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【2025年版】万年筆のおすすめ10選 - 安い初心者用から高級帯のものまで徹底比較

滑らかな書き心地と、高級感漂うデザインが特徴の万年筆。

国産メーカーから海外メーカーまでブランドの種類が多く、価格帯もリーズナブルなものから高級なものまでさまざまです。

選択肢が多いのは良いことですが、どれを選ぼうか迷ってしまうことも...。

そこで本記事では、おすすめの万年筆を厳選して紹介します。

安い&コスパに優れた初心者向けのものから、プレゼントに適した高級万年筆まで、シーンや用途別に紹介しているので、あなたの希望に合ったものを見つけてくださいね。

万年筆に併せてボールペンもお探しの方は、以下の記事も参考にしてみてください。

万年筆とは?

万年筆とは、インクを内部に溜めて使う筆記具の一種です。

ペン軸の内部に保持したインクが、毛細管現象により一定供給される仕組みとなっており、筆圧をあまりかけなくても滑らかな文字を書けます。

またボールペンやシャープペンにはない「書き味」や「筆跡の美しさ」が魅力で、見た目にも高級感があります。

ビジネスシーンでも好印象を与えられることから、ギフトや記念品としても選ばれやすいアイテムです。

万年筆のおすすめの選び方 - 初心者が注目しておくべき3つのポイント

万年筆は種類が豊富で、初心者がどれを選べばよいか迷いやすい筆記具です。

ここでは初心者が選ぶときに注目したい「ペン先の素材」「インクの補充方式」「本体の重さとサイズ」の3つのポイントを解説します。

ペン先の素材

万年筆の書き味を大きく左右するのが、ペン先の素材です。

ペン先の素材には、ステンレス製、金(14金や18金など)製、プラスチック(POM)があります。

【万年筆のペン先の素材】

素材 特徴
ステンレス 価格が手頃で、硬めの書き心地が特徴。
柔らかくしなやかな書き味が特徴。14金(14K)、18金(18K)と数字が大きくなるほど金の含有量が多く、やわらかいペン先になる。
プラスチック(POM) ペン先の角度によって細字から太字まで多彩な表現ができる。

初心者には扱いやすく価格も比較的安いステンレス製やプラスチック製がおすすめです。

長時間の筆記に使用するなら、疲れにくい金製が適しています。

同じ素材でもラインナップが幅広いので、自分の筆圧や筆記スタイルに合った素材を選びましょう。

インクの補充方式

万年筆のインク補充方式には、主に「カートリッジ式」「コンバーター式」「吸入式」の3種類があります。

【万年筆のインク補充方式】

インクの補充方式 特徴
カートリッジ式 使い切りタイプで交換が簡単。持ち運びにも便利。
コンバーター式 カートリッジの代わりにインク瓶から吸い上げるタイプ。インクの色や種類を自由に楽しめる。
吸入式 万年筆の軸に直接インクを補充する方式。容量が多い反面、メンテナンスがやや手間がかかる。

カートリッジ式は利便性が高いため、初心者に最も人気のある方式です。

コンバーター式はボトルインクを使用できるため、様々な種類のインクを楽しめます。

吸入式は高級モデルに多く、長時間筆記する際に便利ですが、インク漏れや乾燥に注意が必要です。

補充方式は万年筆の機種によって異なるので、事前に確認してから選びましょう。

ボディの重さとサイズ

万年筆を快適に使うためには、ボディの重さやサイズも見逃せないポイントです。

軽量で手にしっくりと馴染むサイズ感は、長時間書いても疲れにくく、文字の安定感にもつながります。

一方で重めのものは高級感があり、筆圧が安定するメリットがあります。

軽すぎると安定せず、重すぎると疲れやすくなるため、自分の手の大きさや筆記スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

初心者は店頭で試し書きをして、重さや握りやすさを確認してから選ぶと失敗が少なくなります。

万年筆のおすすめメーカー

万年筆は世界中の筆記具メーカーから販売されていますが、特に評価が高く信頼できるブランドがいくつか存在します。

ここでは世界中で人気の高い5つの代表的なメーカー「モンブラン」「パイロット」「セーラー万年筆」「ペリカン」「ラミー」について、その特徴と魅力を紹介します。

モンブラン

モンブランはドイツ発祥の高級筆記具ブランドで、万年筆業界においてトップクラスの存在感を誇ります。

特に「マイスターシュテュック」シリーズは世界中のビジネスマンやコレクターに愛されており、重厚感とクラシカルなデザインが魅力です。

またペン先には18金が使われており、なめらかな書き味と高い耐久性を実現。

高価格帯の商品がメインではあるものの、その分所有する満足感やステータス性が高く、一生物の一本としておすすめです。

パイロット

パイロットは日本を代表する筆記具メーカーです。

日本人の筆記習慣に合わせて設計された製品が多く、手に馴染みやすいのも大きな魅力です。

初心者に人気の「カクノ」や「プレラ」シリーズをはじめ、「カスタム」シリーズのような本格派モデルも展開されており、幅広い選択肢から自分に適した一本を選べます。

セーラー万年筆

セーラー万年筆は1911年創業の日本の老舗メーカーで、自社工場でペン先の製造を一貫して行っています。

特にペン先の仕上がりに定評があり、独自の「長刀研ぎ」など特殊なペン先も展開。

長く使える上質なモデルが多く、書き味にこだわりたいユーザーから人気です。

ペリカン

ペリカンはドイツの筆記具ブランドです。堅牢な作りと安定した品質で、長期間にわたって愛用できる商品が多く展開されています。

代表的な「スーベレーン」シリーズは、美しい縞模様とクラシックなフォルムが特徴で、書き心地も非常に滑らかな一本です。

基本的には中-上級者向けの展開が多いものの、初心者が扱いやすいモデルもあります。

ラミー

ラミーはモダンで機能的なデザインが特徴のドイツの筆記具ブランドです。

「サファリ」や「アルスター」シリーズは、カラフルで軽量なボディが特徴で、若年層や初心者にも親しみやすいのが魅力。

実用性を重視したデザインが多いので、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。

万年筆の口コミ - 初心者はどこに注目して選ぶべき?苦労した点は?

万年筆の口コミ@

私の場合、ただ単純に見た目のデザインやヴィンテージ感に惹かれて始めたので、気軽に始めたい方には、ボトルインクとカートリッジインクの両用タイプをおすすめします。使用目的にもよるとは思いますが、私はレターを書く際にはF(細字)が書きやすく感じました。また胴軸部分が短すぎないか、持ちやすいかどうかもしっかり確認してから購入することをおすすめします。

七瀬 さん/女性/26歳

万年筆の口コミA

万年筆は筆先のすべりが命なので、最初はあまり安価なものを購入しないほうが良いです。「最初だから」と安いものを選んでしまうと、使い心地が悪く、結局慣れずに終わってしまうかもな、と。あと持ち手部分も非常に重要で、できればデザインよりも持ちやすさを重視したほうが結果的に愛着が湧くと思います。できるのであれば実際に手に取って試してみた方が良いです。

プルーリー さん/男性/35歳

万年筆の口コミB

つい有名ブランドの高いものを選びたくなりますが、初心者ならまずは手頃な価格のものから始めたほうが良いと思います。特に安い万年筆によく使われている鉄ペンは書き味が良くて、「なんだか書きにくいな」と感じて使わなくなるのを防ぎやすいです。自分の好みがはっきりしてから高級ブランドのものを買ったほうが、きっと満足感も高いです。

めい さん/女性/37歳

初心者にもおすすめな安い万年筆5選

この章では、カウネットで購入できるおすすめの万年筆を厳選してご紹介します。

プラチナ万年筆「プレピー万年筆」

ペン先 細字(ステンレス)
インク カートリッジタイプ

カートリッジを変えることで、いろいろな色のインクを合わせられる万年筆です。

キャップを閉めれば1年間インクが乾かないため、使い勝手も良好。

透明カラーのボディでインクの色がわかるので、ビジネスからクリエイティブなシーンまで幅広く活躍します。

パイロット「万年筆 カクノ」

ペン先 細字(ステンレス)
インク カートリッジタイプ

パイロットの「万年筆 カクノ」は、持ちやすさと書きやすさにこだわった初心者向けの万年筆です。

軸もキャップも六角形になっており、転がりにくく持ちやすいのが特徴。

グリップは3本の指にフィットしやすい三角形になっているので、滑らかな書き心地が実現します。

ぺんてる「プラマン(使い切り万年筆)」

ペン先 POM
インク 水性染料インク

ペン先の角度によって細くも太くも書ける、表現のディティールが多彩な万年筆です。

ソフトタッチのプラスチックペン先で、書き心地も良好。

シンプルなデザインなので、場所を選ばずさまざまなシーンで活用できます。

プラチナ万年筆「デスクペン」

ペン先 極細(ステンレス・金メッキ仕上げ)
インク 水性染料インク

プラチナ万年筆「デスクペン」は、スラスラかけて長時間の筆記でも疲れにくいのが特徴。

1年以上メンテナンスをしなくても、常に新鮮なインクの状態で筆記できます。

キャップにスリップシール機構を採用しており、インクが乾きにくいのもメリットです。

パイロット「使い切り万年筆 Vペン」

ペン先 ステンレス
インク 細字

パイロットの「使い切り万年筆 Vペン」は、ペンのような手軽さが魅力の万年筆です。

使い切りタイプなので、インク補充などの手間がかかりません。

ペンのように使いながら、書き心地は万年筆にこだわりたいという方におすすめです。

プレゼントにもおすすめな高級万年筆5選

最後にこの章では、カウネットで購入できるプレゼントにおすすめの万年筆を厳選してご紹介します。

プラチナ万年筆「プレジール」

ペン先 細字(ステンレス製)
インク カートリッジインクタイプ

ピカピカに磨かれたステンレス製のボディと、摩耗に強い特殊合金ポイント付きの万年筆です。

擦り傷の付きにくいパール加工金属ボディと、繰り返し使えるカートリッジ式で、末長く使えるのがポイント。

化粧箱入りなので、大切な人へのギフトにピッタリです。

パイロット「キャップレス・デシモ」

ペン先 細字
インク -

ワンノックですばやく書くことができる、ノック式の万年筆です。

気密性の高いシャッター機構により、インキの漏れや乾燥を防げるのがメリット。

スリムかつ軽量なデザインで、胸ポケットに入れて持ち運ぶのに便利です。

セーラー万年筆「プロフェッショナルギアスリム」

ペン先 14金・中型
インク -

細部まで装飾にこだわった、スタイリッシュなデザインの高級万年筆です。

胴が細くて持ちやすく、軽量で使いやすいのがポイント。

極細から太字までバリエーションも豊富で、自分に適した書き心地を実現できます。

プラチナ万年筆「プロシオン」

ペン先 ステンレスペン
インク -

適度な重量で長時間の筆記でも疲れにくい、アルミボディを採用した万年筆です。

ペン先の乾燥を防ぐスリップシール機構を搭載しており、いつでもフレッシュなインクの状態で筆記できます。

また、ペン先の肩口あたりまで浸すだけでインクを吸入できるため、インク残量の少ないインク瓶からも吸入が可能です。

セーラー万年筆「レクル万年筆」

ペン先 ステンレス
インク -

高級感漂う金属パーツとダークカラーのボディが特徴の万年筆です。

持ちやすいデザインで、万年筆ならではの本格的な書き味を楽しめます。

シンプルでベーシックなフォルムに中細のペン先なので、万年筆を初めて利用する人へのプレゼントにもぴったりです。

まとめ

この記事で万年筆の選び方や口コミ、カウネットで購入できるおすすめの万年筆などをご紹介しました。

ポイントは以下の3つです。

  • 万年筆の書き味にこだわるならペン先に注目。初心者には「ステンレス製」や「プラスチック」、長時間の筆記には金製がおすすめ
  • インク補充方式は「カートリッジ式」が便利。様々な種類のインクを楽しみたいなら「コンバーター式」がおすすめ
  • ボディの重さやサイズにもこだわることで、自分の手の大きさや筆記スタイルに合ったものを選べるようになる


なお、万年筆を購入するのであれば、カウネットの通販がおすすめです。

カウネットなら2,500円のご注文で送料当社負担です。

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土曜、日曜、祝日のお届けにも対応しているので、お急ぎのお客様でも安心してご利用いただけます。

万年筆をお求めの方は、ぜひカウネットをご活用ください。


※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。