ディスプレイを好きなポジションに自由に調節できる「モニターアーム」。
縦や横など好きな位置にディスプレイを設置できるだけでなく、デスク上を広く使えるメリットもあり、作業の効率アップを期待できます。
しかし、モニターアームの設置方法や調整方法はそれぞれ異なるため、どれを選ぼうか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、おすすめのモニターアーム15選を紹介します。
簡単に設置できるもの、アームの調整がしやすいものなど、シーンや用途別に紹介しているので、あなたの希望に合ったものを見つけてくださいね。
モニターアームを選ぶ際は、設置するモニターのサイズや重さだけでなく、使用環境や作業スタイルに合わせた調整機能の有無など、総合的な視点で検討することが大切です。
ここでは、モニターアームを選ぶときにチェックしておくべき4つのポイントを紹介します。
モニターアームを導入する最大のメリットは、最適な視線の高さや角度にモニターを設定できる点にあります。
そのため、購入前にはアームの調整範囲や機構の仕組みの確認が必要です。
高さや角度調整だけでなく、前後への伸縮や回転がスムーズに行えるモデルであれば、座り姿勢から立ち作業まで幅広く対応でき、長時間のデスクワークでも疲労を軽減できます。
また、グリップやハンドルなどの操作部分が扱いやすい形状になっているか、モニターを動かした際に位置が安定しやすいかといった点も重要です。
調整のしやすさは作業効率や肩こり・首こりの予防にも影響するため、実際に触れて試せる場合は店舗で確かめることをおすすめします。
モニターアームの設置方式には、大きく分けて「クランプ式」と「グロメット式」の2種類があります。
【モニターアームの設置方式】
クランプ式 | デスクの端にアームを挟み込むように固定するタイプ |
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グロメット式 | デスクに開けた穴を通して固定する方式 |
クランプ式は穴あけなどの加工が不要なため、導入が手軽なのが魅力です。
一方、グロメット式は見た目がスッキリしやすく、設置の安定感も高い傾向にあります。
ただし、デスクを加工できない場合や、穴の位置が合わない場合は導入が難しいことも...。
オフィスや自宅のデスクがどのような構造になっているかや、移動やレイアウト変更を頻繁に行うかどうかなど、将来的な使い方まで考慮して設置方式を選びましょう。
モニターアームが備えている軸の数は、モニターをどれだけ自由に動かせるかを左右する重要な要素です。
多くのユーザーに最適とされるのが、上下・左右の角度調整に加えて、モニターの回転ができる3軸タイプのアームです。
3軸があれば、作業内容に合わせて素早くモニターの向きを変えたり、縦横の切り替えを行ったりすることが容易になります。
例えば、プログラミングや縦長の書類を閲覧する際はモニターを縦向きに、一般的なウェブ閲覧や動画視聴の場合は横向きにするなど、使い方の幅が格段に広がるでしょう。
軸数が多いほど構造が複雑になり価格も上がりますが、長期的に快適な環境を維持したいなら、多少コストをかけても3軸以上のアームを選んでおくと安心です。
デュアルモニターやそれ以上の台数を設置する場合は、まずモニターアームの耐荷重が十分かどうかを確認しましょう。
特に大きめのサイズや重量のあるモニターを複数台取り付けると、アームへの負荷は想像以上に大きくなります。
耐荷重をオーバーした使用は、アームの破損やモニターの落下など、思わぬ事故につながる恐れがあるため危険です。
またモニターを支えるだけでなく、動かす際のスムーズさを確保するためにも、余裕を持った耐荷重スペックのモデルを選ぶことが望ましいです。
複数のモニターで快適かつ安全な環境を構築するために、耐荷重はしっかりチェックしましょう。
アームの可動域に限りがあり意図した位置や方向に向けるのが難しく、画面が見にくくなってしまいました。キーボードの入力程度のちょっとした振動でアーム全体が揺れるので、落ち着いて作業ができないこともありました。アームの動きのバリエーションが豊富で、しっかりと固定できる製品を選ぶのがおすすめです。
ぴゅう太 さん/男性/54歳
ディスプレイの重みに耐え切れないのか、いつも位置が下がってしまいます(ディスプレイ自体は、モニターアームが対応している重さと大きさだったのですが…)。できるだけ安い物を選んで買ったのが裏目に出てしまったようです。
つるてん さん/男性/38歳
当初モニターアームを初めて使用することもあり、設置が簡単で手頃な価格のスタンド型(水平可動タイプ)を選びました。しかし、高さや角度を調整するたびに少しブレる感じがあり、安定感に欠けると感じました。高さや角度の調整自体はしやすいものの、多少値が張ってもクランプ式の水平・垂直可動タイプを選んだ方が良かったかもしれません。
リコ さん/女性/37歳
事務所では3軸のモニター、家では2軸のモニターを使用しています。その上でおすすめするのであれば、圧倒的に3軸のモニターがおすすめです。(特にパソコンでずっと作業をするような人は)上下スムーズに位置移動ができるかどうかは、作業中の姿勢にも関わるため重視した方が良いです。
ポンケ さん/男性/29歳
寸法 | 約幅726×奥行116×高さ550mm |
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耐荷重 | 8kg×2台 |
固定方法 | クランプ式、グロメット式 |
軸数 | 6軸 |
可動範囲 | 上下(チルト)上45°/下―45°・左右(パン)180°・回転(ピボット)360° |
液晶ディスプレイを2台設置できる、デュアルタイプのモニターアームです。
6軸のアームでディスプレイの位置を自由調整できるのがポイント。
モニターは縦にも横にも設置ができ、幅広いシーンで活躍します。
寸法 | 約幅117×奥行470×高465mm※クランプ部/グロメット部を除く最長寸法 |
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耐荷重 | 9kg |
固定方法 | クランプ式/グロメット式 |
軸数 | 5軸 |
可動範囲 | パン:左90°/右90°、チルト:上70°/下45°、ローテーション:±180° |
17-32インチサイズに対応した、ガススプリング式のモニターアームです。
マウント部分は水平・垂直・回転が可能、また関節付きアームでモニターを最適な位置に調節できます。
さらにケーブルホルダー付きなので配線をまとめて整理でき、デスク周りがスッキリします。
寸法 | 約幅115×奥行535×高さ830mm |
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耐荷重 | 約8kg |
固定方法 | クランプ式/グロメット式 |
軸数 | - |
可動範囲 | 上下±35°・左右±90°・ディスプレイ±180° |
操作性の高いガススプリング式を採用したモニターアームです。
ガスの圧縮でアームを動かせるため、面倒な調節は不要。
縦と横の両向きに対応しており、ディスプレイの使用の幅が広がります。
寸法 | 幅約520×奥行114×高さ548mm(突起部、クランプノブを含まず) |
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耐荷重 | 約8.0kg |
固定方法 | クランプ式/グロメット式 |
軸数 | 5軸 |
可動範囲 | パン/左90度/右90度、ローテーション/360度、チルト/上45度/下45度 |
13-32インチのサイズに対応する、ロングアームタイプのモニターアームです。
ロングアームは可動範囲が広く、デスクの上のスペースを有効に使えるのがポイント。
ケーブルをまとめて収納できるホルダーも付いており、デスクの見た目もスッキリします。
寸法 | 約420×400×120mm |
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耐荷重 | 10kg |
固定方法 | クランプ式 |
軸数 | ー |
可動範囲 | ー |
最大10kgの液晶ディスプレイの取り付けに対応できるモニターアームです。
工具を使わないレバー式なので、手締めで楽に設置できるのがポイント。
画面を水平方向へ移動できる多関節タイプとなっており、使わないときはデスクの奥にたたんでデスクを広々と使えます。
寸法 | 幅約983mm×奥行約112mm×高さ約590mm |
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耐荷重 | 約2-9kg(各アーム) |
固定方法 | クランプ式/グロメット式 |
軸数 | 5軸 |
可動範囲 | パン/左90度/右90度、ローテーション/360度、チルト/上70度/下45度 |
17-32インチサイズのモニターを2台設置できる、デュアルモニターアームです。
ガススプリング式を採用しており、軽い力で簡単に動かせるのがメリット。
可動域の広い5軸式なので、上下・水平・垂直・回転など自在に動かして、モニターを好きなポジションにセットできます。
寸法 | D159×W410×H106mm |
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耐荷重 | 10kg |
固定方法 | - |
軸数 | 2軸 |
可動範囲 | モニター傾斜:上 -85°/下 15°、関節軸回転:左 90°/右 90°、中心軸回転:左 180°/右 180° |
机上スぺースを有効活用したい方には、キングジムの「モニターアーム(1面2軸タイプ)」がおすすめです。
本体は支柱1本のみとなっており、デスクに設置しても邪魔になりにくいのが魅力。
耐荷重も10kgと頑丈設計で、ケーブルも付属のホルダーにまとめて収納できます。
寸法 | W117×D478×H585mm |
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耐荷重 | 2-9kg |
固定方法 | クランプ式/グロメット式 |
軸数 | 4軸 |
可動範囲 | - |
画面の前後移動ができる、4軸タイプのモニターアームです。
画面を自在に動かせるメカニカルスプリング式アームなので、作業中に画面を頻繁に動かしたい方に最適。
ガススプリング式のような経年によるガス抜けがないので、長期間の使用も安心です。
寸法 | 43.43 x 44.96 x 75.95 cm |
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耐荷重 | 3.2-9.1kg |
固定方法 | - |
軸数 | - |
可動範囲 | チルト75°、パン360°、ローテーション360° |
縦方向にディスプレイを2台並べて設置できる、長身ポールのデュアルモニターアームです。
40インチまでのモニターを取り付けできる、洗練された機能的なデザインが特徴。
使用しないときはコンパクトに折りたたんで、作業スペースを広く使えます。
寸法 | 約W343×D114×H988mm |
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耐荷重 | 最大8kgまで(2台合計) |
固定方法 | クランプ方式/グロメット方式 |
軸数 | 3軸 |
可動範囲 | 回転:360°(+180°/−180°)パン(左右):180°(+90°/−90°)チルト(上下):90°(+45°/−45°) |
高い位置にディスプレイを設置したい方には、アーキサイトの「水平ロングポール デュアル液晶モニターアーム」がおすすめです。
約88cmのロングポールで、上下2段にモニターを設置できるのがポイント。
モニターのチルト・パンに対応しており、好きな角度にモニターを調節できます。
寸法 | - |
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耐荷重 | 2-6.5kg |
固定方法 | クランプ方式 |
軸数 | 4軸 |
可動範囲 | 回転360° 左右180° 上90° 下85° |
多軸設計で自由自在に角度調整ができるモニターアームです。
アームを動かしやすいガススプリング式を採用しており、スムーズな高さ調節が可能。
クランプ式なので様々な厚さの天板に対応でき、あらゆるデスクに取り付けできます。
寸法 | - |
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耐荷重 | 2-6.5kg |
固定方法 | クランプ方式 |
軸数 | - |
可動範囲 | - |
デスクに簡単に取り付けができる、クランプ方式のモニターアームです。
第2アームに装備されたガススプリングの圧力調整ダイヤルは、付属の六角レンチで簡単にバランス調整が可能。
ケーブルをアーム内部に通せるため、デスク周りの見た目もすっきりします。
寸法 | 約591x115x760mm(WxDxH) |
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耐荷重 | 2-8kg |
固定方法 | クランプ方式/グロメット方式 |
軸数 | - |
可動範囲 | 回転/360°(+180°/−180°)、パン(左右)/180°(+90°/−90°)、チルト(上下)/135°(+90°/−45°) |
最大32インチのディスプレイに対応可能なモニターアームです。
チルト・パン・ローテーションに対応しており、前後・左右・上下のどの方向にも調整が可能。
また、クランプ方式・グロメット方式の両方に対応しており、さまざまなデスクに取り付けできます。
寸法 | 約1182x115x760mm |
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耐荷重 | 2-8kg |
固定方法 | クランプ方式/グロメット方式 |
軸数 | - |
可動範囲 | 回転/360°(+180°/−180°)、パン(左右)/180°(+90°/−90°)、チルト(上下)/135°(+90°/−45°) |
アーム部品が分割されているので、組み立てに手間がかからないモニターアームです。
関節部はネジ等で接続されていないのでスムーズに可動できるのがポイント。
取り付け後にモニターを頻繁に動かしたい方も、ストレスフリーで利用できます。
寸法 | W937×D111×H585mm |
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耐荷重 | 2-9kg |
固定方法 | - |
軸数 | 5軸 |
可動範囲 | - |
ディスプレイの取り付けが簡単なセパレート式のモニターアームです。
4軸タイプで画面の前後移動がしやすく、縦位置での使用も可能。
簡単に位置を合わせられる水平稼働アームなので、画面をきっちり横並びにしてデュアルモードで使用できます。
この記事ではモニターアームの選び方の解説を始め、おすすめのモニターアームをご紹介しました。
ポイントは以下の3つです。
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※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。