キッチンの収納ラベルから子どもの持ち物の名前付け、書類や備品の管理まで、日常生活やビジネスシーンで活躍する「ラベルライター」。
シール状のラベルを手軽に印刷できるのがメリットで、近年はさまざまな機能やデザインが登場しています。
選択肢が多いのは良いことですが、種類が多すぎて選び方に迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、使用シーンや機能別におすすめのラベルライター12選を紹介します。
ラベルライターの種類や印刷方式、機能面での選び方ポイントも詳しく解説するので、あなたにぴったりの1台を見つけてください。
ラベルライターとは、文字や記号、絵文字などをテープ状の用紙に印字する電子機器です。
ラベルライターで作成したラベル(シール)を収納ボックスやファイル、調味料の瓶などに貼り付けることで、中身を見やすく・分かりやすく表示できます。
ラベルライターは家庭での整理整頓に役立つだけでなく、オフィスや店舗での備品管理や在庫ラベリング、工場・病院・教育現場などビジネスの現場にも欠かせない存在です。
最近ではフォントや絵文字が豊富で、見た目にもかわいい・おしゃれなラベルが作れる機種も多く、デザイン性も向上しています。
ラベルライターは「スマホ連携型」「PC連携型」「キーボード入力型」の大きく3つの種類に分類され、それぞれ操作方法や使える機能、用途に違いがあります。
どのタイプにも長所と短所があるため、使用シーンやラベルの使用頻度などに合わせて選ぶことが重要です。
以下では、それぞれの特徴を詳しく紹介します。
スマホ連携型ラベルライターは、BluetoothやWi-Fiを通じてスマートフォンと接続し、専用アプリを使って操作するタイプです。
画面上でレイアウトを調整したり、フォントや絵文字を選択できたりと、直感的な操作ができるのが特徴。
テンプレートも豊富に用意されており、デザイン性の高いラベルを誰でも簡単に作成できます。
また小型・軽量なモデルが多く、持ち運びも便利なため、家庭向けで手軽に使いたい人に人気です。
料理の保存容器や子供の持ち物の名前付け、コスメ収納のラベリングなど、家庭内でのおしゃれな使い方にぴったりです。
PC連携型は、USBなどでパソコンと接続して使用するタイプで、より細かいデザイン設定や高度な編集が可能です。
印刷精度も高いことから、オフィスでの備品・在庫管理をはじめ、工事現場での資材識別、医療現場でのサンプル管理など多種多様なシーンで活用されています。
専用ソフトウェアを使えば、会社名・部署名入りの名札、バーコード付きのラベル、連番付きの管理ラベルなど、業務用途に適した複雑なレイアウトも作成が可能。
一方でパソコンの起動や接続が必要になるため、日常使いよりも業務用途に向いています。
キーボード入力型は、本体にキーボードと液晶画面がついているタイプです。
パソコンやスマホなしで操作・印刷ができ、ネット環境がない場所でも使えるため、家庭からオフィス、倉庫、現場作業まで幅広いシーンで活躍します。
また機種によっては日本語変換機能や記号・枠・絵文字なども充実しており、ラベルのデザイン性も十分。
ACアダプターに加えて乾電池で使用できるモデルも多く、アウトドアやイベントなどの仮設現場でも重宝します。
ラベルライターは印刷方式にも違いがあり、それぞれの方式にはメリット・デメリットがあります。
そのため用途や使用頻度、コスト感などを考慮して、自分に合った方式を選ぶことが大切です。
テープ式は専用のラベルテープに熱転写や感熱方式で印字するタイプで、家庭用から業務用まで幅広く使われています。
文字の視認性が高く、水や油にも強いため、キッチンや屋外、工場などの環境下でも使用できます。
またカラーラベルや透明テープ、装飾柄入りのテープなどバリエーションも豊富で、見た目にこだわる人にもおすすめ。
ただしテープの価格がやや高めで、長期使用ではランニングコストがかかる点に注意が必要です。
インク式は、インクカートリッジを使用してラベルに直接印字するタイプです。
多彩なカラー印刷が可能で、写真のようなグラフィックや細かいデザインも表現しやすいことから、プロモーション用のラベルや店舗での商品表示などに適しています。
自由度が高い一方で、インクの補充や管理が必要で、長期間使わないとインクが乾いてしまうことも。
また印字する素材によってはにじみが出る場合もあるため、使用環境には注意が必要です。
感熱式は、専用の感熱紙に熱を加えることで印字する方式です。
インクやトナーが不要なため、ランニングコストが安く、機器もコンパクトで扱いやすいのがメリット。
主に事務用途や簡易的なラベリング、バーコードラベルなどで使用されています。
ただし印字部分が光や熱に弱いため、食品の賞味期限表示や一時的な識別ラベルなど、短期間の使用に適しています。
ラベルライターの機能性は、使い勝手を左右する重要なポイントです。
以下では、ラベルライターに搭載されている便利な機能を紹介します。
ラベルライターには複数のフォントや文字スタイルが標準で搭載されており、選べるフォント数が多いほど用途に応じて印象を変えられます。
ビジネス文書にはシンプルな明朝体やゴシック体、家庭用にはかわいい手書き風フォントなど、目的によって使い分けることで視認性もデザイン性もアップします。
特に子どもの持ち物用やギフト包装には、やわらかく親しみやすい書体がおすすめです。
ラベルのテープ幅や印刷可能な行数も重要なポイントです。
テープ幅は6-24mmが主流で、機種によっては36mmや50mmなどの広幅にも対応しています。
印刷可能な行数が多いほど情報量も増えるため、表記ラベルや注意喚起ラベルなど、詳細情報を表示したい場合に便利です。
一方で行数が多いと文字が小さくなるので、視認性とのバランスを考えて選びましょう。
最近のラベルライターは、イラストや絵文字を挿入できる機種も増えてきています。
動物や季節のアイコン、記号、フレームなどを使って、視覚的に楽しいラベルが作成できるため、家庭での収納整理や子どもの持ち物、プレゼントのタグ作成などにおすすめ。
絵文字のデザイン数や編集の自由度は機種によって異なるので、どのようなイラストが使えるか事前にチェックしておくと安心です。
ラベルライターには、乾電池式・充電式・ACアダプター式の3種類の電源タイプがあります。
乾電池式はどこでも使える手軽さが魅力ですが、電池の消耗が早いのがデメリット。
AC電源なら安定稼働に優れており、長時間の作業に適していますが、コンセントがない場所では使用できません。
一方で充電式ならランニングコストが抑えられ、コードレスで取り回しも良好です。
使用環境に応じて、適した電源方式を選びましょう。
スマホやPCと連携できるラベルライターは便利ですが、使用するデバイスとの相性も重要です。
まずスマホと連携する場合は、専用アプリがiOS(iPhone)/Androidの両方に対応しているかの確認が必要です。
中にはiOS専用アプリしかない製品や、古いAndroidバージョンに非対応のケースもあります。
またPCと接続して使うタイプは、USB接続やBluetooth、Wi-Fiなど接続方式にも注意が必要です。
対応ソフトがWindows専用であることも多く、Macユーザーは設定や動作に手間がかかることも。
購入前には対応OS・対応アプリ・接続方式を確認して、自分の環境に合ったモデルを選びましょう。
一般的なホームセンターや文房具店でも手軽に購入でき、替えのテープも一緒に売っているため、交換しやすい点が便利です。手書きよりも断然見やすく、ラベルに統一感が出ることで、収納の中でも探しやすくなりました。一方で、ラベルテープの価格が少し高めなのが難点。気に入った色や太さのテープが販売終了になってしまうこともあるため、見つけたときにまとめて購入しておくのが良いと思います。
ねこむら さん/女性/41歳
家庭での収納ラベルや、子どもの持ち物の管理に使うためにラベルライターを購入しました。選んだ理由は有名メーカー製で使いやすそうだったことと、デザインがシンプルでコンパクトだった点です。実際に使ってみると、ボタン操作がとても簡単で、自分好みの見やすいラベルがすぐに作れるのが良かったです。ただし不満点としては、ラベルテープの価格が高めなこと。頻繁には使えず、子どもに貸したところ一気に使い切ってしまいました。購入時には、テープの価格や種類、入手しやすさもチェックしておくと、長く使えてストレスが少ないと思います。
きき さん/女性/39歳
職場で取引先ごとにファイルを整理する必要があり、誰でもすぐに使えるようにキーボードタイプのラベルライターを選びました。最近はスマホ連携タイプもありますが、職場では不特定多数の人が使うため、スマホと連携させるよりも、そのまま本体で直接入力して印刷できるほうが断然便利です。
ポンタ さん/女性/34歳
職場の書類整理や自宅の収納ラベル作成に便利だと思い、ラベルライターを購入しました。シンプルなデザインでデスクの上に置いても邪魔にならず、操作も直感的でとても使いやすいです。文字のバリエーションが豊富で、用途に応じて見やすく印字できる点も気に入っています。不満点は、専用テープの価格がやや高く、頻繁に使うとコストがかさむ点と、本体サイズが少し大きくて収納場所を取ること。購入を検討している方には、よく使うテープ幅をまとめ買いしておくとコストパフォーマンスが良くなると思います。
たなかなか さん/男性/31歳
パート先のバックヤードで、調味料や備品の管理がごちゃごちゃしていたのがきっかけで、誰が見ても分かるようにラベルを貼ることを提案し、使いやすそうなラベルライターを導入しました。操作が直感的で、年配のスタッフでもすぐに使いこなせたのは大きなメリットです。一方でテープの残量が分かりにくく、突然切れてしまうと焦りますし、印刷中にラベルがズレてしまったことも何度かありました。また本体は意外と場所を取るので、収納スペースの確保も必要だと感じました。
むぎ さん/女性/50歳
サイズ | 幅71×奥行173×高さ152.5mm |
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対応OS | Windows10/11、macOS10.15-14、AndroidOS10.0以上、iOS15.0以上 |
電源 | ACアダプタ(付属)または単3形アルカリ乾電池・充電式ニッケル水素電池×8本(別売) |
スマホ専用アプリを使って、場所を選ばず操作ができるラベルライターです。
縦書き横書き混在のラベルが作ることができ、入力した言葉と絵文字を組み合わせるだけなので操作も簡単。
サンプルから選んで印刷すれば、家庭でも手軽におしゃれなラベルを作成できます。
サイズ | 幅138×奥行94×高さ138mm |
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対応OS | Windows8.1/10/11、macOS10.14.X-、iOS13以上、Android5.0以上 |
電源 | リチウムイオン充電池 |
充電して繰り返し使用できる、持ち運びに便利なラベルライターです。
3.5-36mmのテープ幅に対応しており、貼るものや用途に応じて使い分けが可能。
360dpiの高解像度で、細かいイラストやロゴもきれいに印刷できます。
サイズ | 幅54×奥行134×高さ145mm |
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対応OS | iOS、Android |
電源 | 単3形アルカリ乾電池または単3形充電式ニッケル水素電池×6本(別売) |
4-18mm幅のテープカートリッジに対応し、豊富なテンプレートの中から気に入ったデザインを選んで作成できるラベルライターです。
手早くラベルを作成する「クイック作成」や、ラベルのデザインを揃えて一度に印刷できる「一括作成」など、目的に合わせて作成方法を選べるのがポイント。
電池で駆動するため、コンセントがない場所でもすぐにラベルを作成できます。
サイズ | 約幅71×奥行46×高さ76mm |
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対応OS | iOS、Android |
電源 | 単4形アルカリ乾電池×4本(別売) |
コンパクトサイズで持ち運びしやすく、どこにでも馴染みやすいシンプルなデザインのスマホ専用ラベルライターです。
リーズナブルな感熱テープを使用しているため、ビジネスシーンで繰り返し利用してもコストがかかりにくいのがメリット。
専用アプリは直感的に操作できるので、必要なラベルを簡単に作成できます。
サイズ | 幅123×奥行153×高さ139mm |
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対応OS | Windows11/10/8.1/8、MacOS10.11-10.12 |
電源 | ACアダプタ(付属) |
インターフェース | USB・有線LAN・無線LAN |
Windows/MacOS/iOS/Androidに対応し、複数台のパソコンで共有して利用できるラベルライターです。
フチなし印刷できる「カットラベル」を搭載しており、備品管理から保守メンテナンスまた多様なニーズに対応。
CDやDVDのケースに適した極細の4mm幅から公共表示向けの広幅36mmまで、サイズバリエーションが豊富で活用シーンが広がります。
サイズ | 幅78×奥行152×高さ143mm |
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対応OS | Windows11/10/8.1、MacOS10.14.X- |
電源 | ACアダプタ(付属)、単3形アルカリ乾電池または単3形充電式ニッケル水素電池×6本(別売) |
インターフェース | USB2.0 |
ドライバのインストール不要で、USBケーブルをつないですぐに使用できるラベルライターです。
ACアダプターと電池の両方に対応しており、コンセントのない場所でも使用が可能。
ラベルを1枚ずつカットできる便利なオートカット機能により、複数枚の連続印刷も手間なく行なえます。
サイズ | 幅118×奥行192×高さ146mm |
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対応OS | Windows11/10/8.1/7/Server2022/2019/2016/2012(R2)、MacOS10.14.x- |
電源 | ACアダプタ(付属)またはリチウムイオン充電池PA-BT04000LI(別売)、充電池ホルダーPA-BB-002(別売) |
インターフェース | USB、無線LAN |
極細3.5mmから幅広36mmまで幅広く対応できるラベルプリンターです。
60mm/秒の高速印刷が可能で、大量のラベルを短時間で作成したいときに便利。
ラミネートフィルムが印刷面を保護する独自構造により、擦れ・汚れ・薬品・溶剤などの耐久性が求められる用途にも使用できます。
サイズ | 幅54×奥行132×高さ146mm |
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対応OS | Windows11/10/8.1/8、MacOS10.11-12 |
電源 | ACアダプタ(付属)、単3形アルカリ乾電池または単3形充電式ニッケル水素電池×6本(別売) |
インターフェース | USB、Bluetooth(R)(Windows/iOS/Android端末) |
乾電池駆動で場所を選ばずラベルが作れる、コンパクト設計のラベルライターです。
印刷したラベルを自動的にカットするオートカッター搭載で、大量のラベルを効率よく作成できるのがメリット。
パソコンに内蔵されている豊富な書体が使えるので、個性豊かなラベルを簡単に作成できます。
サイズ | 幅202×奥行216×高さ64.5mm |
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対応OS | - |
書体(フォント) | 漢字3・かな8・英数12 |
台紙からはがしやすくするハーフカット機能を搭載したラベルライターです。
100種類のデザインロゴを内蔵しており、ゴミの分別ラベルや書類の整理ラベルなどを選ぶだけで簡単に印刷が可能。
よく作成するラベルの長さは事前に設定しておけるため、長さのそろった複数のラベルを作成する際に便利です。
サイズ | 約幅196×奥行218×高さ63mm |
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対応OS | Windows11/10/8.1/8/7 |
書体(フォント) | 漢字5・かな9・英数11書体 |
QRコードやJAN-8、JAN-13、ITFなども簡単に作成できるラベルライターです。
オートカット機能や連続印刷、宛名登録、2WAY電源など、使いやすさをアップする機能が充実。
複数ラベル機能を使えば、異なる内容のラベルもまとめて作成できて便利です。
サイズ | 幅111×奥行159×高さ60mm |
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対応OS | - |
書体(フォント) | 漢字1・かな6・英数6書体 |
大型液晶で文字が大きく操作もしやすい、ハンディタイプのラベルライターです。
豊富な印刷データが内蔵されており、簡単なボタン操作で凝ったデザインのラベルを作れるのがメリット。
耐水性の高いラミネートラベルを作成できるので、一度作成したら長持ちします。
サイズ | 幅202×奥行212×高さ67.5mm |
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対応OS | Windows11/10 |
書体(フォント) | 漢字3・かな8・英数15 |
表示内容や文字が見やすい、バックライト付き液晶を採用したラベルライターです。
1回の入力で縦書き・横書きの両方のラベルを印刷できるため、ファイルなどの表書きと背ラベルを同時に作成したいときに便利。
またネームランド本体とテープカートリッジ、ACアダプターをまとめて入れられるケースが付属しており、引き出しやキャビネットに収納する際に便利です。
この記事ではラベルライターの選び方やカウネットで購入できるおすすめのラベルライターをご紹介しました。
ポイントは以下の3つです。
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※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。