地震や大雨などの災害が多い日本に欠かせない「防災グッズ」。
日頃から防災グッズを揃えておくと、万が一のときも慌てずスムーズに対応できます。
しかし防災グッズは何を揃えれば良いのか、どれを選べば良いのか悩んでしまいますよね。
そこで本記事では、おすすめの防災グッズを厳選してご紹介します。
女性でも持ち出ししやすいもの、長期間の備蓄に適したものなど、シーンや用途別に紹介しているので、あなたの悩み・希望に合ったものを見つけてくださいね。
地震や台風など、災害の種類によって必要となるアイテムは大きく異なります。
たとえば、地震では倒壊時の安全確保に備えたヘルメットやスニーカーなどが必要です。
一方、台風や大雨に備える場合には、雨具や長靴があると役立ちます。
また避難所へ移動する可能性を考えるならば、非常食や水、携帯用トイレを含む緊急持ち出しセットを用意しておくと安心です。
なお備蓄期間は最低でも3日分、可能であれば1週間分の飲料水や食品を用意するのがベストです。
自治体の指針や住環境によって求められる期間は異なるため、日頃から居住地域のハザードマップや行政の防災情報をチェックして、適切な備蓄量と内容を見直しましょう。
災害が発生した際には、状況に応じて「自宅で待機する場合」と「避難所へ移動する場合」に分かれます。
そのため、防災グッズ(セット)も持ち運びを前提とした「持ち出し用」と、自宅に保管しておく「備蓄用」を分けて準備しておくのがおすすめです。
持ち出し用の防災グッズは、安全な場所に移動することを考慮して、必要最低限のアイテムをコンパクトにまとめておくのがポイントです。
特に貴重品や非常食、水、携帯ラジオ、充電器などは小さなリュックやショルダーバッグに入れる形が理想。
重量がかさむと移動の妨げになるため、袋やケースのサイズ選びやパッキング方法にも注意を払いましょう。
防災グッズをリュックに入れておくと、緊急時に素早く肩に掛けることができ、移動する際に両手があくので便利です。
子どもがいる家庭では、小さい子どもでも背負えるリュックを用意しておくと、荷物を分担して持ち運べるため、家族全員が協力し合いやすくなります。
備蓄用の防災グッズは、電気や水道などのライフラインが止まった状態でも日常生活をある程度維持できるように準備しておくことが理想です。
非常食や飲料水はもちろんのこと、寝袋や簡易ベッド、ポータブルトイレなども用意しておきましょう。
寒い時期に暖房が使えない状況を想定して、防寒用品を準備することも大切です。
なお最近では家だけでなく、車に搭載できるタイプの防災セットも販売されています。車に防災グッズを備えておけば、外出先や移動中の不測の事態に対応するのに役立ちます。
自家用車をよく利用する方は、車内にブランケットや折りたたみ式のスコップ、非常信号灯などをあらかじめ用意しておくと安心です。
東京都では「帰宅困難者対策条例」により、事業者に対して従業員や施設利用者のための水や食料などの備蓄を準備することを定めています。
これは地震や大規模災害が発生した際に帰宅困難となる可能性を想定したもので、条例では3日分の飲料水と食料の備蓄を求めています。
都心部では災害時に鉄道やバスなどの公共交通機関がとまると、多くの人が帰宅困難者となり、企業のオフィス内で滞在せざるを得ない状況が起こります。
そのため非常時の水や食品、毛布などの備蓄を用意しておくことは、事業者にとって非常に重要な対策です。
事業規模や従業員数に合わせて十分な量を確保し、普段から定期的に点検して、補充と賞味期限の管理を怠らないように心がけましょう。
防災グッズや備蓄は、実際に使用する人数や期間、年齢構成などを考慮して用意する必要があります。
子どもや高齢者がいる家庭では、飲み込みやすい非常食や常備薬、おむつや介護用品など、特別なニーズに合わせたアイテムも加えたほうが良いでしょう。
企業においては、従業員の総数やオフィスビルの構造、周辺の避難場所の有無などを踏まえて、十分な量の水や食料、防寒具などの確保が必要です。
またペットを飼っている場合は、ペット用のフードやトイレシートなども忘れずに準備しましょう。
災害時は予測できない事態に陥りやすいため、まさかの状況にも対応できるように、人数分プラスアルファで備蓄を検討しておくと安心です。
防災グッズは揃えるだけで終わりにせず、家族や職場内でどこに置いてあるのかの情報を共有しておくことが大事です。
せっかく用意しても、保管場所がわからなければいざというときに混乱してしまいます。
持ち出し用と備蓄用で優先的に使う順番や、必要なアイテムをあらかじめ話し合っておくと、家族や従業員同士でのトラブルを避けやすくなります。
また防災グッズの食品を食べてしまった場合は、ストックを増やすなどの対応が必要です。
定期的に防災グッズの中身を点検する人や入れ替えする担当を決めておくと、災害発生時も落ち着いて行動できるでしょう。
東日本大震災の時、食料品が買えないという経験をしたことから、備蓄のためにアルファ米のセットを購入しました。その後使用する機会が無く賞味期限が切れそうだったため、食べてみたところ…。あまり美味しくなく、とても食べ切れませんでした。味見をせずに大量に購入してしまったので、もう少し慎重に選ぶべきだったと後悔しました。
white さん/女性/49歳
コットンや綿棒やティッシュやブラシやヘアゴムやミラーなど、ホテルのアメニティ色が強めのセットで緊急性や実用性を感じないラインナップでした。身だしなみを整えることも大事ですが、もう少しストイックで無駄を排除した必需品のみのセットを選ぶべきでした。
ネリアン さん/女性/46歳
防災グッズ(リュックタイプ)の中身は良かったのですが、いざ背負ってみると、肩パッドや背中部分が薄く、ダイレクトに体に負担がかかりそうで…。長時間は背負えないと思いました。また「破れる可能性もあるのでは?」とも不安です。次回購入機会があれば、リュックの強度や背負いやすさも見ておくべきだなと思います。
すうさん さん/女性/37歳
缶詰類が多めに入っていた防災セットを購入。ただ缶詰のラインナップを確認してみると、缶切りが無いと開けられない缶詰(タブが無いタイプのもの)がズラリと入っていました。てっきり手軽に開けられる缶詰が入っていると思っていたので、失敗したなと感じました。
azumin2 さん/女性/35歳
安さを重視して防災セットを購入しました。しかし、ライトは暗い・電池の持ちも悪い、トイレはニオイ対策が不十分で不快でした。いざというときに使えないものでは意味がなく、多少高くても品質を重視すべきだと思います。
こう さん/男性/28歳
安さを重視して防災セットを購入しました。しかし、ライトは暗い・電池の持ちも悪い、トイレはニオイ対策が不十分で不快でした。いざというときに使えないものでは意味がなく、多少高くても品質を重視すべきだと思います。
こう さん/男性/28歳
寸法 | 約幅370×高さ460mm |
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質量 | 170g |
容量 | 約10L |
非常時にもすぐに見つけやすい、目立つオレンジ色の持ち出し袋です。
停電や地震が起きたときも、すぐに見つけて避難できるのがメリット。
耐久性と速乾性に優れたポリエステル素材のため、台風や大雨などさまざまな災害時に対応できます。
寸法 | 約幅320×奥行160×高さ430mm |
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質量 | 約2kg |
容量 | 約26L |
避難時に持ち出すべきアイテムを必要最低限に抑えた防災セットです。
最初の1日をしのぐためのアイテムだけが入っているため、小型かつ軽量で持ち運びやすいのが特徴。
リュックの収納重量は約3kgなので、女性や子供でも持ちやすく安心です。
寸法 | 約幅460×高さ500mm |
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質量 | 414g |
容量 | 約12L |
防炎性能に優れた、日本防炎協会認定品の非常用持ち出し袋です。
持ち運びしやすいリュック形式になっており、火事などの過酷な状況でもしのげる耐久性が魅力。
12Lの容量があるので、水や食料など非常時のアイテムを一通り保管できます。
寸法 | 約230(W)×162(H)mm |
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質量 | 約200g |
容量 | - |
バッグに入れて持ち運ぶのに便利な、A5サイズの非常時用ポーチです。
簡易トイレやアルミブランケットなど、緊急時に役立つアイテムがコンパクトにまとめられているのがポイント。
水や汚れに強いPVC製ポーチなので、災害時やもちろんアウトドアシーンでも役立ちます。
寸法 | 約幅20.5×高さ15cm(クリアポーチ) |
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質量 | - |
容量 | - |
通勤用バッグに入れられる、コンパクトサイズの防災ポーチです。
携帯トイレやホイッスル付きライトなど災害時に役立つアイテムが揃っており、透明ポーチ入りで中身が一目でわかるのが特徴。
災害時のマルチポーチとして、薬や通帳、小銭などを入れておくのもおすすめです。
寸法 | 幅380×奥行170×高さ520mm |
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質量 | 6200g |
容量 | 40L |
東日本大震災を経験した防災士が監修した、大容量の防災セットです。
水や食料をはじめ、携帯トイレやサンダル、懐中電灯ランタンなどの防災グッズが40点揃っています。
40Lの容量があるので、 非常時が長引く場合の防災セットとしておすすめです。
寸法 | 約幅160×奥行70×高さ260mm |
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質量 | - |
容量 | - |
レインポンチョや防水スマホケースなど、大雨や大雪時にも対応できるグッズが入った防災バッグです。
持ち運びに適したサイズで、緊急時に両手が使えるから安心。
明るいオレンジのバッグなので、非常時もどこに置いてあるかが一目でわかります。
寸法 | 幅139×奥行317×高さ260mm |
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質量 | 約4.1kg |
容量 | 1日/1人分 |
東京都の条例に準拠した個人用の1日分備蓄セットです。
袋式トイレや食料品など、水道が止まったときにも対応できるアイテムが揃っています。
収納スペースを取らないコンパクトサイズなので、一人暮らしの方に最適です。
寸法 | 幅315×奥行215×高さ350mm |
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質量 | 7.6kg |
容量 | 3日/1人分 |
在宅避難時に1人が3日間過ごせるアイテムをセットにした防災ボックスです。
食料・水・トイレ処理セットをはじめ、スマホの充電器などの必要なアイテムが揃っており、万が一のときも安心。
防災マニュアルも入っているため、非常時に何をしたら良いか困ったときに役立ちます。
寸法 | 約222(W)×68(D)×156(H)mm |
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質量 | 約950g |
容量 | - |
車で待機しなければならない大雪などの状況にも対応できる、車用の備蓄セットです。
水やクッキー、非常用簡易トイレなど待機時間が長時間になりそうな場合に役立つアイテムを装備。
コンパクトサイズなので、車のダッシュボードなどに保管できます。
この記事では防災グッズの選び方の解説を始め、おすすめの防災グッズをご紹介しました。
ポイントは以下の3つです。
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※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。