選び方次第で使いやすさや見やすさに違いが出るため、まずは選び方の4つのポイントをチェックしてみましょう。

• ペン先の種類で書き心地が異なる
• スムーズに作業を進めるなら速乾性がおすすめ
• 作業効率が上がる機能性があればベスト
• 色によって見やすさが異なる

「いつも同じ蛍光ペンを使っているが満足できていない」「特に使いやすいと思わない」と感じている人は、選び方のポイントを確認して自分に合ったものを探してください。

蛍光ペンのペン先は、ラインの引きやすさやメモ書きなどの書きやすさに影響します。

ペン先は細い・太い以外に「ノーマル」「透明窓」「樹脂コート」「筆ペン」があります。各ペン先の特徴をチェックしてみましょう。

【蛍光ペンの種類】

ペン先の種類	形状	特徴	おすすめの人
ノーマル	ペン先が四角い、長方形のライン	安価、種類豊富	万人向け、価格重視の人
透明窓	ペン先に透明窓がついている	マーキングしたい箇所が窓から見える	辞書や資料など細かい文字に使う人
樹脂コート	ペン先が樹脂コーティングされている	ペン先が丈夫	筆圧が強い人、定規で線を引く人
筆ペン	筆のような形状	筆圧によって線の太さが変えられる、ラインの自由度が高い	イラストやデザインなどいろいろな用途に使う人

【ノーマルタイプ】

ペン先が四角になっているため、ラインがきれいな長方形になります。安価な種類が多く、カラーバリエーションやデザインなど種類豊富なのも特徴です。

種類が多くそれぞれで多少書き心地が異なるので、購入前に試し書きして好みの蛍光ペンを選んでみましょう。

【透明窓タイプ】

ペン先の中央が透けているので、マーキングしたい文字が見えるようになっています。

確認しながらラインが引けるので長い文章や文字が多い、字が小さいものにおすすめです。仕事の資料や参考書など、丁寧なラインを引きたい箇所にも使いやすくなっています。

【樹脂コートタイプ】

ペン先が樹脂コーティングされているので、一般的なものより強度があります。筆圧の強い人や長持ちさせたい人におすすめです。

強度があるので定規を使ってラインを引くときもヘタらず、ペン先が長持ちします。

【筆ペンタイプ】

ペン先が筆になっているので、筆圧によって太さを変えることができます。ラインの自由度が高いので、イラストやデザインにもおすすめです。

また、文字の大きさが異なるような書類や参考書のライン引きにもうまく使えます。

仕事や勉強でスムーズな作業を求めるなら、速乾性も確認してください。インクの乾燥が早ければ、隣のページや手に移って汚れる心配もありません。

また、速乾性タイプは色移りやにじみも少なく薄い紙にも使えるので、大事な書類や参考書にもおすすめです。

色移りやにじみを気にせずストレスなく使いたいときは、「速乾性」と書かれた蛍光ペンを選んでみましょう。

仕事や勉強でスムーズに使いたい、作業効率を考えるなら機能性もチェックしてください。

蛍光ペンに付属する便利な機能は「2Way」「フリクション、消せるタイプ」「ノック式」「詰め替え式」の4つです。

【2Wayタイプ】

1本でペン先が2つ、太い・細いのかき分けが可能になっています。マーキング箇所や、文字の大きさに合わせて太さを使い分けたいときに選んでみましょう。

ラインを引いたりメモ書きなどの使い分けにも適しています。また、1本で2つのペン先があるので蛍光ペンの本数を減らしたい、持ち運ぶことが多い人におすすめです。

【フリクション・消せるタイプ】

インクを消せるタイプの蛍光ペンは、付属ラバー部分でインクをこすると消すことができます。覚えたところを消したり、マーキングしすぎた箇所などの修正にもおすすめです。

しかし、摩擦や温度変化によって消えるので、重要書類には向いていません。

【ノック式タイプ】

フタがなくワンプッシュでペン先を出し入れできるので、よくフタをなくす、フタを開ける手間を省きたい人に使ってほしいタイプです。スピーディーに作業を進めたいときにも使いやすくなっています。

フタを取るという作業が不要なので、プレゼンなど片手に書類を持っているときなどに便利です。

【詰め替えタイプ】

インクを詰め替えできるタイプは、同じ蛍光ペンを使い続けたい人に適しています。インクのみを購入するだけなので、長期間使う場合はコスパが良いのも特徴です。

頻繁に蛍光ペンを使う人は、詰め替えタイプを試してみると良いでしょう。

蛍光ペン選びでは、使う色やインクの濃さもチェックします。

どの色が見やすいかは個人の判断が大きいですが、マーキングに使う場合には文字が見やすい色や濃さを選択しましょう。あまり明るい蛍光色を選ぶと、目がチカチカする可能性もあります。

見やすい色を選ぶなら、派手な蛍光色よりも柔らかな印象のパステルカラーがおすすめです。

しかし、パッと見た瞬間に目につくようにしたい箇所には、明るめで発色の良いタイプも良いでしょう。使う場所や視認性によって、色を使い分けてください。

ビジネスシーンでは派手な色よりも発色が良いものや、インクが薄めでマーキングした文字が見やすいタイプを選びましょう。

OA紙に対応したものであればコピー用紙や印刷文字がつぶれません。仕事に使いやすい、便利な蛍光ペンを紹介します。

片手でキャップがオープンできるので、書類を持っていたり電話対応中でもすぐに使える蛍光ペンです。

インク残量もひと目で確認できるので、急なインク切れの心配もありません。

発色が良くかすれにくく、インクが詰め替え式なので長く愛用できます。カラーバリエーションも豊富なので、使いたい色が見つかるでしょう。

1本ずつのバラ売りから、3色・5色のセットがあります。

詰め替え専用カートリッジはこちら【ゼブラ　蛍光ペン　オプテックス１・２　専用カートリッジ】

ペン先が透明窓で、異なる太さで使える2Wayタイプです。

使いながら文字が見えるのでライン引きの失敗を防いでくれます。細いほうではチェックや書き込みに便利です。

OA紙やノンカーボン紙、普通紙に使えます。FAX用紙に使用したときでも変色しにくく、ノンカーボン紙の印刷文字が薄くなることもありません。

1本ずつのバラ売りや3色・5色のセット、お得なまとめ買いもあります。

ノンカーボン紙や、ファクシミリ感熱紙などのOA紙に対応しています。FAXで送信したときの変色や、注文書・帳簿などの文字がかすれる心配もありません。

きれいな発色で適度な濃さなので見やすく、長く使ってもペン先がつぶれず使いやすいのもおすすめです。

インク補充タイプでコスパも良く、2Wayタイプもあります。バラ売りや3色・5色のセットなど、用途に合わせて使い分けできるようになっています。
インクは詰め替え式のようにカートリッジを変更するのではなく、専用インクにペン先をさすだけなのでかすれてきたと感じたらサッと補充できるので便利です。

補充用インクはこちら【コクヨ　プリフィクス　補充用インク】

片手で簡単にオープンできる簡単キャップで、インクが詰め替えできるカートリッジタイプの蛍光ペンです。

蛍光色でも色が薄めなのでマーキングが主張しすぎず、文字が見えやすくなっています。

詰め替え式でコスパも良く、安価なので蛍光ペンヘビーユーザーにもおすすめです。カラーバリエーションは少なめですが、あまり色にこだわらなければ問題ありません。

詰め替え専用カートリッジはこちら【ゼブラ　蛍光ペン　オプテックス１・２　専用カートリッジ】

印刷やボールペンの文字に使ってもにじまないので、きれいなラインが引けます。キャップを7日間しめ忘れてもかすれにくく、使うたびにキャップをする必要がありません。

ペン先が柔らかいので、ファイルなどに綴じた資料の中央部分でもまっすぐマーキングできます。

なめらかな書き心地と鮮やかな発色、薄めのインクでマーキングした箇所が見やすいのもおすすめです。

インク残量が分かりやすく、最後までかすれず使える直液式蛍光ペンです。
頻繁に使用する消耗品ゆえの求めやすい価格で、たくさん使う人はまとめ買いもお得です。
直液式ですがインク漏れもなく、発色の良さとなめらかな使い心地がどんなシーンでも使いやすくなっています。

キャップが大きめで紛失の心配も少なく、フック付きのため転がりにくいのもポイントです。

ラインでメリハリをつけたい人や最後まで使い切りたい人、あまり多くの色を求めない人に適しています。

ペン軸が四角でペン先の方向をしっかり固定でき、デスクの上でも転がらない蛍光ペンです。

インクはノンドライインクで、キャップを閉め忘れてもペン先が乾燥しにくいのも特徴。1本で2色の色がセットされているため、所持する本数を減らせます。

カラーはイエロー×パープルのみバラ売りで、他のカラーは3本セットの購入が必要です。

他の持ちやすさや携帯のしやすさ重視の人、キャップを閉め忘れることが多い人に適しています。きれいな発色でインクは薄め、ペンケースにもちょうどいいサイズになっています。

勉強で蛍光ペンを使う場合は、発色が良いタイプや暗記するための目立ちやすい色がおすすめです。

教科別に色を分けたい人はセット購入するとお得でしょう。勉強におすすめの蛍光ペンを紹介します。

蛍光インクを固形にした蛍光ペンで、ペン先の丸いカタチが特徴です。なめらかな引きやすさで、辞書のように薄い紙に使用しても裏にインクがにじみません。

発色が良いものの派手な明るさがないので、勉強だけでなく普段使いにもおすすめです。

2日間キャップを開けたままでもペン先が乾燥しないので、使うたびに閉める必要がなく作業がスムーズにはかどります。

辞書や新聞紙などの薄い紙、ノートや教科書など一般的な紙には使えますが、感熱紙やノンカーボンコピーには対応していないので注意してください。

カラーバリエーション豊富で教科ごとに使い分けがしやすい、蛍光ペンの定番「蛍光オプテックス」です。

1本で太さの異なるペン先がある2Wayタイプで、マーキングや書き込みなどいろいろ利用できます。

耐水性に優れ、書いたあと水に濡れてもインクが流れません。一般的な普通紙だけでなく、FAX用紙やノンカーボン紙にも対応しています。

ペン先がコーティングされているので、定規を使ったマーキングでもペン先がつぶれにくくインクがにじみません。

透明窓でマーキングしたい文字が見やすく、線の引きすぎなどのミスが少なくなります。
速乾性のため、使用後すぐにノートや教科書を閉じても別のページや手にインクが移る心配もありません。

左利きの人にもおすすめできる蛍光ペンです。教科書のようなツルッとした紙でも、すぐに乾いてきれいに使えます。

インクは薄めなので主張しすぎず、色も柔らかでスッキリした印象。定規を使ってもインクがにじまず、2Wayタイプなのでマーキングや書き込みなどいろいろな用途で使用できます。

ペン先がコーティングされているので定規をあててもつぶれにくく、インクが補充できるタイプの蛍光ペンです。

インク補充式なのでコスパが良く、かすれてきたと感じたら補充液に差し込むだけなので長く使えます。

発色が良くインク漏れもない蛍光ペンです。
色はカラーによっては濃くなってしまうので、マーキングには黄色や黄緑などの薄めを選ぶと良いでしょう。

シングルと2Wayタイプの2種類があります。

補充用インクはこちら【トンボ鉛筆　蛍コートチャージャー　補充インク】

優しい色合いでマーキングした文字が分かりやすく、ラインを引く箇所が多くなっても見やすいのが特徴です。

一般的な蛍光ペンと比べると発色が控えめなので、複数色使っても目がチカチカしません。

カラーバリエーションが豊富でトーンが揃っているため、色分けしてもすっきりとまとまりのある印象になります。

教科ごとの使い分けやデザイン、デコレーションやイラストなどいろいろな用途に使えます。教科書やノートだけでなく、手帳などに使うのもおすすめです。

間違って使った箇所や覚えたところから消したいときにおすすめなのが、消せるタイプの蛍光ペンです。
鉛筆に消しゴムをかけるように蛍光ペンが消せるので、1本あると便利に使えます。

消せるタイプの定番「フリクション」の蛍光ペンです。

ペンの後ろにある専用ラバーでこすると、摩擦熱でマーキングしたインクが消えます。
消すときは、インクが乾燥してから使うようにしてください。

消しゴムのように消すことができますが、ゴミが出ないので便利です。

色合いが優しいのでチカチカしませんが、発色が良いので見やすくなっています。教科書やノート、辞書や手帳などいろいろな用途におすすめです。

キャップにあるプラスチック製の専用消し具で、引きすぎたラインや間違えた箇所が消せる蛍光ペンです。

直液式なので最後までかすれずに使用可能。消し具がプラスチック製なので長く使えます。

裏写りがなく消すときもチカラを入れずにスッと消せるので、薄い紙にもおすすめです。

消す際にはインクがしっかりと乾燥してから使いますが、乾きが遅いと感じたときはティッシュで軽く押さえると乾きやすくなります。

キャップの開け閉めの手間が省けてスムーズに使うなら、ノック式の蛍光ペンがおすすめです。

ノック式なら片手がふさがっていてもすぐに使えます。キャップをよく紛失する、使うたびに開け閉めするのが面倒という人はノック式蛍光ペンを使ってみましょう。

インクが詰め替え式で長く使えるので、コスパも良くなっています。インク交換はペン先が乾く前にしないと、インクを吸い取ってくれない恐れもあるので注意してください。

ボールペンのように使えるため、手軽に蛍光ペンを使いたい人に適しています。

発色が良く定番カラーがそろっているので、教科ごとの使い分けにもおすすめです。

詰替え用カートリッジはこちら【ぺんてる　ハンディラインＳ用カートリッジ】

線幅2mmなので辞書や資料集・用語集などの細かい文字のマーキングにも適しています。マーキングだけでなく書き込みにもおすすめです。

空気中の水分を吸収するモイストキープインク採用で、キャップなしでもインクが乾きにくくなっています。

ノートに使ったときのインクの裏写りがほとんどなく、色が濃すぎないので文字が見えなくなることもありません。

一般的な蛍光ペンとは異なりペン先が細いので、新聞や雑誌の切り抜きのチェックやマーキングにも使えます。

蛍光オプテックスのノック式バージョンです。
少し硬めのノックですが、耐久性があり長く使えます。

ペン軸にはフックがあるのでポケットに収納可能、ペン先を引っ込めたときの液漏れの心配もありません。

普段の勉強だけでなく、電車などの移動時にも使いやすくなっています。

蛍光ペンはメーカーによって色の違いはあるものの、いろいろな色が揃っています。1本1色でいい、という人もいれば使い分けるために複数色欲しい人もいるでしょう。

蛍光ペンは何色あればいいのか、使う色はどれがいいのか迷ってしまうこともあります。
おすすめの色や本数などをまとめました。

蛍光ペンはマーキングに使うのであれば、2-3色あれば大丈夫です。

もちろん1色で良い、という人もいますが、使い分けをしたい場合は別の色を使ったほうが分かりやすくなります。

蛍光ペンの数を減らすとペンケースやペン立て、引き出しがごちゃつかずスッキリするので、多くても3色ほどがおすすめです。
蛍光ペンを使うシーンがあまりない場合には1色でも十分です。

異なる色が多ければ使い分けしやすい、と思うかもしれません。しかし、仕事や勉強で多くの色を使うと、カラフルになりすぎて見づらくなることもあります。

どうしても複数色使いたい場合には、黄色は重要ポイントで青は覚えておきたい単語など色別で目的を決めておきましょう。

2色以上使うときは同系色で揃えると、統一感が出ます。また、パステルカラーなど優しい色を選ぶことで目がチカチカしません。

蛍光ペンはカラーバリエーション豊富に揃っているタイプもありますが、使う色を絞りたいときは黄色・赤・青を使ってみましょう。

マーキングする文字が黒の場合は明度差で黄色が見やすくなります。黄色以外では赤などの暖色系も目立ちやすいので、おすすめです。

集中力を高めたい、暗記に使うなら青がいいでしょう。青は集中力を高める効果があり、記憶に残りやすい色などでテスト勉強などにも向いています。

“赤色に比べて，青色のほうが記憶に残りやすいということから，青色の，人を冷静にする効果が記憶に影響していることが分かった。”
（引用：暗記に効果のある色とは｜国立大学法人大阪教育大学）閲覧日：2024/09/19

この記事では蛍光ペンの選び方やカウネットで購入できるおすすめの蛍光ペンをご紹介しました。

ポイントは以下の4つです。

なお、蛍光ペンを購入するのであれば、カウネットの通販がおすすめです。

カウネットなら2,500円のご注文で送料当社負担です。

さらに、法人のお客様はお届けエリアによりご注文当日よりお届けが可能。

土曜、日曜、祝日のお届けにも対応しているので、お急ぎのお客様でも安心してご利用いただけます。

蛍光ペンをお求めの方は、ぜひカウネットをご活用ください。

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※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。