インターネットの有線接続に欠かせないLANケーブル。無線接続に比べて電波の影響を受けにくく、安定した高速通信を行うのに便利ですが、種類が多すぎてどれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、おすすめのLANケーブル15選を紹介します。PC・デスクワーク向けのものや、オンラインゲームに適したものなど、目的や用途別に紹介しているので、あなたの希望に合ったものを見つけてくださいね。
LANケーブルとは、インターネットに有線で接続するときに必要なケーブルです。
現在は無線LAN接続が主流ですが、有線LAN接続は安定性に優れており、複雑な設定なしで接続できる点がメリットです。
そのため、大量のデータ通信が必要になるオンラインゲームや、高画質の動画視聴にはLANケーブルを使用した有線接続が適しています。
LANケーブルを購入したい…とはいってもカテゴリや素材、形状などがそれぞれ異なり、使い勝手にも違いがあります。
そこで、最低限抑えておきたいLANケーブルの「規格」「形状」「長さ」「構造」について把握しておきましょう。
LANケーブルは通信速度や周波数などの違いにより、「カテゴリ」という規格で分類されています。
【軟水と硬水の特徴】
最大通信速度 | 伝送帯域 | |
---|---|---|
カテゴリ8(CAT8) | 40Gbps | 2000MHz |
カテゴリ7A(CAT7A) | 10Gbps | 1000MHz |
カテゴリ7(CAT7) | 10Gbps | 600MHz |
カテゴリ6A(CAT6A) | 10Gbps | 500MHz |
カテゴリ6(CAT6) | 1Gbps | 250MHz |
カテゴリ5e(CAT5e) | 1Gbps | 100MHz |
カテゴリ5(CAT5) | 100Mbps | 100MHz |
カテゴリの数字が大きくなるほど通信速度が速く、伝送帯域も広くなります。
快適なインターネット環境を構築したいなら「CAT6」以上のカテゴリを選びましょう。
LANケーブルの形状には、主に4つの種類があります。
【LANケーブルの形状】
スタンダードタイプ | 標準的な太さのタイプ。ノイズに強く丈夫で、長い距離の配線に適している。 |
極細タイプ | スタンダードケーブルの半分ほどの細さで、取り回しやすいタイプ。狭い場所や限られた空間での配線に便利。 |
フラットタイプ | 平たい形状の薄型タイプ。隙間や壁際、カーペットの下での配線に便利。 |
巻き取りタイプ | LANケーブル巻き取ってコンパクトに収納できるタイプ。旅行や出張先などで使用する際に便利。 |
長い距離に使用するなら「スタンダードタイプ」、狭い場所や隙間に配線するなら「極細タイプ」や「フラットタイプ」がおすすめです。
配線場所に合わせてLANケーブルの形状を選びましょう。
LANケーブルは長さがそれぞれ異なるため、事前に接続したい機器の場所から必要な長さを測定しておきましょう。
長過ぎると通信速度のパフォーマンスが下がるため、適度な長さのケーブルを選ぶことが重要です。
高さが異なる場所に接続する場合は、高さの距離も考慮したうえで選びましょう。
ケーブル内部の銅線は、「単線」と「より線」の2種類があります
【LANケーブルの構造】
単線 | 1本の太い銅線で構成されており、硬くて通信ノイズを受けにくい。 |
より線 | 1芯が7本の細い銅線で構成されており、柔らかくて取り回しやすい。 |
ケーブルの長さが10m以上の場合は「単線」、5m以下の場合は「より線」が適しています。