USBポートを増設して、同時接続できる周辺機器を増やしたいときに便利なUSBハブ。
USBハブは充電方式や転送速度がそれぞれ異なり、商品の種類が多いため、どれを選べば良いか迷いますよね。
そこで本記事では、おすすめのUSBハブ10選を紹介します。
高速通信に適したもの、持ち運びしやすいものなど、シーンや用途別に紹介しているので、あなたの希望に合ったものを見つけてくださいね。
USBハブはパソコンやゲーム機などに搭載されたUSBポートを増設するための分配機です。
通常パソコンのUSBポートは2-4口程度しかなく、マウスやスマホなど複数のデバイスを接続するとすぐにポートが不足します。
USBハブがあれば手軽にUSBポート数を増やすことができ、複数機器の同時利用が可能です。
データ転送速度や給電能力に応じて最適なハブを選択できるため、オフィスから家庭、モバイル環境にいたるまで幅広いシーンで活躍します。
USBハブには大きく分けて「バスパワー方式」と「セルフパワー方式」の2種類が存在します。
用途や接続機器の種類によって適切な給電方式は異なるので、状況に応じて使い分けが必要です。
バスパワーはホスト機器(パソコンやゲーム機)のUSBポートから給電を受ける方式です。
外部電源を必要としないため配線がシンプルですが、ホスト機器から供給される電力には上限があります。
ノートパソコンや小型デバイスのUSB出力は、一般に5V/500mA(USB2.0)や5V/900mA(USB3.0)が上限です。
そのため消費電力の大きなデバイスを複数同時に接続すると、充電が遅くなるなどの安定性に欠きます。
バスパワーを選ぶ際は、USBポートの出力仕様と接続機器の消費電力を事前に確認し、連続動作が保証される範囲内での利用が適切です。
セルフパワーはACアダプターやUSB-C PD対応の電源アダプターを接続して、外部から給電する方式です。
外部電源が必要なため配線はやや煩雑にはなるものの、バスパワーよりも高い出力を各ポートに割り当てられます。
最大で5V/2.4Aや9V/2A、20V/5Aといった高電力を1つのポートに供給できるため、消費電力の大きい機器を複数台同時に接続したい場合に便利です。
さらにUSB-C PD規格搭載モデルでは対応するノートPCへの給電も可能となり、充電ステーションとしても活用できます。
USBハブは多くのメーカーから販売されており、ポートの数や規格などは商品によって異なります。
ここではUSBハブを選ぶときに抑えておきたい5つのポイントを紹介します。
USBハブの転送速度は搭載されるUSB規格によって大きく異なります。
以前はUSB2.0の転送速度(480Mb/秒)が主流でしたが、現在はUSB2.0の10倍にあたる最大5Gb/秒の高速転送に対応したUSB3.0やUSB3.1が増えています。
USB規格は数字が大きいほど通信速度が速くなり、転送の待ち時間が少ないストレスフリーな作業環境を構築できます。
マウスやキーボードなどの低速デバイスや1GB未満の小容量ファイル転送に使用するなら、USB2.0でも十分です。
しかし外付けSSDや高解像度ウェブカメラなど高速通信が必要な機器を使う場合は、速い規格がおすすめです。
USBハブにはUSB-Aポート、USB-Cポート、さらにはHDMI/DisplayPort、LAN、SDカードスロットなど多彩なインターフェースを搭載する多機能タイプがあります。
接続端子の種類もUSB-AやミニHDMIなど多岐に渡るため、事前にホスト機器やデバイスの端子を確認しておくことが重要です。
特に最新のノートPCではUSB-Aポートがないモデルが増えているため、旧型機器と併用する場合はUSB-Aポート付きハブが必要です。
用途に見合った端子構成を把握して、最適なモデルを選びましょう。
USBハブのポート数は4口から20口以上の産業用モデルまで幅広く展開されています。
家庭やオフィスでPC周りのUSB機器を接続するなら、4-7口程度のポート数でも十分です。
一方、スタジオやラボ環境、イベント会場などで多くのUSBデバイスを同時接続したい場合は、10口以上の大型ハブが必要です。
ただしバスパワーではポート数が増えるほど一口当たりの給電能力が低下するため、給電時に安定性を保ちたいならセルフパワーの大容量モデルを選択すると良いでしょう。
USBハブには本体とホスト機器を接続するケーブル一体型のモデルと、USBに直接挿し込むタイプがあります。
直差しタイプはケーブルがないため、見た目がスッキリし、持ち運びに適しています。
一方、ケーブル一体型はケーブルに長さがあるため、少し距離のあるホスト機器につなぎたい場合に最適です。
利用シーンに合わせてケーブル一体型と直差しタイプを使い分けると、使いやすさが向上します。
最近のUSBハブにはLEDインジケータや個別スイッチ付きポート、防水・防塵仕様など、特定用途に特化した機能もあります。
折りたたみ式やアルミ筐体などデザインも多彩で、自分の利用スタイルに合わせて選択できます。
ワークスタイルやライフスタイルに合わせて必要な機能を見極めると、満足度の高い一台が見つかるでしょう。
外付けSSDやスマートフォンの充電など、電力を多く使う機器を複数つないで使っていたところ、USBハブ周辺の温度が明らかに上がっているのに気づきました。触れないほどではありませんが、発熱が気になり、実際に動作が不安定になることも。安全面でも少し不安を感じました。
ゆきおとこ さん/男性/58歳
「多ければ多いほど便利そう」と思い購入したUSBハブでしたが、実際に使ってみるとポート同士の間隔が狭く、太めのUSB機器やカードリーダーを挿すと隣のポートが物理的に使えなくなるという落とし穴が。USBメモリやワイヤレスアダプターなど、サイズにばらつきのある機器を多く使う場合はかなり不便です。ひどいときには4ポートあるのに2つしか実質使えないことも…。ポート数だけでなく、配置や間隔も購入前にチェックするのが大事だと思いました。
たなかなか さん/男性/31歳
PCのすぐ横にUSBハブを置いて使っているのですが、接続ケーブルが思った以上に固く、向きを変えようとしてもうまく曲がらず、レイアウトが崩れてしまいました。置き方によってはハブ本体の片方の足が浮いてしまい、なんだか不安定で落ち着きません…。ハブ自体の性能だけでなく、ケーブルの柔軟性や取り回しやすさも、購入時にしっかり確認することをおすすめします。
ズボッチン さん/男性/50歳
安さ重視で選んだため、ポート数は多いのに給電力が足りず、複数の機器を同時に使うと動作が不安定になりました。特に外付けHDDやWebカメラなど電力を消費する機器が多い方は、セルフパワータイプや電力供給能を事前に確認することをおすすめします。
kouhei さん/男性/33歳
ポート数 | 4ポート |
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転送速度 | USB2.0ハイスピード/480Mbps(理論値)、USB1.1フルスピード12Mbps(理論値) |
対応OS | Windows 11/10/8.1/7(SP1)、macOS Ventura 13/macOS Monterey 12/macOS Big Sur 11/macOS Mojave 10.14 |
タイプ | ケーブル |
セルフパワー&バスパワーの両方に対応できる、ACアダプター付属のUSBハブです。
横方向に180度回転するスイングコネクタを採用しており、使いやすい角度に調整できるのがポイント。
本体裏面にはマグネットが付いているため、スチールデスクなどに固定して取り付けられます。
ポート数 | 4ポート |
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転送速度 | USB2.0ハイスピード/480Mbps(理論値)、USB1.1フルスピード12Mbps(理論値) |
対応OS | Windows 11/10/8.1/7/Vista/XP、macOS Ventura 13/macOS Monterey 12/macOS Big Sur 11/Macintosh OS X 10.11 |
タイプ | ケーブル |
通電状態を確認できる便利なLEDランプが付いたUSBハブです。
消費電力が大きいUSB機器には付属のACアダプターを接続するなど、バスパワーとセルフパワーモードの使い分けができるのがメリット。
本体の重さはわずか約50gの軽量なので、持ち運びにも便利です。
ポート数 | 4 |
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転送速度 | USB3.0スーパースピード/5Gbps(理論値)、USB2.0ハイスピード/480Mbps(理論値)、USB1.1フルスピード12Mbps(理論値) |
対応OS | Windows 11/10/8.1/8/7(SP1)/Vista(SP2)/XP(SP3)、macOS Ventura 13/macOS Monterey 12/macOS Big Sur 11/Mac OS X 10.6-10.6.8/10.7-10.7.5/10.8-10.8.3/10.9 |
タイプ | ケーブル |
消費電力の大きなUSB機器に接続できる、USB3.0対応のUSBハブです。
ケーブルの長さは1mあり、デスクトップPCの背面ポートへの接続も可能。
Nintendo Switchで最大4台のコントローラーを同時に充電できるので、マルチプレイを行う際に便利です。
ポート数 | 7ポート |
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転送速度 | 5Gbps |
対応OS | "Windows 11・10・8.1・8、macOS(Sequoia)15、macOS(Sonoma)14、macOS(Ventura)13、(Monterey)12、macOS(BigSur)11 Chrome OS |
タイプ | ケーブル |
最大2.1A出力の急速充電ポートを搭載したUSBハブ です。
??USB3.2機器を接続できるポートを7つ搭載しており、スマホやタブレットの同時充電が可能です。
付属のACアダプターによる安定した動作で、ビジネスから家庭まで幅広いシーンで役立ちます。
ポート数 | 4 |
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転送速度 | 5Gbps(規格値) |
対応OS | Windows 11・10・8.1・7、macOS12・OSX10.9以降、Chrome OS |
タイプ | ケーブル |
片手で簡単に抜き差ししやすい上挿しタイプのポートを搭載したUSBハブです。
スチール製のデスクに固定しやすいマグネットとゴム足が底面に付いているので、使用中もハブがずれる心配がありません。
サイドポートも1つ搭載しており、ケーブルなどを常時接続する場合に便利です。
ポート数 | 4 |
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転送速度 | 480Mbps |
対応OS | Windows11/10/8.1/8/7/Vista、MacOSX(10.12以降) |
タイプ | ケーブル |
PCのUSB Aポート一つで最大4ポートまで接続できるUSBハブです。
キーボードやマウス等の2.4Ghzワイヤレス機器をつないでも、ノイズの干渉が少ないのがポイント。
ACアダプター不要でコードが短いため、デスクまわりがスッキリします。
ポート数 | 3ポート |
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転送速度 | 480Mbps |
対応OS | Windows10/8.1/77(SP1)、MacOSHighSierra(10.13) |
タイプ | 直差し |
ノートパソコンにそのまま直挿しできる、スタイリッシュな3ポートUSBハブです。
270度回転するスイングコネクタにより、角度を自由に調整して使用できるのが魅力。
コンパクトなデザインなので、狭いスペースでの使用に便利です。
ポート数 | 4 |
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転送速度 | USB3.0スーパースピード/5Gbps(理論値) |
対応OS | Windows11、10、8.1、7(SP1)/macOSMonterey12、macOSBigSur11、macOSCatalina10.15 |
タイプ | ケーブル |
デスク上でかさばりにくい薄型・コンパクト設計のUSBハブです。
4ポート付きの??ケーブルには約60cmの長さがあり、余裕をもって接続できます。
さらにUSB3.0対応のパソコン・機器に接続すれば、大量のデータも高速転送が可能です。
ポート数 | 4ポート |
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転送速度 | USB2.0ハイスピード/480Mbps(理論値)、USB1.1フルスピード12Mbps(理論値) |
対応OS | Windows 11/10/8.1/7/Vista/XP、macOS Ventura 13/macOS Monterey 12/macOS Big Sur 11/macOS Catalina 10.15 |
タイプ | ケーブル |
コンパクトで邪魔にならない、スティックタイプのUSBハブです。
フロントの3ポートとサイドに1ポートを装備しており、幅広のUSB機器も接続しやすいのがポイント。
ケーブルの長さは7cmあり、ノートパソコンでの使用に便利です。
ポート数 | 4 |
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転送速度 | USB2.0ハイスピード/480Mbps(理論値)、USB1.1フルスピード12Mbps(理論値) |
対応OS | Windows 11/10/8.1/7/Vista/XP、macOS Ventura 13/macOS Monterey 12/macOS Big Sur 11/Macintosh OS X 10.11 |
タイプ | ケーブル |
ケーブルが本体に収納できる、持ち運びに適したUSBハブです。
幅広のUSB機器を接続するのに便利なポートがサイドに備えられており、複数の機器を同時接続しやすいのが特徴。
スリムなコンパクトデザインでデスク上に置いても場所を取らず、収納にも便利です。
この記事ではUSBハブの選び方の解説を始め、おすすめのUSBハブをご紹介しました。
ポイントは以下の3つです。
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※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。