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ラミネーターの基本的な使い方!温度調整のポイントや注意点も解説|コクヨ生まれのオフィス通販カウネット

ラミネーターの基本的な使い方!温度調整のポイントや注意点も解説

ラミネーターは、使い方のポイントを押さえるだけで失敗を防げます。

ラミネーターを使うとき、「初めて使うから失敗が怖い」「温度調整やトラブルが心配」と不安になることもありますよね。

本記事では、初心者の方でも安心して使えるよう、ラミネーターの基本的な使い方や温度調整のコツ、注意点まで分かりやすくまとめました。

ラミネート作業をスムーズに進めるためにも、ぜひ参考にしてみてください!

おすすめのラミネーターを知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

オフィスや家庭で便利なラミネーターおすすめ10選!きれいに仕上げるコツも紹介

ラミネーターの基本的な使い方

ラミネーターは正しい手順で操作すれば、きれいにラミネートできます。

初めて使う方でも安心して作業できるように、基本的な使い方を3つのステップに分けました。事前準備や注意点をしっかり押さえて、失敗を防ぎましょう!

1.ラミネーターの準備

ラミネーターを使用する前に、まずは本体の準備です。ラミネーターは、水平で安定した場所に置きます。フィルムが排出される後方は、50cm程度のスペースをあけて設置しましょう。

使用するフィルムに適した温度を設定し、設定温度に達するまで待ちます。

設定温度に達していない状態でラミネートしてしまうと、フィルムがうまく密着しないなどの原因になるため注意が必要です。

2.ラミネートフィルムに用紙を入れる

次に、ラミネートしたい用紙をフィルムにセットします。

用紙のサイズとフィルムのサイズが合っているかを確認しましょう。サイズが合っていないと仕上がりにズレが生じる可能性があります。

フィルム内で用紙を中央に配置し、用紙とフィルムの端の間隔を5-10mm程度均等に空けておくと、仕上がりが美しくなります。

適切な間隔を保つことで、フィルムの密着が均一になり、端が剥がれるといったトラブルを防げます。

以下に、主なラミネートフィルムのサイズをまとめました。サイズ選びの際に参考にしてください。

【主なラミネートフィルムのサイズ】

A3 303 x 426
A4 216 x 303
A5 154 x 216
A6 111 x 154
B4 263 x 370
B5 188 x 263
B6 134 x 188
写真L(B7) 95 x 135
定期券(B8) 65 x 95
名刺 60 x 95
IDカード 57 x 82

用途に合わせて適切なサイズを選び、効率的にラミネート作業を進めましょう。

3.ラミネートを実行する

最後に、フィルムをラミネーターに通して加工します。

フィルムを挿入する際には、接合部分(閉じている方)を先にして、両手を使ってまっすぐラミネーターに入れるようにしましょう。

シワやズレを防ぎ、フィルムが安定して機械を通過しやすくなります。

加工が終わった後のフィルムは熱を持っているため、平らな場所に置いて十分に冷ますことがポイントです。

冷却が不十分だと、仕上がりが変形する場合があるため注意してください。

小さいサイズをラミネートするやり方

小さいサイズのラミネートには、カード用フィルムがおすすめです。

A4サイズのフィルムに小さな紙を整列させて並べるのは、均等に配置するのが難しいだけでなく、切る手間もかかります。

カード用フィルムを使用すれば手間やトラブルを省けるため、効率的に作業が行えます

フィルムのサイズは、印刷物の大きさに対して上下左右に2-3mm程度の余裕を持ったものを選びましょう。

以下に、フィルムサイズの目安とおすすめフィルムをまとめました。

【フィルムサイズの目安】

クレジットカード 54×86 / 57×82
プラスチックカード 57×82 / 60×90
名刺標準 60×95
定期券 65×95
A7用紙 82×111

【カード用フィルムおすすめ5選】

コクヨ パウチフィルム 100μ 一般カード カウネット セッティングしやすいラミネートフィルム 名刺サイズ アイリスオーヤマ 帯電抑制ラミネートフィルム ヒサゴ ラミネートフィルム 100μ 一般カード アコ・ブランズ パウチフィルム100μ一般カード
透明度が高く、加工物を美しく見せると同時にしっかり保護 裏面フィルムにラインがあるので、まっすぐセットしやすい 紙のセットがしやすく、ホコリなども入りにくい帯電抑制のラミネートフィルム 独自の型抜き製造方法で四隅が綺麗なRカット 3層構造でローラーの糊堆積が少ない

カード用フィルムを使えば、見た目がきれいに整うだけでなく、作業効率も向上します。
小さいサイズのラミネートをする場合には、ぜひ取り入れてみてください。

ラミネーター温度調整のポイント

ラミネートをきれいに仕上げるためには、温度調整が欠かせません。適切な温度設定にすることでフィルムがしっかりと密着し、シワやムラのない仕上がりになります。

ラミネートフィルムの厚みによって最適な温度は異なります。

一般的にはフィルムが厚くなるほど高い温度が必要です。しかし、温度が高すぎるとフィルムが溶けすぎてしまい、低すぎるとフィルムが十分に密着しない場合があります。

そのため、使用するフィルムの厚みに応じた温度設定が重要です。

たとえば、フィルムの厚みが80ミクロンの場合は低温で、150ミクロンの場合は中温から高温に設定すると良いでしょう。

機種ごとに温度設定が異なる場合もあるため、ラミネーターの取扱説明書を確認しながら調整することをおすすめします。

【フィルムの厚さと適正温度の目安】

80μ 80-120℃
100μ 100-150℃
150μ 130-150℃
200μ 130-150℃
250μ 130-170℃

ラミネーターを使用する際の注意点

ラミネーターを使う際は、以下の注意点を守って、安全に効率よく作業しましょう。

印刷物はよく乾かしてからラミネートする

ラミネートする前に、印刷物がしっかり乾燥していることを確認することが大切です。乾燥していない状態でラミネート加工を行うと、シワや変形が発生することがあります。

インクジェットプリンターを使用した印刷物は特に水分が多く含まれているため、6-24時間程度を目安に乾燥させることをおすすめします。

ラミネートフィルムのみで使用しない

ラミネーターは、ラミネートフィルムのみを使用して操作しないようにしましょう。フィルムが溶けてローラーにくっつく可能性があり、最終的に故障を引き起こす原因になります。

必ず、フィルムにラミネートしたい用紙を挟んでから機器に通してください。

ラミネートしてはいけないもの

公文書などをラミネート加工すると、文書の効力が失われる可能性があるため注意が必要です。以下のものはラミネートしないようにしましょう。

ラミネートしてはいけないもの

  • 一枚しか無いような大切な用紙
  • 有価証券や紙幣
  • ラミネートフィルムの厚みを含め0.6mm以上になる用紙
  • 感熱紙や熱により変形、変色する用紙
  • 布地、ガラス、トレーシングペーパーなど特殊な用紙
  • クレヨン、クレパスなどで書いた用紙
  • 湾曲やシワなど平らではない用紙
  • 水分を多く含んだ用紙
  • 油分を含んだインクで印刷した用紙
  • クレジットカードなどの磁気カード
  • 紙以外のもの

トラブルの原因にもなるため、ラミネートしないようにしましょう。

よくあるトラブルと対処法

ラミネーターを使用していると時々トラブルが発生することがありますが、正しい対処法を知っておけば安心です。以下に代表的なトラブルとその解決方法をまとめました。

ラミネートが波打つ場合

ラミネートが波打つ主な原因は、温度が高すぎるまたは低すぎることです。

温度が高すぎるとフィルムが過剰に熱され、温度が低すぎるとしっかりと密着しないため、波打ちやシワができやすくなります。温度を調整し、再度ラミネートを試してみましょう。

温度調整の詳細については、「ラミネーター温度調整のポイント」に記載されていますので、ぜひご覧ください。

ラミネートフィルムが詰まった場合

ラミネートフィルムが機器内で詰まった場合、リバース機能(逆回転)やオープンレバーが搭載されている機種では、それらを使用してフィルムを取り除きます。

もしこれらの機能がない場合や詰まりが解消しない場合は、故障の原因になるため無理にフィルムを取り出さないでください。

メーカーや販売店に相談し、適切な修理を受けることをおすすめします。

ラミネーターがない場合の代替方法

ラミネーターが手元にない場合でも、アイロンやセルフラミネートフィルムを使うことで、手軽にラミネート作業ができます。

アイロンを使ったラミネート方法

アイロンとアイロン台を使って、ラミネートをする方法もあります。

アイロンを低温に設定し、アイロン台に対象物を置きます。その上からラミネートフィルムをかぶせ、アイロンで軽く温めながら、均一に圧力をかけていきます。

端に向かって空気を抜くようにするのがポイントです。気泡が入らずきれいに仕上がります。

ラミネートする際は、直接アイロンをフィルムに当てないように注意しましょう。フィルムが溶けてしまう恐れがあるため、薄い布やクッキングシートを挟んで使用すると安全です。

しっかりとフィルムが密着したら、冷まして完成です。

セルフラミネートフィルムを使う方法

セルフラミネートフィルムは、粘着式のフィルムを使用して対象物を挟み込み、そのまま圧着する方法です。

セルフラミネートフィルムを用意し、対象物をフィルムの中央に置きます。その後、フィルムの上半分を慎重に折りたたんで対象物を挟み込み、圧着します。

特別な機器がなくても、手軽にラミネートできます。

【番外編】カウネット内ラミネーター売れ筋商品

カウネット内で人気のラミネーターをまとめました。どのラミネーターにするか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

【カウネットラミネーター売れ筋商品】

アイリスオーヤマ 高速起動ラミネーター 2本ローラー アイリスオーヤマ 高速起動ラミネーターA3 4本ローラー アスカ 2本ローラーラミネーター A3 FELLOWES Amaris A3 アスカ 4ローラー ラミネーター
起動後35秒で使用可能!スピードと仕上がりを追求したラミネーター。 起動後約35秒で使用でき、より薄いフィルムの加工が可能。 立上1分、仕上り1分のスピードで操作も簡単なシンプル設計。 簡単な設定で使用できる6本ローラータイプのラミネーター。 自動節電モード付きの4本ローラーラミネーター。
アスカ 6本ローラーラミネーター アスカ 2本ローラーラミネーター A4 FELLOWES Venus4 A3 アイリスオーヤマ 高速起動ラミネーターA3 2本ローラー FELLOWES ラミネーターSaturn3i(サターン3i) A3
A4サイズを最速約9秒(75μm)でラミネートでき、厚み感知で速度調整するフルオート機能付き。 仕上がり1分で操作も簡単なシンプル設計。A4サイズ対応。 ウォームアップは最短30秒、A4サイズのフィルムは9秒でスピード加工。 起動後約35秒で使用できる2本ローラータイプ。より薄いフィルムの加工が可能。 フィルム詰まりなどの異常を自動で認識し加工を止める機能付き

たくさんのラミネーターを比較して、自分のニーズにあったラミネーターを見つけましょう。

まとめ

この記事では、ラミネーターの使い方から温度調整のポイントについて解説しました。
ポイントは以下の3つです。

  • ラミネートする用紙に合わせてフィルムを選ぶ
  • ラミネートフィルムの厚みに合わせて温度調整する
  • 印刷物をよく乾かしてからラミネートする

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※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。