まずチェックしたいのが、サーキュレーターの風の強さを示す「適用畳数」です。

サーキュレーターは「8畳」「14畳」「20畳」などのように、風を送れる範囲・風の強さを畳数で表記されています。

そのため、使う部屋の広さをチェックし、それに合った適用畳数のサーキュレーターを選びましょう。

畳数の大きいものほど風力が強いため、なるべく大きい畳数で選ぶことをおすすめします。使う部屋の広さよりもワンサイズ大き目のものを選ぶと、ムラなく効率的に空気を循環させられますよ。

サーキュレーターのモーターには「ACモーター」と「DCモーター」の2種類があります。

モーターの種類は、静音性や消費電力、価格などに直結するため、サーキュレーターを選ぶ際にはかならずチェックしましょう。それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

【ACモーター/DCモーターのメリットとデメリット】

どちらにするべきか迷ったら、性能面で優れていて、長期的なコストパフォーマンスが高い「DCモーター」がおすすめです。

ただし、とにかく導入コストを安く抑えたいという場合には「ACモーター」も検討してみましょう。

サーキュレーターの羽根やガードにはホコリが溜まりやすく、清潔な風を送るためにはこまめなお手入れが不可欠です。

しかし、分解しにくいものを選んでしまうと、定期的な掃除を怠りやすくなり、結果的にサーキュレーターの寿命を縮めてしまう原因になります。

お手入れのしやすいものを選ぶと、掃除の負担も減り、清潔な空気を維持しつつ、故障も少なくなるため一石三鳥です。

近年では、パーツを分解して水洗いできるモデルなども展開されているので、手入れの負担を減らしたい方はチェックしておきましょう。

適用畳数やモーター以外にも、便利な機能が付いていると、サーキュレーターの使い勝手は格段にアップします。

特に以下3つのポイントは、使用感に直結する重要な機能のため要チェックです。

• 首振り範囲
• 入・切タイマー
• リモコン操作

首振りの範囲はモデルによってさまざまで、左右のみ手動で調節するものから上下左右自動的に動くもの、なかには360℃回転するものまであります。

そのほかにも「衣類乾燥機能」「アロマ機能」「おやすみモード」など、いろいろな便利機能があるため、目的やライフスタイルに合った機能のモデルを選ぶと良いでしょう。

広い部屋やオフィスで使える、必要最低限のシンプルな性能を求める方におすすめなのが「PCF-HM23」です。

3,20畳の広い空間に対応が可能で、左右45度・上下90度と、ワイドな首振りによって、より空気を循環させやすくなっています。

ACモーターを採用しているものの、静音モードを搭載。35dB以下の静音性能があり、お手入れも簡単なのが特徴です。

部屋の温度を感知し、その温度に応じて運転を切り替えてくれるという、省エネ機能が高いサーキュレーターです。

また、8の字を描くような首振りをするため、より空気の循環を効率的に行えるようになっています。

なお、羽部分は簡単に取り外しが可能。面倒な手入れも楽に行えます。

ハイスペックなサーキュレーターを探している方には「STF-DCD18T-T」がおすすめです。

DCモーターを搭載し、より多くの風を送り出す立体形状のファンを採用。パワフルな風量と静音性を兼ね備えた一台になっています。

なお、左右上下の首振りだけでなく、高さの調節が可能となっており、扇風機としての利用も可能です。

山善「YAR-DD252」は、40畳にも対応可能なサーキュレーターです。360度首振りと8段階の風量調節で、効率的に空気循環が可能。

また、前面・側面ガードや羽根がわずか3STEP（工具不要）で取り外しでき、お手入れが簡単なのも特徴です。

広い部屋で使えるサーキュレーターを探している方や、お手入れの負担を嫌う方におすすめします。

アルファックス・コイズミ「ALF-1001」は、コンパクトサイズで持ち運びに便利なのが特徴的です。

タイマー性能やナイトモード切り替えなども備わっており、機能性もGOOD。

インテリアを邪魔しないデザインで、キーロック機能も搭載しているため、小さなお子様がいる家庭でも安心して利用できます。

同シリーズでは2連・3連マルチファンも展開されているため、より広範囲で循環させたい方はチェックしてください。

山善「YLS-F181」は、スタンド型サーキュレーターです。

羽はもちろん、前後面のガードも取り外せるため、隅々まで掃除が可能。ホコリが気になる方も快適に使用することができるようになります。

なお、リモコン付属となっているため、ベッドルームやくつろぎながら風量・角度の調節が可能です。

山善「YAR-ZD171」は、部屋干し・温風・送風の3つのモードを搭載したオールシーズン使用可能なサーキュレーターです。

首振りの範囲は左右に60度、上下スイングは4段階に調整可能と、置く場所を選びにくいのも特徴。

なお、商品が転倒した際には自動で電源が切れるようになっているため、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えるようになっています。

風量にこだわりたい方にはコイズミの「KCF-1831W」がおすすめ。

10段階の風量調節が備わっており、季節や温度、シーンや状況に応じて細かい調節が可能となっています。

またスイッチ1つで瞬時にMAXの風量に切り替えられるターボ機能も搭載。

夏場の帰宅時、蒸し暑くなっていた部屋もスピーディに快適な温度に調整することができるようになります。

アイリスオーヤマの「PCF-MKM15N」は、丸いフォルムが特徴的なサーキュレーターです。

手動にはなるものの、上下で360度調整可能。重さも約1.1kgと軽量のため、持ち運びもしやすく、さまざまな場面で活用できます。

コンパクトなサーキュレーターを探している方には「PCF-SM122-H」がおすすめです。

幅約18cm×奥行約18cm×高さ約25cm、運転音は34.8dBと静音性にも優れているため、机の上やベッドテーブルにも置けるようになっています。

カラーラインナップは5色展開されているため、好みの色を選べるのも嬉しいポイントです。

低価格帯かつコンパクトながらも、18畳までカバーできる、コストパフォーマンスに優れたサーキュレーターです。

「洗える サーキュレーター」と謳われている通り、前後面ガードや羽を分解して丸ごと水洗い可能となっているため、より清潔に使用が可能。

取手付きのため、持ち運びしやすくなっているのも特徴です。

低価格帯ながらも、機能性を重視する方におすすめなのがクマザキエイムの「HCC-1200J」です。

オールシーズン対応のサーキュレーターとなっており、送風と温風の2つのモードを搭載。夏は冷房の冷気を、冬は暖房の暖気を効率良く循環させます。

幅約26cm、奥行き約25cm、高さ約31.5cmとなっているため、脱衣所やトイレにも置けるコンパクトな作りになっているのも嬉しいポイントです。

独自の機能が多く備わっているサーキュレーターです。

風量調節は3段階、上下左右自動首振りといった機能はもちろん、本体付近の温度に合わせて自動的に風量を調整してくれる機能も搭載。

また専用のトレイにアロマオイルを入れることで、香りを部屋にも循環させられるようになっています。（アロマオイルは付属しません。）

なお、リモコンが付属しているため、くつろぎながら風量の調整が可能です。