郵送の際に使用する封筒には、定形サイズ・定形外サイズの2つの基準が設けられており、規格や重さによって送料が異なります。
普段手紙などを頻繁に送る方にとって、サイズによって料金がどれほど変わるかは気になるところでしょう。
また、仕事で取引先への郵送を頻繁に行う方にとって、送料の見直しは経費削減に繋がるため、郵送種別ごとの料金差については理解しておくべき内容です。
本記事では定形・定形外の違いと、封筒の形状、おすすめの封筒の種類について紹介します。
定形と定形外でどれほど料金に差があるのか、また定形郵便として送れるサイズが明確にわからない方へおすすめできる記事となっていますので、ぜひ参考にしてください。
定形郵便とは、日本郵便が提供する郵送サービスのうち、決められた規格内の郵便物を指します。条件は下記の通りです。
引用:郵便局(第一種郵便物 定形郵便物 サイズ・重さの対応について)
URL:https://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_size.html
閲覧日:2023/11/15
上記の寸法や重さの条件に一つでも当てはまらなかった場合は、定形郵便ではなく定形外郵便として扱われます。
定形郵便は、宅配便に比べて送料が安く抑えられるメリットがあるため、取引先への書類発送などに最適です。
下記では定形郵便についてさらに深掘りし、郵送料金や封筒の形、定形郵便で送れるものの代表的な例を紹介します。
定形郵便で送れるものは前提として、厚みがなく、軽いものになります。
送付物の代表的な例は、書類です。
特に一斉に送付する必要がある招待状や案内資料は、定形郵便で送れば送料も抑えられるため、適しているでしょう。
写真やポストカード、名刺の送付にも定形郵便がおすすめです。また、文房具やアクセサリー等、小物の送付にも適しています。
ただし、定形郵便には補償がありません。配送中の万が一のトラブルに備え、契約書類など、重要なものの送付は控えるようにしましょう。
定形外郵便は、定形郵便の規格に収まらなかった郵送物を送れるサービスです。
定形郵便は送料が抑えられるものの、厚さ1cm以内という規定があるため、販促物など厚みがあるものは送れません。
また、梱包を必要とするような物も厚みが出てしまうため、定形郵便での送付はできないでしょう。そのような時は、定形外郵便が最適です。
本章では、定形郵便との違いと、郵送にかかる料金について解説します。
普通郵便の規格に収まる郵送物のうち、定形郵便の規格以上のものは、定形外郵便にて配送可能です。
定形外郵便においてもサイズと重量の規定があり、規格内と規格外に分かれています。それぞれの規定は下記の通りです。
【定形外郵便のサイズ規定】
規格内 | 規格外 | |
---|---|---|
横 | 25cm以内 | 縦が60cm以内かつ、縦・横・厚みの合計が90cm以内 |
縦 | 34cm以内 | |
厚さ | 3cm以内 | |
重さ | 1kg以内 | 4kg以内 |
引用:郵便局(第一種郵便物 定形外郵便物 サイズ)
URL:https://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_size.html
閲覧日:2023/11/15
定形郵便と比較すると、重さや厚みの規定に幅があるため、より多くの郵送物に対応できるようになります。
小物でも衝撃に弱く、梱包で厚みが出てしまい定形郵便で送れなかったものも、郵送が可能です。
なお、定形外郵便の規定を超えてしまう場合は普通郵便が利用できないので、その他の配送方法を検討しましょう。
定形外郵便では、重量別に料金が異なります。
また、サイズについても規格内か規格外かで料金が変わるので、下記の表で確認しておきましょう。
【定形外郵便の重量別料金】重量 | 規格内 | 規格外 |
---|---|---|
50g以内 | 120円 | 200円 |
100g以内 | 140円 | 220円 |
150g以内 | 210円 | 300円 |
250g以内 | 250円 | 350円 |
500g以内 | 390円 | 510円 |
1kg以内 | 580円 | 710円 |
2kg以内 | 取り扱い不可 | 1,040円 |
4kg以内 | 取り扱い不可 | 1,350円 |
引用:郵便局(第一種郵便物 定形外郵便物 料金)
URL:https://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_price.html
閲覧日:2023/11/15
普通郵便の規格内サイズで郵送できれば、他の配送方法と比較しても送料は格段に安くなるでしょう。
しかし、1kgを超えるものについては規格内では取り扱いができません。規格外料金での郵送となるので、注意が必要です。
定形郵便に対応する封筒の種類は数多く存在し、用途も様々です。
今回は定形郵便対応の封筒のうち、角形・長形・洋形から1つずつ紹介します。
各封筒の特徴やどんなシーンで役立つのかを解説するので、封筒を選ぶ際の参考にしてください。
角形8号の封筒は、3つ折りのB5用紙が収まるサイズ。また紙幣を折らずに封入できるため、主に給料袋や集金袋として利用されるケースが多いです。
サイズは横幅119mm、縦幅197mmで、角形封筒の中で唯一定形郵便に対応しています。
他サイズの角形封筒はすべて定形外郵便になるので、定形郵便を希望する際は注意しましょう。
長形3号は、定形郵便対応の封筒のうち、最も大きいサイズです。
A4・B5用紙が3つ折りで収まるので、折り曲げても問題ない書類の送付に向いています。
A4サイズやB5サイズはビジネスシーンで頻繁に使用され、さらに長形3号は社用封筒に用いられることが多いため、様々な会社で重宝されているサイズです。
使用される機会が多いことから、ほとんどのコンビニや100円ショップで購入できるでしょう。
社用封筒に使用する場合など、まとまった枚数が必要な際はカウネットの通販がおすすめです。
カウネットの長形3号封筒は、丈夫で透けにくいクラフト紙でできているため、取引先への書類送付に適しています。
宛先記入の際に便利な郵便枠付きで、100枚あたり248円で購入可能なため、会社の備品購入時は経費削減にも役立つでしょう。
他にも長形3号の封筒を数多く揃えていますので、封筒選びに迷ったらカウネットの通販で探してみてください。
洋形4号の封筒は、A4用紙が3つ折りで入る大きさです。
長3封筒よりも横幅が少しコンパクトで、主にA4サイズの招待状や案内状の送付に向いています。
洋形封筒には貼り方が2種類あり、それぞれに特徴があるので、使う前に理解しておきましょう。
1つはカマス貼りといって、書類をスムーズに出し入れしやすい特徴があり、ビジネスシーンではDM送付時に多く使用されます。
2つ目はダイヤ貼りといい、フタの部分が三角形で、のりしろが斜めの封筒です。主に招待状や案内状の送付に使用されます。
貼り方によって用途が変わってくるので、使用シーンに合わせて封筒を選びましょう。
この記事では、定形・定形外の違いと定形郵送に対応する封筒サイズや重量について解説しました。
ポイントは以下の3つです。
厚みが出ない書類や、軽くて小さなものは定形サイズの封筒で郵送し、送料を安く抑えましょう。
定形サイズの封筒を購入するのであれば、カウネットの通販がおすすめです。
法人のお客様はお届けエリアによりご注文当日よりお届けが可能。
土曜、日曜、祝日のお届けにも対応しているので、お急ぎのお客様でも安心してご利用いただけます。
定形サイズの封筒をお求めの方は、ぜひカウネットをご活用ください。
※掲載されている情報はカウネットが独自に制作しています。掲載内容や商品仕様に変動がある場合がありますので、最新の商品の詳細や価格については、カウネットサイト商品詳細ページよりご確認ください。