引き出しの中に文具などの小物を入れると、どうしても散らばりがちです。
引き出しの中を整理したいと思っても、どこから手をつけて良いかわからず、困ってしまいますよね。
そこで本記事では、引き出しを整理する手順を紹介します。
引き出しのタイプ別に整理する方法や、おすすめの収納アイテムも紹介しているので、困ったときの参考にしてみてください。
デスク周り全体の収納・整理アイテムを知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
引き出しが散らかってしまう最大の原因は、「見えない場所だから気にせず何でも放り込みがち」という心理にあります。
小物類や雑貨を入れておく際に、分類や仕分けを明確にしないまま収納してしまうと、必要なときに見つけられず、ますます混沌としてしまうのです。
さらに物の定位置が決まっていなかったり、使ったあとに元に戻す習慣がなかったりすると、どんどん乱雑になっていきます。
また、引き出しは奥行きがあるため、奥のほうにあるアイテムが忘れられやすいのも散らかる要因です。
これらの問題点を理解し、あらかじめ使う頻度や種類ごとに適切な収納方法を考えておくことで、散らかりにくい環境を作り出すことができます。
引き出しを整理する際は、以下4つのステップで順番に進めていくと、スムーズに作業を進めやすくなります。
引き出し整理の4ステップ
以下では、引き出し整理の各ステップについて詳しく見ていきましょう。
最初は、引き出しの中にある全ての物を一度取り出しましょう。
少々面倒な作業ですが、なぜ散らかっているのか、どのような物が眠っているのかを正確に把握するためには必須の工程です。
途中で「これは必要かも」と考えながら取り出すと混乱のもとになるので、とにかく全てを一箇所に集めてみましょう。
物を集めた場所は、机の上や床など広めのスペースを確保し、アイテム同士が重ならないように並べてみると良いでしょう。
こうすることで、不要になった書類や使っていない文房具などが一目瞭然となり、後の仕分け作業がはかどります。
引き出しの中のものをすべて出したら、「使う物」と「使わない物」の二種類に分けましょう。
「今後の生活で本当に必要か」といった視点は主観的なものになってしまうため、結果的にものが増える原因にもなりかねません。
判断に迷う場合は、「ここ1年以内に使ったか」といった具体的な数字で判断基準を持つと決断がしやすくなります。
また壊れていて修理する予定のない物や、類似するアイテムが多数ある場合も思い切って処分を検討しましょう。
断捨離は自分にとって本当に必要な物だけを残すという意識改革でもあります。
引き出しには、なんとなく取っておいた領収書や期限切れのクーポンなどの不要物が溜まりがちです。
ここでしっかりと捨てられる物は捨て、使える物は残すという作業を丁寧に進めると、後々の収納計画がスムーズになります。
仕分けが完了したら、必要な物をさらに使い道や種類ごとに細かくカテゴリ分けしていきます。
文房具なら「ペン・ハサミ・のり」などのツール系、「メモ・ふせん・クリップ」などの紙文具系など、大まかな分類を決めるとわかりやすいでしょう。
そのうえで、使用頻度やサイズ、取り出すタイミングに応じて収納場所を考えます。
よく使う物は手前や上の方に配置し、あまり使わない物は奥や下段に配置するという「使う順」の視点を取り入れるのもポイントです。
最終的に、どのカテゴリのアイテムがどこに入っているかが一目でわかるようになると、スムーズな出し入れが可能になり、散らかりにくい状態を維持しやすくなります。
最後に、収納アイテムを上手に活用して引き出しを整理整頓しましょう。
仕切りやトレイ、ボックスなどを使うと、小物や書類をきちんと分割でき、引き出しを開けたときに目的の物をすぐ取り出せるようになります。
例えば、文房具ならペンを種類ごとに仕切り付きのケースに収める、クリップや付箋は小さなボックスにまとめるなどの工夫が有効です。
また、収納アイテムは引き出しのサイズや深さに合ったものを選び、無駄なスペースができないようにすることが大事です。
最近は100均などでも多種多様な整理グッズが手に入るため、コストをかけずに自分好みのレイアウトを実現できます。
収納アイテムを取り入れる際には、使い勝手と見た目の両面を考慮し、必要最低限の配置にとどめるのが長続きのコツです。
一口に「引き出し」といっても、その用途や入っている物によって最適な整理方法は異なります。
オフィスで使う文房具の引き出しと、キッチンの調理器具や食品を入れる引き出しでは、物の大きさや出し入れの頻度もまったく違います。
さらに、クローゼットに設置されている洋服用の引き出しや、毎日メイク道具を出し入れする化粧品の引き出しなど、それぞれに特有の整理・収納ポイントがあります。
ここでは、代表的な引き出しのタイプごとに、どのような収納アイテムや仕分け方法が適しているのか、また維持管理にどんな工夫が必要かを紹介します。
文房具やオフィス用の備品を収納する引き出しは、ペンやハサミ、ふせんなどの細々したアイテムが多いため、仕切りや小物ケースを活用して整理するのがポイントです。
ペン立てで机上にまとめる方法もありますが、引き出し内にトレイを設けることで、さらに省スペース化を図ることも可能です。
使用頻度の高いペン類やメモ帳などは取り出しやすい位置にまとめ、替芯や予備のふせん、封筒などのストック品は奥側や下段に配置しておくと、普段の作業がスムーズになります。
さらに、ジャンルごとのラベリングやクリアポーチの利用もおすすめです。
書類や契約書など紙ベースのアイテムが増えがちな場合は、ファイルボックスやブックエンドを使って仕切り、必要なものをすぐ取り出せるよう工夫すると、業務の効率がアップします。
キッチンの引き出しには、カトラリーや調理器具、食材のストックなど実に多様な物が存在します。
特に調理中はスピードが求められるため、「あれがどこにあるかわからない」と混乱しないよう、カテゴリ別に収納エリアをはっきりさせることが肝心です。
例えば、スプーンやフォークといったカトラリーは仕切り付きトレイを使ってサイズごとに分け、包丁やキッチンバサミなどの刃物類は専用のケースに入れて安全面に配慮します。
調味料や小袋類は奥底に行ってしまうと使い忘れが多くなるので、すぐに見える位置や立てられる収納グッズを活用すると便利です。
さらに、ジップ付き袋やラップなどの消耗品は、使用頻度を考慮して手前に置いておくなど、動線を意識した配置がキッチン作業の効率を大きく左右します。
キッチン収納に便利なグッズは、下記を参考にしてください。
洋服を収納する引き出しは、季節ごとによく使う服とそうでない服を分けて、使用頻度に合わせて引き出しを振り分けることが大切です。
トップスやボトムス、下着や靴下など、カテゴリ別に仕切りを設けると探しやすくなります。
さらに、服は畳み方を工夫して「立てて収納」すれば、どこに何があるか一目瞭然です。
引き出しの深さを有効活用するために、仕切り板や収納ボックスを利用し、一段に入りきらない場合はシーズンごとに入れ替えるという運用がおすすめ。
定期的に見直して、着なくなった服は処分やリサイクルを検討することで、いつでもすっきりしたクローゼットを保てます。
メイク道具やコスメを入れている引き出しは、用途別にアイテムをまとめることがポイントとなります。
例えば、アイシャドウや口紅などは透明ケースに立てて収納すると一目で色がわかり、取り出しもスピーディー。
スキンケア用品は大きさがバラバラなことが多いため、小分けトレイやアクリルケースを使い、ボトルの高さや形状に合わせて収めると見栄えも良くなります。
また、使いかけのアイテムとストックを分けて管理することで、重複して買いすぎるのを防げるでしょう。
メイク道具は使用期限や鮮度も大切なので、定期的にチェックして古い物は思い切って処分し、常に清潔な状態をキープすることが理想です。
工具や製造業の現場で使うパーツ・部品を収納する引き出しでは、サイズや形状の異なる金属製品や工具が多く混在するため、とりわけ整理が難しくなりがちです。
怪我を防ぐためにも、刃物や尖った工具は専用のカバーや仕切りが必須となるでしょう。
また、ネジやナットといった小さなパーツ類は、小分けケースや引き出し内トレイを活用し、ラベルを貼って種類ごとに分けることで、作業時のロスや間違いを減らせます。
さらに、重量のある工具は底がしっかりした専用ボックスにまとめると、引き出し自体に負担がかかりにくく、安全性も高まります。
製造業やDIY現場の引き出しは、使う頻度の高い物を手前に、保管用のパーツは奥や別段にまとめるなど整理と区分を徹底しておくと、作業場の安全と生産性向上につながります。
この章では、カウネットで購入できるおすすめの引き出し収納アイテムを3つ厳選してご紹介します。
素材 | PEフォーム |
---|---|
寸法 | 本体シート:幅300×600×10mm、裏面シート:幅300×600×3mm |
引き出しの中に入れるツールの定位置を決めてスッキリ収納できる、ツール管理シートです。
収納したいツールにあわせてミシン目に沿ってカットするだけで、簡単に型ぬきができます。
引き出しを開けると一目でツールの位置がわかり、紛失・混入防止に役立ちます。
素材 | 美粧ダンボール |
---|---|
寸法 | 幅300×奥行210×高さ30mm |
デスクの小物を見やすく整理したいなら、カウネット「Katazuk 引き出し収納BOX」がおすすめです。
大きな文具から小さいクリップまで、サイズに合わせて仕切り板の組み合わせを変えられるのがメリット。
どこに何があるかがわかりやすくなり、必要なものを引き出したらすぐに取り出せます。
素材 | ポリプロピレン樹脂 |
---|---|
寸法 | 幅320×奥行425×高さ48mm |
ペンから電卓まで、大きさの異なる文具を整理しやすいデスクイントレーです。
ポリプロピレン樹脂でできているため、形がヨレにくくお手入れしやすいのがポイント。
見た目もシンプルでスタイリッシュなので、オフィスデスク袖の最上段引き出しに最適です。
この章では、カウネットで購入できるおすすめの引き出し仕切りアイテムを3つ厳選してご紹介します。
素材 | スチール、マグネットシート |
---|---|
寸法 | 幅140×奥行30×高さ52mm |
引き出し内の小物や文具を区分けするのに便利な仕切板です。
デスク引き出しの1・2・3段目それぞれに合わせた高さと幅の仕切板で、引き出しの中をスッキリ整理整頓できます。
仕切板は重みがあるため、引き出しを開ける際に動く心配がなく安心です。
素材 | ポリプロピレン |
---|---|
寸法 | (約)幅76×奥行き153×高さ53mm |
引き出しの仕切りとして使える、組立式のポリプロピレンケースです。
短辺を折り曲げて、長辺の両端の凸部をスリットに差し込むだけで、簡単に組み立てられるのがポイント。
異なるサイズのケース(別売り)と組み合わせて使用ができ、異なるサイズの文具をスッキリ整理できます。
素材 | PS、ゴムマグネット |
---|---|
寸法 | 幅150mm 、奥行27mm 、高さ25mm |
引き出しの中の小物の整理に役立つ、シンプルな仕切プレートです。
プレートの底にマグネットが付いており、引き出しを動かしてもずれにくいのが魅力。
見た目が透明なのでどこにでも馴染みやすく、オフィスの浅い引き出しにぴったりです。
最後にこの章では、引き出し整理についてのお悩みポイントや困り事の口コミをご紹介します。
皆さんの意見も参考に、引き出しを整理整頓してみてください。
「今持っているもの」に合わせて仕切りや小物入れを購入すると、後々中身が変わったときに合わなくなり、結局無駄になってしまうことが多いです。現在キッチンでは、フライパンの仕切りをブックシェルフのような収納方法で引き出しの中に入れています。しかしこの度家族が増え、より大きなフライパンの購入を検討しており、今の収納では収まりきらないな…と。
めう さん/女性/28歳
シャーペンやボールペンなど、同じサイズのものは分けて収納しているものの、忙しいときはついマジックや消しゴムなども一緒に入れてしまい、気がつくとゴチャゴチャしてどこに何を置いたのか分からなくなることがよくあります。取り出しやすい場所に置いてしまうせいで、何度整理しても結局散らかってしまい、もう少しコンパクトにできないかと、自分の収納のクセに悩んでいます。
そい さん/女性/34歳
仕切りの数や大きさをどうすればいいのかに頭を悩ませています。用途ごとに仕切りを作り、整理した直後は「これでバッチリ使いやすい!」と思うのですが、使っているうちに「やっぱり分けたほうが良かった」と感じることがよくあります。さらに、あとから増えたものが仕切りのサイズに合わず、入れたい場所に収まらないため、結局適当なところに入れてしまい、いつの間にかゴチャゴチャになってしまうのも悩みです。
mnty さん/男性/32歳
キッチン用具の種類や大きさがバラバラなため、引き出しに入れても綺麗に片付かず悩んでいます。特に、子供が好きな型抜き用のキッチン用品はかさばりやすく、引き出しのスペースを圧迫してしまいます。仕切りを使って整理しても、引き出し自体が小さいため、必要なものをすぐに取り出せず不便です。さらに、計量カップのように高さのある用品は収納方法が思いつかず、どうすればスッキリ収まるのかがわかりません。
さゆの さん/女性/39歳
この記事では引き出しの整理方法や、おすすめの引き出し収納アイテムをご紹介しました。
ポイントは以下の3つです。
なお、引き出し整理アイテムを購入するのであれば、カウネットの通販がおすすめです。
カウネットなら2,500円のご注文で送料当社負担です。
さらに、法人のお客様はお届けエリアによりご注文当日よりお届けが可能。
土曜、日曜、祝日のお届けにも対応しているので、お急ぎのお客様でも安心してご利用いただけます。
引き出し整理アイテムをお求めの方は、ぜひカウネットをご活用ください。
※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。