「A4よりも少し小さいサイズで印刷したい!」
そんな時におすすめのサイズが、標準的なコピー用紙のA4サイズよりも一回り小さいB5です。
A4だと大きすぎる、だけどA5だと小さすぎる……そんなときにB5サイズが活躍します。
この記事では、B5コピー用紙の使用用途や、郵送時に利用すべき封筒を分かりやすく解説します。
B5サイズの寸法は、182mm × 257mmです。
これは、コピー用紙の標準サイズのA4サイズよりも一回り小さいサイズです。
B5サイズは、主に新聞の折り込みチラシやフライヤー、カタログなどに用いられています。
B5サイズは、B判という日本独自の規格の一つです。
このB判は、美濃国(現在の岐阜県)で生産されていた美濃紙がもととなって作られました。
国内の独自の規格のため、公的な文書よりもローカルな印刷物に多く使われます。
B判は、縦と横の比率が必ず「1:ルート(平方根)2」になっているのが特徴です。
これは、白銀比と呼ばれる比率で、黄金比と同じく人間が美しく感じる比率と言われています。
B5サイズの寸法を覚える際には、以下のような語呂合わせがおすすめです。
ちなみに、B5サイズを2倍にするとB4サイズになり、B5サイズを半分にするとB6サイズになるので、併せて覚えると便利です。
B5サイズのコピー用紙は、ほかのコピー用紙と比べるとどれくらいの大きさなのでしょうか?
この章では、B5サイズとオフィスや家庭で用いる可能性のあるA3、A4、B4の3サイズを画像で比較してみましょう。
よく用いられるコピー用紙の中では、A4は小さい方から2番目です。
この中で最も大きいA3はA4の2倍、最も小さいB5はA4の約3/4の大きさになっています。
最後に、B5以外のコピー用紙のサイズを一覧でご紹介します。
それぞれ使用用途が異なるので、目的に応じて使い分けてください。
【A判の用紙サイズと用途】
A判 | サイズ | 使用用途の例 |
---|---|---|
A0 | 841×1189mm | 街頭ポスター |
A1 | 594×841mm | 店舗の宣伝ポスター、建築関係の図面 |
A2 | 420×594mm | 壁掛けのカレンダー、ポスター |
A3 | 297×420mm | A4見開きの文書・資料、パンフレット、レストランのメニュー、選挙ポスター |
A4 | 210×297mm | 公的文書、ビジネスに用いられる資料、契約書 |
A5 | 148×210mm | 雑誌、ノート、手帳、納品書、発注書 |
A6 | 105×148mm | 文庫本、手帳、ノート |
A7 | 74×105mm | ポケットティッシュ、水道工事のマグネット広告、小型のメモ帳 |
A8 | 52×74mm | ラベルシール |
A9 | 37×52mm | 特になし |
A10 | 26×37mm | 特になし |
【B判の用紙サイズと用途】
B判 | サイズ | 使用用途の例 |
---|---|---|
B0 | 1030×1456mm | 街頭ポスター |
B1 | 728×1030mm | 街頭ポスター、展示会のパネル |
B2 | 515×728mm | イベントポスター、フリップチャート、学校の掲示物 |
B3 | 364×515mm | 電車の中吊り広告、新聞の折り込みチラシ、ポスター |
B4 | 257×364mm | 小さめのポスター、パンフレット、スーパーの折り込みチラシ、レストランのメニュー |
B5 | 182×257mm | 手帳、リーフレット、フライヤー、大学ノート、教科書 |
B6 | 128×182mm | 卓上カレンダー、漫画の単行本、手帳、小冊子 |
B7 | 91×128mm | ポストカード、小型のメモ帳、パスポート |
B8 | 64×91mm | ショップカード、ポップ、小さめのフライヤー |
B9 | 45×64mm | 特になし |
B10 | 32×45mm | 特になし |
この記事では、B5サイズのコピー用紙について解説しました。
ポイントは以下の3つです。
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