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封筒の重さの目安は?郵便料金を簡単に算出する方法を解説

封筒の重さと切手代の正確な計算に頭を悩ませている方も多いでしょう。

特に総務部門や文具の在庫管理を任されている方にとって、封筒の重さを知ることは業務の効率化に直結します。

日々の業務で多様な封筒を扱う中、どの封筒をどの書類に使うべきか、また在庫をどう管理するかは重要な課題と言えるでしょう。

本記事では、封筒の種類と重さ、それに応じた郵便料金(切手代)の算出方法について、分かりやすく解説します。

封筒の重さや切手代に関するお悩みを解決し、日々の業務をスムーズに進めるためのヒントを提供しますので、ぜひご一読ください。

切手代は重さで決まる

切手代(郵便料金)は郵便物の重さに基づいて決まるので、料金の仕組みを知っておくと良いでしょう。

手紙は郵便局で「第一種郵便物」として扱われ、定形郵便や定形外郵便などが含まれており、それらは重さに応じて料金が設定されています。

郵送する際には、封筒の重さだけでなく、用紙やクリアファイルの重さの目安を知っておくと良いでしょう。

  • 封筒:長形3号は約4.7g、角形2号は約16.7g
  • 用紙:A3サイズは約8g、A4サイズは約4g、B5サイズは約3g
  • クリアファイル:一般的に20 - 25g


封筒や紙の重さは使用する素材によって若干異なる場合があります。

定形郵便物

定形郵便とは、以下の基準を満たす郵便物です。

  • 重さ:50g以内
  • サイズ:長辺14 - 23.5cm、短辺9 - 12cm
  • 厚さ:1cm以内


郵便料金は郵便物の重さに応じて設定され、定形郵便物の料金は以下の通りです。

  • 25g以内:84円
  • 50g以内:94円


これらの料金は郵便物が上記のサイズと重量の条件を満たす場合に適用されることから、封筒の重さをしっておくと便利です。

定形外郵便物(規格内・規格外)

定形外郵便物は重さとサイズに基づき、「規格内」と「規格外」に分類されます。

【定形外郵便のサイズ規定】

  規格内 規格外
25cm以内 縦が60cm以内かつ、縦・横・厚みの合計が90cm以内
34cm以内
厚さ 3cm以内
重さ 1kg以内 4kg以内

定形外郵便物の郵便料金は重さに応じて以下のように設定されています。

【定形外郵便物の料金一覧(規格内・規格外)】

重量 規格内 規格外
50g以内 120円 200円
100g以内 140円 220円
150g以内 210円 300円
250g以内 250円 350円
500g以内 390円 510円
1kg以内 580円 710円
2kg以内 取り扱い不可 1,040円
4kg以内 取り扱い不可 1,350円

引用:郵便局サイト 手紙
https://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_price.html#main 
(閲覧2023/11/15)

封筒を郵送する際には、封筒の重さと大きさを測定し、それに基づいた適切な料金を支払う必要があります。

封筒の重さを知るメリット

郵便物の重さは郵便局で測定できますが、封筒の重さを事前に知ることのメリットは多岐にわたります。

まず、郵便物の重さで切手料金がわかるので、郵便切手を貼り郵送するだけで済むため、封筒や紙の種類や重さを予め把握しておくと良いでしょう。

特に、郵送を頻繁に行う総務担当者などには、次のようなメリットがあります。

  • 費用の計算が容易になり、予算計画の立案がスムーズに行える
  • 切手や封筒の余剰在庫を減らすことができ、経費削減に繋がる
  • 用途に応じて適切な封筒を選択しやすくなる


封筒の重さを把握しておくことで、業務の効率化とコスト削減を図れます。

封筒の種類と重さを知ろう

ビジネスシーンで頻繁に使用される封筒には、主に以下の3種類があります。

  • 長形封筒
  • 角形封筒
  • 洋形封筒


これらの種類について、封筒の重さの目安に焦点を当てつつ、サイズや定形・定形外郵便としての分類、および主な用途について詳しく解説します。

長形封筒の重さの目安

長形封筒は、縦長の書類を封入するのに適しており、和封筒とも呼ばれることがあります。

長形封筒の多くの種類が定形郵便のサイズに合致しているため、ビジネスシーンでの使用頻度が高いことを知っている方も多いでしょう。

特に、A4用紙を三つ折りにしたり、B5用紙を三つ折りに収めたりできる長形3号や長形4号は、ビジネスでよく利用されます。

【長形封筒の数類と重さの目安】

名称 サイズ(mm) 重さの目安 定形/定形外 主な用途
長形1号 142×332 約 7.9 g 定形 B4三つ折り
長形2号 119×277 約 5.5 g 定形 B5二つ折り、A4二つ折り
長形3号 120×235 約 4.7 g 定形 A4三つ折り、B5二つ折り
長形4号 90×205 約 3.1 g 定形 B5三つ折りまたは四つ折り
長形5号 90×185 約 2.8 g 定形 B5三つ折り
長形40 92×225 約 3.4 g 定形 B4四つ折り
長形30 92×235 約 3.4 g 定形 A5二つ折り、B5三つ折り

参考:Sizeinfo 封筒サイズの一覧表 
https://www.size-info.com/envelope/
(閲覧2023/11/15)

※重さの目安は素材によって変わることがあります。

角形封筒の重さの目安

角形封筒は、長形封筒よりも横幅が広く、A4やA5サイズの用紙を折らずに収めることができます。

ただし、多くのサイズが定形外郵便として扱われる点に留意してください。

A4サイズの書類を折りたたまずに封入できる角形2号は、履歴書や契約書などの重要文書や、折り曲げられないカタログなどの収納に適しています。

【角形封筒の種類と重さの目安】

名称 サイズ(mm) 重さの目安 定形/定形外 主な用途
角形0号 287×382 約 23.0 g 定形外・規格外 A4またはB4
角形1号 270×382 約 21.7 g 定形外・規格外 A4またはB4
角形2号 240×332 約 16.7 g 定形外・規格内 A4またはB4
角形3号 216×277 約 12.6 g 定形外・規格内 B5
角形4号 197×267 約 11.0 g 定形外・規格内 B5
角形5号 190×240 約 9.6 g 定形外・規格内 A5
角形6号 162×229 約 7.8 g 定形外・規格内 A5
角形7号 142×205 約 6.1 g 定形外・規格内 B6
角形8号 119×197 約 3.9 g 定形 B5三つ折り

参考:Sizeinfo 封筒サイズの一覧表 
https://www.size-info.com/envelope/
(閲覧2023/11/15)

※重さの目安は素材によって変わることがあります。

これらの情報を活用することで、適切な角形封筒の選択と郵送料金の算出が可能となるでしょう。

洋形封筒の重さの目安

洋形封筒は、封筒の空き口が長辺についていて、中身を横長にして封入するタイプの封筒を指し、大きく次の2種類に分けられます。

  • カマス貼り:二つ折りした紙の両端をノリで貼り合わせるタイプ
  • ダイヤモンド貼り(ダイヤ貼り):フタ部分が三角形になっているタイプ


洋形封筒は、メッセージカードや便箋などを封入する際に使われることが多く、ほとんどが定形郵便で送れます。

【洋形封筒の種類と重さの目安】

名称 サイズ(mm) 重さの目安 定形/定形外 主な用途
洋形0号 235×120 約5.9g 定形 A4三つ折り
洋形1号 176×120 約4.4g 定形 A5三つ折り、招待状、カード
洋形2号 162×114 約3.9g 定形 A5二つ折り、ハガキ
洋形3号 148×98 約3.0g 定形 B5十字折り
洋形4号 235×105 約5.2g 定形 B4三つ折り
洋形5号 217×95 約4.3g 定形 A4二つ折り
洋形6号 190×88 約3.9g 定形 B5三つ折り
洋形7号 165×92 約3.2g 定形 A4三つ折り

参考:Sizeinfo 封筒サイズの一覧表
https://www.size-info.com/envelope/
(閲覧2023/11/15)

※重さの目安は素材によって変わることがあります。

郵便物の重さの測り方

郵便物や封筒の重さを自分で測る方法として、次の3つの手段を紹介します。

  • 量りや体重計を使用する
  • 封筒・同封物の重さから算出する
  • 郵便料金を算出できる専用はかりを活用する


それぞれ郵便物や封筒の重さの測り方について、詳しく解説します。

量りや体重計を使用する

量りや体重計を使用すると、郵便物の重さを正確に測定できるでしょう。

ただし、一般的な家庭用体重計の測定単位はおおむね1,000グラム単位であり、精度が高いものでも500グラム単位です。

このため、体重計は小さな郵便物や定形郵便の重さを計測する際には適していませんが、定形外郵便物の重さを量るのに向いているでしょう。

また、業務において、頻繁に様々な封筒を用いる部署では、量りを常備することが望ましいです。

封筒・同封物の重さから算出する

封筒と中に入れる紙の重さを知ると、封筒に何枚の紙を入れられるかが想定しやすいでしょう

ここでは、よく使われる長形3号と角形2号封筒を例に説明します。

【長形3号封筒(定形郵便)】

  • 84円で送る場合、封筒と紙の合計25g以内
  • 封筒の重さは約4.7g、A4用紙1枚の重さは約4g
  • 5枚のA4用紙(20g)+ 封筒(4.7g)= 24.7gで、84円で送付可能

【角形2号封筒(定形外郵便)】

  • 120円で送る場合、封筒と紙の合計50g以内
  • 封筒の重さは約16.7g、A4用紙1枚の重さは約4g
  • 8枚のA4用紙(32g)+ 封筒(16.7g)= 48.7gで、120円で送付可能
  • クリアファイルを使う場合は、クリアファイル(25g)+ 2枚のA4用紙(8g)+ 封筒(16.7g)= 49.7gが120円で送付可能

郵便料金を算出できる専用はかりを活用する

自宅にいながら郵便物の重さと料金を簡単に測定できる方法があります。

アプリを利用することで、郵便物の重さだけでなく、郵便料金を簡単に算出できる専用はかり「dotscale(ドットスケール)」がリリースされました。

アプリを使えば、dotscaleに郵便物を置くだけで、郵便料金を自宅で簡単に把握できます。

料金が変更されたり、新しい配送方法が追加されたりしても、アプリの更新によっていつでも最新の情報に基づいて測定できる点は安心です。

興味ある方は下記サイトをチェックしてください。

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郵便物の種類と封筒の選び方の事例紹介

次の場合に、封筒の種類によってどのような郵便物を送れるかを説明します。

  • 定形郵便で送る場合
  • 定形外郵便で送る場合


それぞれ封筒の選び方と送れる郵便物を確認しましょう。

定形郵便物で送る場合

定形郵便物を送る際には、長形封筒や洋形封筒が一般的です。

長形封筒は、もっとも一般的な封筒の一つで、A4やB5サイズの書類を折りたたんで封入する場合に適しているでしょう。

洋形封筒は、日本では招待状やお祝い状など、フォーマルな場面で利用されることが多いので、馴染みがある方も多いです。

一般的によく使う封筒に入れる書類の枚数など、次の表を参考にしてください。

【定形郵便物における封筒の種類と送付可能な郵便物の目安】

  長形3号 長形4号 長形40号 洋形0号
用紙 A4 B5 A4 A4
折り方 三つ折り 四つ折り 四つ折り 三つ折り
封筒重さ 約4.7g 約3.1g 約3.4g 約5.9g
用紙重さ 約4g 約3g 約4g 約4g
84円で送付可能な枚数 5枚 7枚 5枚 4枚
94円で送付可能な枚数 11枚 15枚 11枚 11枚

定形外郵便物で送る場合

多くの角形封筒は、定形郵便物です。

角形封筒は、A4やB5サイズの手紙や書類を折らずに収められるため、履歴書、契約書、カタログ、パンフレットなど折り目をつけたくない文書の郵送に適しているでしょう。

定形外郵便物の規定内の料金で送るには、封筒のサイズや重さだけでなく、厚さを3cm以内におさえるように注意が必要です。

一般的によく使う封筒に入れる書類の枚数など、次の表を参考にしてください。

【定形外郵便物における封筒の種類と送付可能な郵便物の目安】

  角形1号 角形2号 角形3号 角形6号
用紙 B4 A4 B5 CD/DVD
折り方 折らずに 折らずに 折らずに 折らずに
封筒重さ 約21.7g 約16.7g 約12.6g 約7.8g
用紙(CD/DVD)重さ 約6g 約4g 約3g 約18g
84円で送付可能な枚数 4枚 8枚(2枚) 12枚 2枚
94円で送付可能な枚数 13枚 20枚(14枚) 29枚 5枚

※角形2号の括弧内は、クリアファイル1枚(25g)を想定し、送付可能な用紙枚数

オプション料金も押さえておこう

封筒の重さから郵便料金を把握する場合、オプション料金も知っておくと良いでしょう。

押さえておきたいオプション料金は次の3通りです。

  • 速達(ポストで投函可)
  • 書留(ポストで投函不可)
  • 特定記録(ポストで投函不可)


それぞれのオプション料金について、詳しく解説します。

速達(ポストでの投函可)

速達サービスを利用して郵便を送る際は、通常の郵便料金に加えて追加料金が発生します。

この追加料金は、必要な額面の切手を郵便物に貼り付ける必要があり、貼付後はポストに投函でも郵送可能です。

速達郵便物を投函する際の注意点として、封筒の種類によって赤い線の描き方が異なります。

  • 縦長の封筒:表面の右上部分に赤い線を記載
  • 横長の封筒:右側部分に赤い線を記載


速達サービスを使えば、大切な郵便物を迅速に届けることが可能です。

【郵便物(手紙・はがき)の速達料金】

重量 料金※基本料金に加算
250gまで +260円
1kgまで +350円
4kgまで +600円

引用:郵便局サイト 速達
https://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/sokutatsu/index.html
(閲覧2023/11/15)

書留(ポストでの投函不可)

書留サービスは、郵便物の引受けから配達までの過程を記録し、郵送中の事故が発生した際に損害額を補償するサービスです。

【書留の種類と料金】

書留の種類 概要 料金
現金書留 現金を送付する場合専用の一般書留。のし袋も入る大きさなのでお祝いを送るときにも便利。 +480円(基本料金に加算)(損害要信頼1万円まで)さらに5,000円ごとに+11円(上限50万円)
一般書留 引受けから配達までの送達過程を記録。郵便物等が破損・紛失した際には実損額を賠償する。 +480円(基本料金に加算)(損害要信頼10万円まで)さらに5,000円ごとに+23円(上限500万円)
簡易書留 一般書留に比べて料金が割安。賠償額は原則として5万円までの実損額となる。引受けと配達のみを記録。 +480円(基本料金に加算)(損害要信頼5万円まで)

引用:郵便局サイト 書留
 https://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/kakitome/index.html
(閲覧2023/11/15)

このサービスを利用すると、郵便物の損失や破損に対して、一定範囲内で実際の損害額が賠償されます。

特定記録(ポストでの投函不可)

特定記録は、郵便物の引受けを記録するサービスです。

このサービスは、個人の方がオークションの商品を発送する際や、法人の方が納品書や請求書などを送付する際に特に役立つでしょう。

特定記録の加算料金は、郵便物・ゆうメールともに160円です。

特定記録サービスを利用することで、重要な文書の発送時に安心と確実性を得られるでしょう。

まとめ

本記事では、封筒や紙の重さから郵便料金を算出する方法について解説しました。

ポイントは以下の3つです。

  • 封筒には、定形郵便と非定形郵便(規格内・規格外)があり、サイズと重さによって郵便料金が決まる
  • 封筒の重さを知っておくと、量りを使わなくても郵便料金の目安がわかる
  • よく使う封筒の重さを知っておくと、封筒や切手の管理がしやすく、経費削減にも繋がる


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※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。