腰袋は工具や小物をすぐに取り出せるように整理して持ち運べる便利な道具です。
しかし用途に合わないものを使っていると、動きにくくなったり、必要な道具がすぐに取り出せなかったりすることもあります。
最悪の場合は腰袋が原因で怪我や事故につながってしまうことも…。
そこで本記事では職種や作業内容に応じて選べる腰袋を厳選して紹介します。
軽さや丈夫さ、収納のしやすさなど、それぞれの特徴を解説するので、あなたにぴったりの一品を見つけてください。
腰袋とは腰に装着して工具や小物を収納するための携帯用バッグのことです。
作業中に必要な工具を取りに行く手間を省けるほか、道具の置き忘れや紛失も防げるため、無駄な移動や確認作業を減らすことができ、作業を効率良く進められるようになります。
建設現場や工場、DIYやメンテナンス作業、さまざまな職場で広く使用されており、その職業や作業に応じて様々な商品が展開されています。
腰袋は作業時に使用することもあり、適切な選び方をする必要があります。下記では腰袋の選び方についてご紹介します。
腰袋を選ぶ際に重要なのがサイズ感です。当然ですがサイズは使用者の体格と作業スタイルに合わせましょう。
幅が広すぎると歩行時に邪魔になり、逆に狭すぎると必要な工具が入らないなど、かえって作業の邪魔になってしまいます。
またサイズの高さについても、しゃがんだ時に地面に接触しないか、など実際に装着して動いてみるのが重要です。
実際に持ち運ぶ工具の種類や数量に応じて、ポケットの数や配置、仕切りの有無といった収納力をしっかり確認しておきましょう。
通年で使用できるよう、季節や現場によって工具が変わる場合も考慮して選んでおくと安心です。
なお使用頻度の高い工具は、手が届きやすい位置に収納できるかどうかが重要です。
また重量のある工具は、体の重心に近い腰部中央に収めることで、作業中のバランスが取りやすくなり、身体への負担も軽減されます。
さらに釘やビスなどの細かい部品を種類ごとに分類・整理できる小型ポケットや専用スペースがあると、作業効率がより向上しますよ。
工具1つ1つは重く、高所での作業など、腰袋が作業中に破れることで危険なトラブルの原因になることもあります。
そこで頑丈さをチェックするためにも素材を確認しておきましょう。
腰袋で使われる一般的な素材は、革・ナイロン・帆布の3つがあげられます。
革製は耐久性が高く、使い込むほど体になじんでくるのが特徴です。ただし重さがあり、水に弱い点には注意が必要です。
ナイロン製は軽くて水に強く、汚れも落としやすいため、屋外や動きの多い現場におすすめ。引き裂きや摩耗にも強く、扱いやすい素材となっています。
帆布製は主に綿を高密度に織った厚手の布が使用されている腰袋です。
適度な硬さと強度、通気性があるため蒸れにくいのが特長です。工具の重さにもしっかり耐えるため、日常的な現場作業でも安心して使えます。
革に比べて軽く、ナイロンほど軽量ではないものの、適度な硬さと強度が特徴です。
一方で水分に弱いというデメリットがあります。濡れた状態が続くと生地が傷みやすく、カビや劣化の原因になることも。
上記の通り、素材に応じて特徴は異なるため、作業の内容や環境に合わせて、自分に合った素材を選びましょう。
腰袋を選ぶうえで、作業内容や使用シーンに合わせた着脱のしやすさも大切なポイントです。
腰袋の中でも一般的なのがベルト通しタイプ。腰ベルトに直接通して使用するため、安定感があり、動いてもズレにくいのが特徴です。
一方バックルやフック付きのタイプは、腰ベルトにワンタッチで装着・取り外しができる構造になっており、着脱が簡単。
荷物の積み下ろしや車の乗り降りが多い作業など、腰袋をこまめに付け外ししたい場合におすすめです。
最近ではマジックテープやスナップボタン式の製品も展開されているものの、強度の面では注意が必要です。
重い工具を入れる場合はしっかり固定できる構造のものを選ぶことが安心です。
電工の作業は、高所作業や狭い場所での作業が多く、工具の出し入れのしやすさ、軽さがポイントです。
両手を使う場面が多いため、下記のような片手でも工具を取り出しやすい深さや角度の工夫がされたタイプを選ぶと良いでしょう。
また高所での使用を考慮して、しっかりと固定できるベルト通しタイプを選ぶと安定感が増します。
大工の作業では金槌や鋸、スケールなど多くの工具を使い分けるため、収納力と整理のしやすさが重要なポイントです。
複数のポケットがあり、それぞれの工具を区別して収納できるタイプが便利です。
また作業中に腰をかがめたり立ったりする動作が多く、かつ万が一の場合の頑丈さも求められます。
そのため下記のように革製や厚手の帆布製など、工具の重さにもしっかり耐えられる素材を使用した腰袋がおすすめです。
塗装作業では塗料の付着や水濡れに備えて、汚れが落としやすく、下記のような水に強いナイロン製や撥水加工を施した帆布製のものがおすすめです。
また塗料が付着してもすぐに取り外して洗えるよう、バックルやフックで簡単に着脱できるタイプを選ぶと便利です。
軽さと耐久性のバランスを重視し、必要な道具が取り出しやすいポケット配置も確認しておきましょう。
現場監督の場合メジャーや図面、チェックリスト、筆記用具などをすぐに取り出せる収納性を重視するとより仕事を効率よく進められるようになるでしょう。
また現場内の移動が多いため、軽量であるかどうかも重要です。
下記の商品はサイズは若干大きいものの、250gという軽量設計でありながら、ペン類なども収納しやすく、かつ書類も入れられるようになっているためおすすめですよ。
とにかく大容量なのが気に入っています。片手で中身を取り出せるようになっているので、もう一方の手がふさがっているときにもとても便利です。デザインもスタイリッシュで、新しく購入した際には「どこで買ったの?」と周囲からよく聞かれるほどでした。見た目にもこだわって選んだので、その点でも大満足しています。
きょん さん/男性/23歳/鳶職
現在使っている腰袋は仕切りが非常に細かく分かれていて、各ポケットも大きめなので、工具を整理しながら収納できる点がとても便利です。またインパクトドライバーなどもサイドのフックに掛けて持ち運べるため、作業内容に応じて柔軟に使えるのも助かっています。ただし雨天時での作業の際、乾きにくいのが難点です。工具が錆びないか気を使う場面もあるので、もっと速乾性に優れていれば理想的だと感じています。
たくま さん/男性/42歳/建設作業員
現在愛用している腰袋の気に入っているポイントは、収納力の高さです。ポケットが広く、道具類もしっかり収まるので、使い勝手はとても良いです。値段のわりに生地もしっかりしていて丈夫なので、コストパフォーマンスも高いと感じています。ただひとつ気になるのは、収納したものが袋の中でコロコロ動いてしまい、ややバタつく点です。そこだけが惜しい部分ですが、全体としては満足しています。
倉本はにわ さん/男性/23歳/電気工事士
コンパクトながら収納力が高く、とても使いやすいのが気に入っているポイントです。ポケットの数が多く、リングスリーブなどの接続器具を種類ごとに分けて収納できるため、作業中も手の感覚だけで目的のものを取り出せて非常に便利です。またドライバーやペンチなど頻繁に使う工具にも専用ポケットがあり、視線を移すことなく収納・取り出しができるので作業がスムーズに進みます。視線を逸らさずに作業できることで配線ミスも防げるため、結果的に作業効率が大きく向上しました。
蓬 さん/男性/48歳/電気工事士
アパレル系の店内でリニューアルオープンの際などに現場に携わることが多いのですが、本業の大工さんなどと違って、アパレル系の什器に使うようなフックや装飾に必要な道具を入れられることが必須になってきます。そのためある程度幅が広いことが重要で、重さよりも引っ掛けられる場所やすぐにワンタッチで取り出せるようなポケットになっていることが大切です。一方で大きめな大工道具を使う事はあまりないので、重さとしてはそこまで要求しません。ベルト部分は太めの方が安定感があるので、立ったり座ったりするときにずれなくて良いです。
あおぽん さん/男性/40歳/アパレル系内装
価格 | 12,111円 |
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サイズ | 幅1200×奥行40×高さ250mm |
素材 | - |
プラノの「腰袋 52180TB」はコードレスドリルを固定できる専用ホルダー、15個のポケットを備えている多収納な腰袋です。
クイックリリース式のバックルによって、着脱の手間を減らせるようになっているので、よりスムーズに作業ができるようになっています。
価格 | 3,201円 |
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サイズ | 幅340×奥行150×高さ330mm |
素材 | ポリエステル |
高強度のバリスティック加工1680デニール素材を使用し、摩耗に強い丈夫な作りとなっている三共コーポレーションの二段式腰袋です。
上段と下段に分かれた収納スペースにより、工具や小物を効率よく整理できます。現場での耐久性と使いやすさを両立させた腰袋となっています。
価格 | 5,924円 |
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サイズ | 幅350×奥行100×高さ350mm |
素材 | ナイロン |
KHの「1680D超軽量シリーズ ネイルバッグ」は、強度と軽さを兼ね備えた1680デニール素材を使用し、現場での動きやすさに配慮された腰袋です。
曲尺収納スペースが付いており、工具と一緒に測定具なども効率よく携帯できます。
シンプルながら実用性を重視したデザインのため、作業の流れを妨げない使い勝手となっています。
価格 | 3,960円 |
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サイズ | 幅150×奥行45×高さ260mm |
素材 | ファブリックポリエステル |
エスコの「ツールポーチ(4ポケット)150×45×260mm」は、軽量性と使い勝手の良さが特徴の腰袋です。
ベルト通しとポケットフラップの2WAY取付仕様により、状況に応じて取り外しが可能。
また4つのポケットに加えてビニールテープホルダーやループが付いているため、小物や工具を整理しやすく設計されています。
価格 | 5,313円 |
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サイズ | 幅195×奥行135×高さ230mm |
素材 | 高密度ナイロン(PVCフィルム+EVAフォーム材5層構造) |
収納力と取り回しの良さが特徴的な腰袋がエスコの「着脱式腰袋195×135×230mm」です。
ナイロンにPVCフィルムとEVAフォームを重ねた5層構造で、軽さと耐久性を両立。
後付けタイプのホルダー仕様により、腰ベルトを外さずに取り付けられるため、装着の手間を軽減できます。
価格 | 5,555円 |
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サイズ | 幅210×奥行180×高さ270mm |
素材 | 布、EVA樹脂 |
フジ矢の「ウエストライン電工ターポリンバッグ タイプC」は耐久性の高いターポリン素材を使用しており、擦れや汚れ、水濡れに強い仕様になっています。
底面にはEVA樹脂を使用することで、型崩れしにくく、尖った工具にも対応できる丈夫な構造です。
幅広のベルトにも対応しており、サイドポケットやホルダー付きで、電工作業を効率よくサポートしてくれます。
価格 | 1,331円 |
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サイズ | 約幅130×奥行80×高さ180mm |
素材 | - |
三共コーポレーションの「コースレッドケース」はバリスティック加工生地が使用され、耐久性と約140gの軽量性を併せ持つ腰袋です。
収納は2段式で工具やコースレッドを整理しやすく、型崩れしにくい設計で安心して持ち運べます。
価格 | 6,015円 |
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サイズ | 幅200×奥行141×高さ250mm |
素材 | ナイロン |
高密度ナイロンをPVCフィルムでコーティングし、EVAフォームを挟んだ独自の5層構造素材によって、高い耐摩耗性・耐突き刺し性・防水性を実現させた腰袋です。
丸型のセフツインフックを採用しているため、腰ベルトからの着脱が滑らかであることに加え、工具を省スペースで整理できる多段ポケットと大口ポケットも搭載されています。
価格 | 3,969円 |
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サイズ | 幅235×奥行90×高さ320mm |
素材 | ポリエステル |
「フレックスファブリック」と呼ばれる三層構造の新素材により、天然皮革の約1/3の軽さを実現しつつ、引き裂きや突き刺しにも強い耐性を備えた腰袋です。
はっ水加工により汚れや水の侵入を防ぎ、256gの軽量設計も魅力。
3段構造により工具や小物を整理しやすく、ベルト幅75mmまで対応する仕様で、現場での機動力と使い勝手を両立させています。
価格 | 14,034円 |
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サイズ | 幅254×奥行114.3×高さ292.1mm |
素材 | 1680デニール防弾繊維 |
KLEIN TOOLSの「ツールポーチ 15ポケットは、高い耐久性を確保しつつ約820gで扱いやすい設計となった腰袋です。
大小混合のポケット構成により工具や小物を整理しやすく、腰周りで効率よく収納できる構造になっています。
黒を基調としたデザインながらも中身にはオレンジ色の配色がされており、見た目やデザインを重視する方にもおすすめです。
価格 | 5,896円 |
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サイズ | 幅150×奥行80×高さ205mm |
素材 | ポリエステル |
DIYや現場監督など、動きやすさを求める方におすすめなのが「エスコ ツールポーチ 150×80×205mm」です。
ポリエステル製の本体にメインポケット用のファスナーカバーが付いており、スナップで開口部を固定できる設計です。
大小さまざまなポケットとメジャー用クリップ、カラビナを備えているため、小物や測定器具を整理しやすくなっています。
価格 | 19,103円 |
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サイズ | 幅190.5×奥行57.2×高さ215.9mm |
素材 | キャンバス地、レザー |
デザイン性にこだわりたい方はKLEIN TOOLSの「ツールポーチ 5ポケット ブラウン」がおすすめです。
色展開(ホワイト)もありつつ、キャンバス地とレザーを組み合わせた堅牢な作りとなっています。
大小のポケットもあり、工具や小物を整理しやすく収納性にも優れています。
色違いで揃えて雰囲気を変えることもできる、機能性と見た目を両立した腰袋です。
価格 | 10,681円 |
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サイズ | 幅215×奥行100×高さ250mm |
素材 | 羊革 |
エスコの「ツールポーチ」は、高品質な成型羊革を使用された、型崩れしにくい腰袋です。サイズは約215×100×250mmで、ベルト通し幅50mmに対応。
テープフッカー付きの設計によって使用中の道具が落ちにくく、工具や小物を整理しやすいポケット構造となっています。
価格 | 4,599円 |
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サイズ | 幅180×奥行115×高さ230mm |
素材 | 仕上/EVA、PEVA、PVC、ポリエステル、アルミ |
ペンギンエースの「HUSOLID TOOLGEAR」は、実用性の高い腰袋です。
PVCコーティングが施された生地は、水や汚れに強く、日々の使用でもへたりにくい耐久性となっています。
また内外にはファスナーポケットが設けられており、工具だけでなく細かな部材も安全に収納できる設計になっています。
価格 | 15,799円 |
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サイズ | 幅178×奥行64×高さ254mm |
素材 | 本革 |
KLEIN TOOLSの「レザーツールポーチ」は無骨なデザインが特徴的な腰袋です。
アメリカ製の高品質な本革が使用され、リベット補強とステッチで高い耐久性を確保。
また178×64×254mm のコンパクト設計ながらも、大小のポケットによりドライバーやペンチ、テープなどを整理して携帯可能です。
この記事では腰袋の選び方を始め、おすすめの15選を紹介しました。ポイントは以下の3つです。
なお、腰袋を購入するのであれば、カウネットの通販がおすすめです。
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※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。