デスクワークが主流の職場において、座り心地のよいオフィスチェア選びは職場環境の快適さに直結します。
働き方も多様化している現代。職場に限らず、自宅でのデスクワークでもオフィスチェアは重要なアイテムでしょう。
さまざまあるオフィスチェアメーカーから、高機能で座り心地のよさを追求したチェアがいくつも開発されています。価格帯も1万円以下から10万円を超えるものまで多種多様です。
人気のあるオフィスチェアメーカーから購入したいけれど、種類や機能が多くてどれを選んだらよいか迷ってしまう人も多いはず。
本記事では、座り心地ににこだわったおすすめのオフィスチェアメーカーを6つ厳選しました。メーカーごとに代表的な製品と自宅でもおすすめな製品の2種類を紹介するので、働く場所にピッタリなおすすめ商品が見つかります。
どのような点に気を付けたら座り心地のよいチェアを選択できるのか分からないという人は、選ぶときのポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
自分好みのオフィスチェア選びを失敗しないためには、5つの点に注目して吟味することが大切です。
今回は、座り心地のよさを追求する素材や機能について解説するので、オフィスチェア選びの参考にしてください。
より詳しい選び方を知りたいという人は、以下のコラムも参照してください。
引用:コクヨ エントリーチェア|カウネット(閲覧日:2024/9/10)
オフィスチェアの素材選びは、座り心地を左右する重要なポイントです。特に、座面と背面の素材は慎重に選びましょう。
座り心地のよいオフィスチェアのおすすめ素材
オフィスチェアの座面に使われる主な素材は、モールドウレタン・ウレタン・メッシュの3種類です。座り心地を重視するなら、モールドウレタンの座面を選びましょう。
モールドウレタンとは、一般的なウレタンよりも耐久性が高く、へたりにくいのが特徴です。長時間のデスクワークでも、お尻や太ももをバランスよく支えるため、快適な姿勢を維持できます。
背面の素材は、メッシュもしくはファブリックがおすすめ。通気性がよいメッシュは、夏場でも蒸れにくいのがメリットです。
ファブリックはデザインやカラーが豊富なうえ、肌ざわりがよいので一年を通して快適に座ることが可能です。
引用:シルフィー|OKAMURA(閲覧日:2024/9/10)
ロッキング機能とは、体重や体の動きに連動して、背もたれや座面が可動しリラックスできる機能のことを指します。人の動きに寄り添うロッキング機能は、長時間座っていても疲れにくいというのがメリットです。
【ロッキング機能の主な種類】
種類 | 特徴 |
---|---|
シンクロロッキング | 背もたれと座面がそれぞれ独立して傾く |
センターロッキング | 背もたれと座面が一定の角度を保って傾く |
オートアジャストロッキング | 座る人の体重に合わせて最適な強さに傾く |
背ロッキング | 背もたれのみが動く |
疲れにくいチェアを選ぶなら、シンクロロッキング機能を選択しましょう。シンクロロッキング機能は、ロッキングの際に足が地面から離れにくく、自然な体制を維持できるので、体への負担を少なくできます。
引用:コクヨ エントリーチェア|カウネット(閲覧日:2024/9/11)
背骨・腰・骨盤をチェアの背面全体でサポートし、自然なS字形状の背骨を維持できるのが、ランバーサポート機能です。よって、長時間のデスクワークでも体への負担を軽減できます。
特に、腰痛対策を重視したい人は、自分の背骨の形状に合わせられる可動式タイプがおすすめ。使う人の背骨の形状に合わせられるため、固定タイプとは違い、より背中や腰にフィットします。
引用:コクヨ エントリーチェア|カウネット(閲覧日:2024/9/11)
どうしても前傾姿勢になりがちなパソコンや筆記作業の途中で、頭を預けられるヘッドレストは疲労感軽減に役立ちます。
ヘッドレスト付のオフィスチェアを選ぶときに注意してほしい点は、ヘッドレストの角度です。固定式のヘッドレストの場合、自分好みの角度に合わせられず、逆に座り心地が悪くなってしまう可能性があります。
可動式のヘッドレストであれば、使う人の体格やオンオフの切り替えにも合わせられるため、おすすめです。
また、オフィスチェアを検討する際、忘れがちなのがアームレスト。人間の両腕は体重の16%もあると言われています(※)。
作業中の両腕を支えるアームレストがあることで、肩や頸椎への負担が軽減されるので、肩こりで悩んでいる人に特におすすめなオプションです。
※参照:生体計測値3(閲覧日:2024/9/19)