FL:グロースターター形の直管蛍光灯
  • 20:20形の蛍光灯
  • S:ガラス管の太さ(管径)
  • EX-N:3波長形の昼白色
  • EX:通常の蛍光灯よりも明るく見えやすい3波長形


また、末尾の「18」は、本来の明るさを保ったまま消費電力を18Wに抑えた省電力タイプという意味です。

【型番の読み方(FLR40S-EX-N/M-X・36の場合)】

型番表記 FLR 40 S EX-N M-X 36
意味 点灯方式 ガラス管の長さ・ワット数 ガラス管の太さ 光の色 始動補助方式 消費電力
詳細 FLR:ラピッドスタート形直管形蛍光灯 40形
直管形の場合は
約1,198mm
管径32.5mm 3波長形の昼白色 内面導電被膜方式 消費電力36W
ほかの表記例 FL:グロースターター形直管形蛍光灯
FCL:グロースターター形環形蛍光灯
FHF:インバーター形直管形蛍光灯
20形、32形、110形など SS:管径28mm
H:高出力形
無表示:その他
D:昼光色
N:昼白色
W:白色
WW:温白色
EX:3波長
M:外面ストライプ方式
A:外面シリコン方式
無表示:グロースターター形
40形でも省電力タイプは36Wなどと表記される

蛍光灯の種類を選ぶときの注意点

器具に合わない蛍光灯は火災を招く危険があるため、形状や点灯方式の確認が欠かせません。

また、2027年末には製造自体が終わり手に入らなくなるため、今回の交換を機にLEDへ切り替えてしまうのがスムーズです。

点灯方式不一致による発火・火災リスクに注意

器具とランプの点灯方式がズレていると、異常発熱から発火や火災を招く恐れがあるため注意が必要です。

たとえばオフィスでは、サイズが同じであるというだけで確認せずにLEDランプを交換してしまうケースがよく見受けられるため注意しましょう。

なお、電流を制御する安定器は約10年が寿命とされており、古いまま使い続けるのは危険です。

点灯が遅かったり、「ジー」という音がしたり、焦げ臭い臭いがしたりした場合は、使用を中止しましょう。

ランプを変えても状況が改善しない場合は器具自体の寿命かもしれないので、専門業者に連絡して器具ごと新しくするなどの対応を検討する必要があります。

2027年末に蛍光灯は製造終了

水銀に関する水俣条約により、2027年末までにほぼすべての一般照明用蛍光灯ランプの製造および輸出入が禁止されます(※)。

在庫があるうちは購入できますが、手に入らなくなることも見据えて今のうちから計画的にLEDへ切り替えていくと安心です。

移行に向けて、社内の使用場所や本数、器具の劣化状態などをあらかじめ把握しておきましょう。

特に賃貸オフィスの場合、工事の可否や予算はビルオーナーや管理会社への確認が必要な場合もあります。

直前に焦らないためにも、事前に確認し、余裕を持って切り替えましょう。

(※)参照:経済産業省|一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入は 2027 年までに廃止されます

蛍光灯をLEDへ変更するときのポイント

LEDへの切り替えは、主に工事不要タイプとバイパス工事タイプのいずれを選択するかで方法が変わります。

工事不要タイプは、手軽に導入できて初期費用を抑えやすい切り替え方法。退去時に原状回復が求められる場合に適しています。

バイパス工事タイプは、配線を引き直す手間こそかかりますが、長期的な安全性や省エネ性が高い点から自社所有のオフィスにおすすめです。

既存の器具が古いと発火のリスクがあるため、本体に貼られたシールなどで製造年を確認を確認しながら、適切な切り替えタイミングを検討しましょう。

まとめ

蛍光灯には数多くの種類があるため、設置場所や用途に合わせて正しいタイプを使う必要があります。交換を検討する際は、以下のポイントをおさえておきましょう。

  • 蛍光灯の種類は形状・点灯方式によって細かく分けられている
  • 適合する商品を見分けるには型番をチェック
  • 蛍光灯は2027年に製造・輸出入が終了するため、早めにLEDへの移行を検討するのがおすすめ

蛍光灯を交換する際は、形状やサイズだけで判断せず、型番をしっかりと確認し、照明器具に適した蛍光灯を選ぶようにしましょう。

サイズや点灯方式が異なれば、照明器具の故障や破損だけでなく発火などの重大な思わぬトラブルにつながる恐れがあります。

また、2027年末には製造や輸出入が終了するため、早めにLED化を検討しましょう。

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