「口臭が気になるけど、歯磨きをする余裕がない」というときに便利なマウスウォッシュ。
マウスウォッシュを使うと、歯ブラシでは取り除くことが難しい歯の隙間の汚れを落とすことができ、歯磨きとの併用によって効果的な口腔ケアができます。
しかし、多くのメーカーからさまざまな種類が市販されているため、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、市販マウスウォッシュのおすすめ15選を紹介します。
低刺激のもの、携帯性に優れた個包装のものなど、シーンや用途別に紹介しているので、あなたの悩み・希望に合ったものを見つけてくださいね。
マウスウォッシュとデンタルリンスとの大きな違いは、歯ブラシによるブラッシングの有無です。
マウスウォッシュは口に入れてすすぎ、吐き出すだけで使用できます。
一方でデンタルリンスは、適量を口に含んで口全体に行きわたらせた後に、歯ブラシでブラッシングしていきます。
デンタルリンスはいわば液状の歯磨き剤であり、マウスウォッシュとは使用する目的が異なります。
マウスウォッシュは単体で使用できるため、外出先で歯磨きをすることができないときや口臭を予防したいときに便利です。
ただし、マウスウォッシュを使用すれば歯磨きをしなくても良いわけではありません。
あくまで歯みがきを補助するものなので、口腔ケアの一環として使用しましょう。
自分に合ったマウスウォッシュを選ぶべき…とはいっても、マウスウォッシュには様々な形状やタイプがあります。
そこで、最低限抑えておきたいマウスウォッシュの「成分」「タイプ」「機能」について把握しておきましょう。
マウスウォッシュは配合成分がそれぞれ異なり、使用する目的に合わせて選ぶことが大切です。
【マウスウォッシュの成分】
クロルヘキシジン 塩化セチルピリジニウム(CPC) | 口臭の原因菌を減らす成分。 |
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塩化セチルピリジウム(CPC) 塩化ベンゼトニウム(BTC) | 虫歯や歯周病予防に効果的な成分。 |
トラネキサム酸(TXA) グリチルリチン酸ジカリウム(GK2) | 出血や炎症を抑制する成分。歯ぐきが腫れやすく出血しやすい方におすすめ。 |
ラウリル硫酸Na ポリリン酸Na | 歯の表面の着色や汚れを浮き上がらせ、汚れの付着を防止する成分。ホワイトニングを重視したい方におすすめ。 |
硝酸カリウム | 知覚過敏でシミるのを防ぐ成分。 |
自分のニーズに合う成分が配合されているマウスウォッシュを選べば、毎日の口腔ケアに役立てられます。
なお最近では、虫歯から口臭まで口の悩みをまとめて予防できるオールインワンのマウスウォッシュも登場しています。
虫歯や口臭などの悩みが多い人は、口のトラブルをまとめてケアできるタイプを選ぶと良いでしょう。
口の中が染みてしまう方には、低刺激なノンアルコールタイプがおすすめです。
アルコールタイプは口臭の原因菌を殺菌する働きがあり、爽快感が得られますが、毎日使用すると唾液を減らして口内が乾燥する原因になります。
また、刺激が強いため、口内が荒れているときに使うと痛みを感じてしまうことも…。
ノンアルコールタイプなら、口内が敏感な方も無理なく継続して使用でき、口内環境を清潔に保てます。
マウスウォッシュを毎日使用したい方や妊娠中の女性は、低刺激のノンアルコールタイプで口腔ケアを続けましょう。
マウスウォッシュを毎日使用したいなら、機能面もチェックしましょう。
目盛りつきのコップが付属しているものや個包装のものは、1回分の使用量がわかりやすく、毎回スムーズに使用できます。
旅行や出張など外出先で使用したい場合は、持ち運びに適した100ml以下のコンパクトサイズがおすすめです。
また、個包装されているものならコップがないところでも使用でき、外出先でも手軽に口腔ケアができます。
使用するシーンに合わせて機能を選ぶと、利便性が増してより使いやすくなります。