「いつかちゃんと準備しなきゃ……」そう思いながら、ついつい後回しにしていませんか?
災害は、私たちの都合を待ってはくれません。地震や台風などの自然災害が頻発する今、あなたと大切な家族や従業員の命を守るために最も確実な方法は、平時の「備え」です。しかし、いざ準備しようとすると「種類が多すぎて何を買えばいいかわからない」「全部揃えるのは大変そう」と迷ってしまう方も多いはず。
そこで本記事では、2026年最新版の「防災グッズおすすめ」情報を徹底解説します。
この記事を読めば、今のあなたに必要な備えが明確になり、今日からすぐに「防災」の準備を進めることができます。
適当に選んで「いざという時に重くて走れない」「必要なものが何も入っていない」という失敗を防ぐためにもぜひ参考にしてください。
防災グッズを準備しようとする時、多くの人が「あれもこれも必要かも」と混乱してしまいますよね。防災グッズの準備は、以下にあるシチュエーションに合わせて3つの段階に分けて考えるようにしましょう。何を優先すべきかが明確になります。
「0次の備え」とは、外出先での被災を想定した備えです。災害は、いつどこで起きるか予想ができません。以下のようなものを普段からポーチに入れて持ち歩いておけば、災害発生時の緊急用として役立ちます。
| 普段からポーチに入れて持ち歩きたいものリスト | ||
|---|---|---|
| 貴重品 | 現金 | 災害時はATMが使えなくなることも。公衆電話用として小銭を中心に、2〜3万円ほどあると便利 |
| 運転免許証 保険証 |
金融機関や役所での手続きに役立つ。過去には銀行が預金通帳がなくても、免許証などで身分を確認できれば預金の払い戻しを対応した例もある | |
| 食料 | ちょっとした食料 | 栄養補助食品(バータイプ)やビスケットなど、もの持ちが良く、調理が必要なく食べられるもの |
| 飲料水 | 災害が発生した際の当面の水分補給用。(500mlほど) | |
| 装備 | 小型LEDライト | 停電で明かりが付かないとき用 |
| モバイルバッテリー | 停電で充電ができないときのスマホの充電用として | |
| 筆記用具 | スマホの充電が切れたときのメモ用 | |
| ホイッスル | 閉じ込められたときに自分の存在を知らせるのに役立つ | |
| 衛生 | マスク | 感染症や防塵の防止に |
| 除菌シート | 水道が使えなくなったときにあると便利 | |
| ポケットティッシュ | トイレから日常使いまで活躍 | |
| その他 | 個人的に必要なもの | 家に戻れないことを想定し、常備薬・持病薬・予備のコンタクトレンズなどを携帯しておく |
大規模な災害発生時は、公共交通機関の停止や道路の寸断などによって、平時のように自宅や避難所までたどり着けないケースが少なくありません。上記のようなものを携帯しておけば、自宅や避難所にたどり着くまでの間をしのげるでしょう。
「1次の備え」とは、避難所をはじめとする安全な場所へ逃げる際に持って行きたい備えです。主に災害発生直後の数日間を乗り切るためのもので、1〜3日分を目途に準備しましょう。
| 非常持ち出し用として準備しておきたいものリスト | ||
|---|---|---|
| 装備 | LEDライト | 夜の避難時や避難所での明かり確保用 |
| 携帯ラジオ (電池も含む) |
スマホの電池が切れたときの情報収集に役立つ | |
| 紙のハザードマップ | スマホが使えないときの避難経路の確認用 | |
| ヘルメット・軍手・雨具・ナイフ | 避難時の身を守るために役立つ | |
| 簡易式マット・毛布 | 避難所での生活で便利 | |
| 食料 | 携帯食料 | 調理が難しいので栄養補給食品(バータイプ・ゼリータイプ)を用意 |
| 飲料水 | 避難時の重量も考慮しつつ、「500ml×3本/一人あたり」を目安に準備 | |
| 衛生 | 救急セット | 絆創膏・包帯・常備薬など万が一のときの備え |
| 簡易トイレ | 避難所のトイレが使えないことを想定して準備 | |
| トイレットペーパー (ティッシュ) |
トイレットペーパーは汎用性が高くおすすめ | |
| 携帯歯ブラシセット・スリッパ | 数日間の避難所生活用。歯ブラシセットはうがい不要タイプがベスト | |
| ウェットシート | 家族の人数に応じて準備。小さな子どもがいるときは、おしり拭き用も用意しておく | |
| その他 | 家族構成に応じて必要なもの | 小さな子どもがいる家庭は、おむつ・粉ミルクなど子ども用のセットを準備。高齢者がいる家庭は、予備の老眼鏡や服用薬などを用意しておく |
「1次の備え」で大切なのは、本当に必要な最低限の装備にとどめることです。持ち運ぶものになるため、重すぎないようにする必要があります。
なお、「1次の備え」は用意するものが多く重要度も高いため、セット商品を購入して備えるのもおすすめです。
最近では家だけでなく、車に搭載できるタイプの防災セットも存在。車に防災グッズを備えておけば、外出先や移動中の不測の事態に対応するのに役立ちます。
自家用車をよく利用する方は、車内にブランケットや折りたたみ式のスコップ、非常信号灯などをあらかじめ用意しておくと安心です。
本記事ではおすすめの防災セットも解説しているので参考にしてください。
「2次の備え」とは、ライフラインが復旧するまでの備えです。日常生活に必要なもので、最低3日分、理想としては7日分くらいは用意するのが望ましいとされています。
| 非常持ち出し用として準備しておきたいものリスト | ||
|---|---|---|
| 装備 | LEDライト・ランタン | 夜の明かり確保用 |
| カセットコンロ | 家族の人数や使用頻度に応じて必要な本数ボンベを準備 | |
| 工具セット | 救助、自宅での作業時に役立つ | |
| 食料 | 手間がかからない食品 | レトルト食品・乾?・カップ麺・パスタ・パックご飯・缶詰など |
| 飲料水 | 一人あたり1日2〜3L分が目安。2Lペットボトル1ケース(12本)くらいは確保しておきたい | |
| 消耗品 | 予備の乾電池 | 携帯ラジオやモバイルバッテリー用(電池式) |
| トイレットペーパー ティッシュペーパー |
家族の人数に応じて準備 | |
| ウェットシート | 断水時に手や身体を拭くのに役立つ | |
| ポリ袋 | 大小各10枚ほど。ゴミだけでなく、汚れた場所に座るときのシートなど、さまざまな用途で使える | |
| 衛生 | 簡易トイレ | 水道や電気が復旧するまで必須 |
| マスク | 避難所での感染症予防、自宅での衛生面で役立つ | |
| 便利グッズ | 電池式扇風機 使い捨てカイロ |
暖房器具が使用できないときに便利 |
| 日常で使用しているものの予備 | 化粧品・生理用品・タオルなど、日常で使用しているものの予備を用意 | |
| 子ども用セット | おむつ・粉ミルク・おしりふき用シート・乳幼児用食器・お気に入りのおもちゃなど | |
| お菓子 | ストレス軽減に役立つ。とくに子どもがいる家庭におすすめ | |
| ペット用品 | エサ・排泄物用グッズなど | |
大規模な災害が発生した場合、数日から数週間にわたってライフラインがストップすることもあります。不便な状況が続くと身体だけでなく、メンタルも疲弊していくものです。「2次の備え」では長期的な視点をもち、家族構成に応じて最低限の装備+αの準備をおこないましょう。
たとえば子どもがいる家庭なら、ボールやお気に入りのおもちゃなどを用意しておくと、暇つぶしやストレス発散に役立ちます。持病をもつ高齢者がいる家庭は病院が閉まることを想定し、持病薬などを用意しておきましょう。
自分で備える方の場合、チェックリストを用意して漏れなくグッズを揃えるようにしましょう。
またセット商品を買った人も、中身の確認は必須です。また、100均などで自分で揃えたい人のために、1次持ち出し袋に入れるべき「本当に必要なもの」をリストアップしました。
以下は必ず用意しておきたいグッズです。これらが無いと、避難直後から災害支援が受けられるまでの期間がしんどくなります。
被災直後はトイレが使えないケースがよく見受けられるため、携帯トイレは優先的に準備しましょう。
避難所でのストレスを減らすためのグッズです。
大規模な災害発生時は、長期間にわたる避難所生活も予想されます。自治体や自衛隊による災害支援も実施されますが最低限であるため、上記のようなグッズがあると便利です。見落とされがちですが、小銭はスマホの充電が切れた際、公衆電話を活用するときに役立ちます。
防災グッズや備蓄は、実際に使用する人数や期間、年齢構成などを考慮して用意する必要があります。
一方、市販の防災セットはあくまで「一般的な大人」向けに作られています。そのため、 あなたや家族の状況に合わせて、以下のアイテムを必ずセットの隙間に追加してください。
女性の方は、以下のようなグッズを準備しておきましょう。
大規模な災害時はコンビニやスーパーが閉まることも考えられるため、自身のニーズや生活スタイルに応じて必要なものを準備しておきましょう。
乳幼児がいる場合は、以下のようなグッズを揃えましょう。
もしゆとりがあれば、子どもが退屈しないようおもちゃなども準備しておくのがおすすめです。
高齢者がいる家庭は、状況に応じて以下のようなグッズを用意しておきましょう。
持病があるときは、可能な限り持病薬もストックしておきたいところです。
ペットがいるときは、以下のようなグッズを検討しましょう。
災害時は予測できない事態に陥りやすいため、まさかの状況にも対応できるように、人数分プラスアルファで備蓄を検討しておくと安心です。
仕事中に災害が発生した場合、従業員が自宅に帰れないことも考えられるため、自治体によっては事業者に対して災害時に向けた準備を促しています。
たとえば東京都では「帰宅困難者対策条例」により、事業者に対して従業員や施設利用者のための水や食料などの備蓄を準備することを定めています。これは、地震や大規模災害が発生した際に帰宅困難となる可能性を想定したものです。条例では、3日分の飲料水と食料の備蓄を求めています。
都心部では災害時に鉄道やバスなどの公共交通機関がとまると、多くの人が帰宅困難者となり、企業のオフィス内で滞在せざるを得ない状況が起こります。そのため非常時の水や食品、毛布などの備蓄を用意しておくことは、事業者にとって非常に重要な対策です。
事業規模や従業員数に合わせて十分な量を確保し、普段から定期的に点検して、補充と賞味期限の管理を怠らないように心がけましょう。準備に悩むときは「東京都|帰宅困難者対策 ハンドブック 」のような、自治体が公表するガイドラインを参考にしてみるのもおすすめです。
「一つひとつ選んで買う時間がない」「買い忘れが怖い」という方には、市販の「防災セット(リュック)」を購入するのがおすすめです。
セット商品を選ぶ際は、以下の3つの基準でチェックしてください。
ここからは具体的なおすすめ商品を紹介します。
| 寸法 | 約幅370×高さ460mm |
|---|---|
| 質量 | 170g |
| 容量 | 約10L |
非常時にもすぐに見つけやすい、目立つオレンジ色の持ち出し袋です。
停電や地震が起きたときも、すぐに見つけて避難できるのがメリット。
耐久性と速乾性に優れたポリエステル素材のため、台風や大雨などさまざまな災害時に対応できます。
| 寸法 | 約幅320×奥行160×高さ430mm |
|---|---|
| 質量 | 約2kg |
| 容量 | 約26L |
避難時に持ち出すべきアイテムを必要最低限に抑えた防災セットです。
最初の1日をしのぐためのアイテムだけが入っているため、小型かつ軽量で持ち運びやすいのが特徴。
リュックの収納重量は約3kgなので、女性や子供でも持ちやすく安心です。
| 寸法 | 約幅460×高さ500mm |
|---|---|
| 質量 | 414g |
| 容量 | 約12L |
防炎性能に優れた、日本防炎協会認定品の非常用持ち出し袋です。
持ち運びしやすいリュック形式になっており、火事などの過酷な状況でもしのげる耐久性が魅力。
12Lの容量があるので、水や食料など非常時のアイテムを一通り保管できます。
| 寸法 | 約230(W)×162(H)mm |
|---|---|
| 質量 | 約200g |
| 容量 | - |
バッグに入れて持ち運ぶのに便利な、A5サイズの非常時用ポーチです。
簡易トイレやアルミブランケットなど、緊急時に役立つアイテムがコンパクトにまとめられているのがポイント。
水や汚れに強いPVC製ポーチなので、災害時やもちろんアウトドアシーンでも役立ちます。
| 寸法 | 約幅20.5×高さ15cm(クリアポーチ) |
|---|---|
| 質量 | - |
| 容量 | - |
通勤用バッグに入れられる、コンパクトサイズの防災ポーチです。
携帯トイレやホイッスル付きライトなど災害時に役立つアイテムが揃っており、透明ポーチ入りで中身が一目でわかるのが特徴。
災害時のマルチポーチとして、薬や通帳、小銭などを入れておくのもおすすめです。
| 寸法 | 幅380×奥行200×高さ520mm |
|---|---|
| 質量 | 7.2kg |
| 容量 | 40L |
東日本大震災を経験した防災士が監修した、大容量の防災セットです。
水や食料をはじめ、携帯トイレやサンダル、懐中電灯ランタンなどの防災グッズが57点揃っています。
40Lの容量があるので、 非常時が長引く場合の防災セットとしておすすめです。
| 寸法 | 約幅160×奥行70×高さ260mm |
|---|---|
| 質量 | - |
| 容量 | - |
レインポンチョや防水スマホケースなど、大雨や大雪時にも対応できるグッズが入った防災バッグです。
持ち運びに適したサイズで、緊急時に両手が使えるから安心。
明るいオレンジのバッグなので、非常時もどこに置いてあるかが一目でわかります。
| 寸法 | 幅315×奥行215×高さ350mm |
|---|---|
| 質量 | 7.6kg |
| 容量 | 3日/1人分 |
在宅避難時に1人が3日間過ごせるアイテムをセットにした防災ボックスです。
食料・水・トイレ処理セットをはじめ、スマホの充電器などの必要なアイテムが揃っており、万が一のときも安心。
防災マニュアルも入っているため、非常時に何をしたら良いか困ったときに役立ちます。
| 寸法 | 約222(W)×68(D)×156(H)mm |
|---|---|
| 質量 | 約950g |
| 容量 | - |
車で待機しなければならない大雪などの状況にも対応できる、車用の備蓄セットです。
水やクッキー、非常用簡易トイレなど待機時間が長時間になりそうな場合に役立つアイテムを装備。
コンパクトサイズなので、車のダッシュボードなどに保管できます。
せっかく準備した防災グッズも、いざという時に取り出せなければ意味がありません。以下のポイントを踏まえ、収納環境を整備してください。
防災グッズはすぐに持ち出すことを想定し、出口に近いところに置いておきましょう。
防災セットは一度作ったら安心しがちですが、放置は危険です。 「9月1日(防災の日)」と「3月11日」など、決まった日には以下のチェック項目にてチェックするようにすると、もしもの時も安心です。
■チェック項目
防災グッズは揃えるだけで終わりにせず、家族や職場内でどこに置いてあるのかの情報を共有しておくことが大事です。
せっかく用意しても、保管場所がわからなければいざというときに混乱してしまいます。
持ち出し用と備蓄用で優先的に使う順番や、必要なアイテムをあらかじめ話し合っておくと、家族や従業員同士でのトラブルを避けやすくなります。
また防災グッズの食品を食べてしまった場合は、ストックを増やすなどの対応が必要です。
定期的に防災グッズの中身を点検する人や入れ替えする担当を決めておくと、災害発生時も落ち着いて行動できるでしょう。
東日本大震災の時、食料品が買えないという経験をしたことから、備蓄のためにアルファ米のセットを購入しました。その後使用する機会が無く賞味期限が切れそうだったため、食べてみたところ…。あまり美味しくなく、とても食べ切れませんでした。味見をせずに大量に購入してしまったので、もう少し慎重に選ぶべきだったと後悔しました。
white さん/女性/49歳
防災グッズ(セット)の口コミA
コットンや綿棒やティッシュやブラシやヘアゴムやミラーなど、ホテルのアメニティ色が強めのセットで緊急性や実用性を感じないラインナップでした。身だしなみを整えることも大事ですが、もう少しストイックで無駄を排除した必需品のみのセットを選ぶべきでした。
ネリアン さん/女性/46歳
防災グッズ(リュックタイプ)の中身は良かったのですが、いざ背負ってみると、肩パッドや背中部分が薄く、ダイレクトに体に負担がかかりそうで…。長時間は背負えないと思いました。また「破れる可能性もあるのでは?」とも不安です。次回購入機会があれば、リュックの強度や背負いやすさも見ておくべきだなと思います。
すうさん さん/女性/37歳
缶詰類が多めに入っていた防災セットを購入。ただ缶詰のラインナップを確認してみると、缶切りが無いと開けられない缶詰(タブが無いタイプのもの)がズラリと入っていました。てっきり手軽に開けられる缶詰が入っていると思っていたので、失敗したなと感じました。
azumin2 さん/女性/35歳
安さを重視して防災セットを購入しました。しかし、ライトは暗い・電池の持ちも悪い、トイレはニオイ対策が不十分で不快でした。いざというときに使えないものでは意味がなく、多少高くても品質を重視すべきだと思います。
こう さん/男性/28歳
安さを重視して防災セットを購入しました。しかし、ライトは暗い・電池の持ちも悪い、トイレはニオイ対策が不十分で不快でした。いざというときに使えないものでは意味がなく、多少高くても品質を重視すべきだと思います。
こう さん/男性/28歳
この記事では防災グッズの選び方の解説を始め、おすすめの防災グッズをご紹介しました。
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