テレビやパソコン、ゲーム機などの接続に欠かせないHDMIケーブル。
各メーカーからさまざまな種類が販売されていますが、どれも見た目が同じで何を基準に選べば良いか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、HDMIケーブルのおすすめ15選を紹介します。
PC向けのもの、ゲーム向けのものなど、デバイスやシーン別に紹介しているので、あなたの悩み・希望に合ったものを見つけてくださいね。
HDMIケーブルとは、映像・音声・制御信号を同時に伝送できるケーブルのことです。
従来のアナログ機器では、映像・音声・操作信号を伝送する際に別々のケーブルを使っていましたが、HDMIケーブルを使えば1本の接続ですべてを出力できます。
また、デジタルデータを圧縮せずに伝送できるのもメリット。元のデータが劣化せず、質の高い映像や音声を楽しめます。
HDMIケーブルを選びたい…とはいっても、種類が多くてどれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
そこで、HDMIケーブルを選ぶときに最低限抑えておきたいポイントを把握しておきましょう。
HDMIケーブルには主に3種類のコネクタがあり、接続する機器に合わせてコネクタを選ぶ必要があります。
【コネクタの種類】
タイプA (HDMI) | サイズの大きいスタンダードな端子。ラインナップが豊富で、テレビやパソコン、家庭用ゲーム機など幅広い機器に使用されている。 |
タイプC (ミニHDMI) | タイプAより小さい端子を使用。主にデジタルカメラやビデオカメラなどに使われている。 |
タイプD (マイクロHDMI) | タイプAやタイプCより小型の端子を採用。主にスマホやタブレットで使われている。 |
タイプA搭載の液晶ディスプレイとタイプD搭載のタブレットを接続する場合は、片方はタイプA、もう一方がタイプDを備えたHDMIケーブルを使いましょう。
HDRや8Kなどの高画質な映像を楽しみたいなら、HDMIケーブルの規格をチェックしましょう。
【HDMIケーブルの規格】
スタンダード (Ver.1.2) | 通信速度4.95Gbpsに対応しており、フルHDの映像の転送が可能。 最大解像度が1,920×1,200と低いため、4K・8Kなどの高解像度データには不向き。 |
ハイスピード (Ver.1.3-1.4) | 最大10.2Gbpsの伝送速度に対応。4Kや3D映像が楽しめる。 |
プレミアムハイスピード (Ver.2.0・Ver.2.0a) | 18Gbpsの伝送速度に加え、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応。PS4やPS4 Proなど、HDR対応のゲーム機におすすめ。 |
ウルトラハイスピード (Ver.2.1) | 48Gbpsの高速伝送速度を実現し、最大8K映像に対応。 |
ウルトラハイスピードなら48Gbpsと高速な伝送速度が可能なため、8Kテレビの接続や、PS5やゲーミングPCなどのゲーミングモニターを接続するのにおすすめです。
HDMIケーブルの長さは、1m未満から100m以上までさまざまです。
パソコンや液晶ディスプレイと接続するなら2-3mの長さで十分ですが、接続距離が離れている場合は事前に必要な長さを確認しておく必要があります。
ただし、長すぎるとデータを正常に伝送できない場合があるので、なるべく5m以下のものを選びましょう。
5m以上の長さが必要な場合は、光ファイバーを採用したタイプを選ぶことをおすすめします。
HDMIケーブルのどこに着目して選んでいる?(日常使い編)
購入前には、使いたい機器とテレビとの距離をしっかりと測っておくことが大切だと感じました。実際に、購入後、ケーブルの長さが足りなくて買い直すことになったこともあります。また、ケーブルの太さや色も重視します。黒いテレビに白いケーブルを使ってしまうと、統一感がなくチグハグな印象になってしまうからです。
miiさん 女性//27歳
本来はHDMI-HDMIミニを買う必要があったのですが、誤ってHDMI-HDMIタイプを購入してしまい使えず、苦い経験をしました。また、ケーブルの長さも重要だと思います。短すぎると思い通りの箇所に接続できず、結果的に使えなくなってしまうなど、不便なことがあります。少し長すぎるくらいがちょうどいいと思います。
ポチ さん/男性/50歳
HDMIケーブルのどこに着目して選んでいる?(ゲーマー編)
ゲーム機だけでなく、Ultra-HDレコーダーやPCなど使用デバイスを切り替える時に抜き差しが発生するため、取り回しがしやすい柔らかめのコードを選んでいます(高額にはなりますが…)。固いとすぐにクセがついてしまい抜き差しがしにくくなるからです。おかげでモニター周りもすっきり見えるようになっています。
tappu さん/女性/41歳
高リフレッシュレートに対応しているかどうか、を最も重視しています。120fpsに対応しているものはやはり見やすさが格段に違うという印象を持っており、特に遅延が命取りなゲームにおいては絶対に外せないポイントだと感じています。
ロブさん さん/男性/38歳