ホワイトボードをキレイにする方法のカギは、汚れの原因の知識を知ることと、日々の正しいメンテナンスがポイントです。
ホワイトボードは会議や講習など便利に使えますが、書いて消してを繰り返すと、どうしても汚れが目立ってしまいます。
買い換えることもひとつの方法ですが、買い換えずに今あるホワイトボードをキレイにする方法があるのをご存知ですか?
汚れの原因分析と、正しいメンテナンス方法を把握すれば、しつこい汚れにも対応できます。
正しい掃除方法とメンテナンスの注意点は以下の通りです。
どうしてもキレイにならない、しつこい汚れには再生コーティングや専用シートを使うという選択もおすすめです。
ホワイトボードの汚れを落としてキレイにする方法を紹介するので、もっと詳しくチェックしてみましょう。
画像引用:床掃除 フローリング|photo AC
長く使っているホワイトボードは、気がつけば汚れが落ちなくなってしまうものです。 キレイにしたいけれど、その掃除方法が分からない、という人も少なくありません。
そこでホワイトボードをキレイにするおすすめの掃除方法を紹介します。
汚れの度合いによって、掃除方法を変える必要があるため、汚れの軽い順に掃除方法を確認してみましょう。
軽い汚れであれば、水拭きだけでも充分にキレイになります。
水拭きする際には、ホワイトボードの表面が傷付かないように、柔らかい生地のタオルを使いましょう。
水に濡らしたタオルは、しっかり絞ってから使います。水拭き後は水分が残らないように、しっかりと乾拭きをしてください。
乾拭きせずに表面に水が残っていると、その水滴が汚れになるので注意してください。
水拭きではキレイにならない場合は、ホワイトボード専用クリーナーや、エタノールを使って掃除します。
エタノールは薄めたものを使用、手軽に掃除するならシートタイプのクリーナーがおすすめです。
きれいに掃除した後は、必ず水拭き+乾拭きも忘れずにしてください。
専用クリーナーや薄めたエタノール以外、例えば除光剤やクレンザーなどは、表面を溶かしたり、キズの原因になるので避けましょう。
水拭きや専用クリーナー、エタノールで掃除しても汚れが残る場合は、コーティングの見直しをする必要があります。
すでに黒ずんで汚れが取れない場合には、シートを貼って再利用する方法もあります。
貼り付けるだけの簡単なホワイトボードシートもあるので、利用してみましょう。
【おすすめのホワイトボードシート】
マグエックス マグネットホワイトボードシート 300×450mm タテ300×ヨコ450mm | コクヨ マグネットホワイトボードシート タテ300×ヨコ450×厚さ0.8mm |
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マグネットタイプでそのまま貼付け可能 | 裏面にマグネットがあるので取り外しが簡単 |
ホワイトボードをキレイに保つためには汚れの原因を知って、原因対策のメンテナンスを行う必要があります。
ホワイトボードの汚れとなる原因は主に4つです。
オフィスやセミナーなどで使用頻度が高いホワイトボードは、使う時間が長く、汚れが落ちにくくなってしまうこともよくあります。
まずはホワイトボードが汚れてしまう原因を把握して、キレイな状態を保てるようにしてみましょう。
画像引用:ホワイトボード ビジネス|photo AC
ホワイトボードに書き込んだものを消すタイミングが、汚れの原因になります。
実はホワイトボードのマーカーインクは、消すのが早すぎても長時間放置してもよくありません。
書いてからすぐに消すと、マーカーインクが乾いていないためにインクが伸びてしまいます。
書き損じたときは、すぐに消したい気持ちをグッと抑えて少なくとも30秒は乾かしてから消すようにしてください。
また、書いてから時間が経ちすぎても、消しづらく汚れの原因になるので注意です。
1日以上消さずにそのままのマーカーインクは、消しにくくあとが残って汚れてしまいます。
ホワイトボードに書かれたものを消すのは書いてから最低でも20-30秒は経過してからにしましょう。長めに放置したとしても、その日のうちに消すようにしてください。
ホワイトボードの表面に、ホコリがある状態で記入すると、インクが乾いたときに消えにくくなります。
また、表面の塗装が剥がれたり、キズがつくとそこに入ったインクが消えにくくなることもあり、汚れてしまう原因につながります。
表面の塗装は寿命や劣化もあるので、劣化がひどい場合の対策として、ホワイトボードの買い替えも選択肢の1つに入れておきましょう。
【おすすめのホワイトボードシート】
カウネット スチールホワイトボード 450×600mm | スチール板面ホワイトボードT字脚 両面 |
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ホワイトボードに書いたものがキレイに消えない、というときはイレイザー側に要因があることもあります。
イレイザーの表面にインクが固まった状態ではキレイに消せないため、汚れていないか、しっかりと確認してください。
イレイザーを定期的に点検しないと、乾燥したインクがホワイトボードの表面塗装を傷つけてしまうこともあります。
インクが固まっている場合は、水洗いできる商品か確認のうえ、可能であれば水洗いしてください。
濡れた状態では逆にホワイトボードが汚れる原因となるため、水洗い後はしっかりと乾燥させてから使いましょう。
同じホワイトボードマーカーを長期間使っていると、薬剤の効果が薄れて消えにくくなる場合もあります。
ホワイトボードからキレイに消せる成分である剥離剤は、経年劣化していないかチェックしましょう。
薬剤劣化による汚れを防ぐためにも、定期的にマーカーを買い換えるようにしてください。
【おすすめのホワイトボードマーカー】
カウネット ホワイトボードマーカー 丸芯 黒 ブラック 1本 | パイロット ボードマスター ホワイトボードマーカー 中字 |
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水拭きなど簡単なクリーニングでは取れない頑固な汚れには、専用クリーナーを使うのがベストです。
クリーナーを使って掃除すれば、専用クリーナーであれば汚れを取り除くだけでなく、長持ちさせることにもつながります。
水拭きでは取れない汚れにはクリーナーを試してみましょう。ホワイトボード専用の、おすすめクリーナーを紹介します。
【おすすめのホワイトボード専用クリーナー】
プラス ホワイトボードクリーナー(シートタイプ) 約200×300mm メッシュシート 1パック(20枚入) | マグエックス ホワイトボード用クリーナー | コクヨ ホワイトボード用クリーナー スプレータイプ 180ml |
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アルカリ電解水でべたつきなしで掃除ができる | 電解水の力で汚れを置かせて落とす、ブラックボードやOA機器の掃除にもおすすめ | スプレータイプのクリーナー、頑固な汚れにも対応できます |
ホワイトボードのクリーニング方法はいくつかありますが、やり方を間違えると表面にキズがつき、汚れの原因になってしまうので注意が必要です。
以上4つの点に注意して、ホワイトボードをキレイにしてみましょう。
マーカーが消えないからといって、イレイザーで強くこするのは逆効果です。
強くこすってしまうと、摩擦で表面の塗装が剥がれたり、キズが付く可能性が高くなります。
ホワイトボードの表面にキズが付いてしまうと、その隙間にマーカーのインクが入り込み取れなくなります。
また、イレイザー以外の固いものでこするのもNGです。
画像引用:スポンジ|photo AC
キッチン掃除に便利なメラミンスポンジですが、ホワイトボードのように塗装が施されているものは、表面塗装が剥がれるので使わないようにしてください。
メラミンスポンジは柔らかいスポンジのようですが、硬い無数の網目で汚れを落とします。
その網目が研磨の役割を果たして汚れを落とすので、ホワイトボードの掃除には適していません。
使ってすぐはキレイになりますが、その後表面塗装のキズができると余計に汚れが目立ってしまったり、劣化を早めることになります。
中性洗剤は掃除に使うこともありますが、ホワイトボードには使用しないのが無難でしょう。
中性洗剤に含まれている界面活性剤成分には要注意です。
界面活性剤は汚れを取る効果はありますが、成分が残っているとマーカーインクと混ざって逆に落ちない汚れになってしまいます。
その場合、無理にキレイにしようとすればホワイトボードのコーティングを痛める危険もあります。
また、界面活性剤成分が残ると、インクを弾いてしまうので、マーカーが使えなくなる原因ともなります。
画像引用:注意のイメージ|photo AC
インクなどの汚れにはアルコールで掃除、と考える人も少なくありません。
しかし、アルコールで汚れは落ちますが、できるだけ使用頻度や濃度は低くして使うようにしましょう。
ホワイトボードの掃除には、薬局で販売されている無水エタノールを薄めて使うと良いでしょう。
普段は水拭きにとどめて、汚れが目立つときのみ、薄めて利用してください。
これまでに紹介したどの掃除方法を試しても、ホワイトボードがキレイにならない場合があります。
これはホワイトボード表面の塗装面の劣化が原因なので、いくら掃除してもキレイになりません。
どうしてもキレイにならないときは、再生コーティングやシートを貼る、という選択もあります。
傷や塗装の剥がれが考えられる場合は、再生コーティングも選択肢の1つです。
塗装が剥がれたホワイトボードはマーカーインクが消えにくく、どんどん汚れてきます。
ホワイトボード表面をマグネットで強く擦った覚えのある場合には、再生コーティングを試してください。
また、メラミンスポンジや古い雑巾などで掃除してキズが付いたときにも、この方法がおすすめです。
既に黒ずんでしまって汚れが取れない場合にはシートを貼って、ホワイトボードを再利用する方法もあります。
ホワイトボードシートはこれまで使用していたホワイトボードの上から貼るだけで簡単に新しいものに変えることができます。
ホワイトボードシートを使う際は、再度張り替えるときに糊が残らないタイプがおすすめです。
マグネットタイプなら、貼り替えも簡単、糊が残る心配もありません。
【おすすめのホワイトボードシート】
マグエックス マグネットホワイトボードシート | コクヨ マグネットホワイトボードシート |
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マグネットシートタイプで、ホワイトボードだけでなくスチール壁面にも使える | スチール面に設置可能なマグネットタイプ |
ホワイトボードをキレイにするには、汚れの原因と正しいメンテナンス方法を知ることが重要です。
ポイントは以下の3つです。
汚れの原因となる消すタイミングやホコリ・キズに注意することはもちろん、イレイザーの汚れやマーカーインクの劣化などにも気をつけてください。
なお、ホワイトボード関連を購入するのであれば、カウネットの通販がおすすめです。
カウネットなら2,500円のご注文で送料当社負担です。
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※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。