外出先でスマホやタブレットの充電をしたいときに便利なモバイルバッテリー。
モバイルバッテリーには小型サイズから大容量タイプまで、さまざまなタイプがあるため、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、おすすめのモバイルバッテリー15選を厳選して紹介します。
超小型で持ち運びしやすいもの、大容量で複数回充電できるものなど、シーンや用途別に紹介しているので、あなたの希望に合ったものを見つけてくださいね。
モバイルバッテリーを選びたい…とはいっても、容量や機能はそれぞれ異なります。
そこで、最低限抑えておきたいモバイルバッテリーの「容量」「サイズ・重量」「規格」「充電方式」について把握しておきましょう。
モバイルバッテリーを使って何回も充電したいときは、容量に注目しましょう。
モバイルバッテリーの容量は、「mAh(ミリアンペアアワー)」という単位を使用します。
mAhは1時間に流せる電気量を示す単位であり、この数字が大きいほど充電できる回数も多くなります。
【モバイルバッテリーの容量】
5,000mAh | スマホを約1回充電できる容量。コンパクトサイズで持ち運びに適している。 |
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10,000mAh | スマホなら約2回フル充電できる容量。容量とサイズのバランスに優れている。 |
20,000mAh | スマホを3-4回フル充電できる容量。複数の出力ポート数があり、異なるデバイスを同時に充電できるが、サイズと重量が大きい。 |
容量が多くなるほど本体サイズや重量も大きくなるので、持ち運びやすさも考えて自分に適したものを選びましょう。
モバイルバッテリーを外出先で使用するときは、サイズ・重量も要チェック。
容量が大きくても、本体サイズが大きくて重いと持ち運びがしにくく不便です。
「スマホの充電が1回できれば十分」という場合は、コンパクトかつ軽量なモデルがおすすめです。
重さが200g以下であれば持ち運びしやすく、ポケットなどに入れても気になりません。
モバイルバッテリーの規格は複数の種類がありますが、現在主流になりつつあるのは「USB Type-C」です。
USB Type-Cはコネクタ接続時の向きを確認する手間がかからず、高速充電に対応しているのがメリット。
スマホやタブレットをはじめ、イヤホンからノートPCまで、幅広い電子機器の充電が可能です。
また、USB PD(USB Power Delivery)の高速充電規格に対応したType-Cなら、最大で240Wの超高出力ができ、従来主流であったType-Aよりも2倍以上の速度で充電できます。
なお、複数のデバイスを同時に充電したい場合は、出力ポート数も確認しておきましょう。
スマホを1台だけ充電するのであれば1ポートで十分ですが、タブレットやイヤホンなどの複数のデバイスを同時に充電したい場合は、2ポート以上あると便利です。
モバイルバッテリーの充電方式には複数の種類があり、それぞれ特徴が異なります。
【モバイルバッテリーの充電方式】
USB端子 | モバイル機器の充電アダプターやUSBケーブルを利用して充電する最も一般的なタイプ。 |
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ACアダプター | コンセントから直接電源を供給できるタイプ。ACアダプターはモバイルバッテリー本体に付属しているため、別途購入は不要。 |
乾電池 | 乾電池を使用して充電するタイプ。電池を繰り返し使用できるタイプを選べば、乾電池を交換する手間がかからず、ランニングコストを抑えられる。 |
ソーラー | 本体に搭載したソーラーパネルを使い、照明や日光から充電するタイプ。電源が確保できない屋外や災害時に便利。 |
普段の使用ではUSB端子やACアダプターで問題ありませんが、電気を利用できない停電時や災害時は、乾電池やソーラーで充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。
使用するシーンや場所を想定して、最も適した充電方式を選びましょう。
![]() こうき さん/男性/50歳 | LEDライト付きのモバイルバッテリーを購入しました。災害対策や旅行先でのちょっとした懐中電灯として便利だと思ったのですが、意外な失敗をしました。バッグに入れて運ぶと、他の荷物に当たって簡単にスイッチが押され、勝手にライトが点灯してしまうのです。その結果、モバイルバッテリーを使おうと取り出したときには、ライトが点灯しっぱなしで放電してしまい、電源としての残量がゼロになっていることが何度もありました。機能が豊富な製品よりも、シンプルでモバイルバッテリーとしての完成度が高いものを選んだほうが良いと実感しました。 |
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![]() さよこ さん/女性/49歳 | 充電速度を考慮せずに、軽量で安価なモバイルバッテリーを購入しました。しかし、軽量にした結果、容量が少なく、思った以上に充電の頻度が増えて大変でした。また、充電速度が遅く、なかなか充電できないのもストレスでした。購入を考えられている方は、充電速度をしっかり確認してから選ぶことをおすすめします。 |
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