コンビニやスーパーなどで気軽に購入できるミネラルウォーター。最近では数多くの種類が販売されているため、「どれが自分に合うかわからない」と迷うこともありますよね。
そこで本記事では、おすすめのミネラルウォーター15選を紹介します。美容を気にする方向けのものや、安全性が気になる方に適したものなど、目的や用途別に紹介しているので、あなたの希望に合ったものを見つけてくださいね。
ミネラルウォーターとは、水のみを原料とする清涼飲料水のことです。
日本で製造されるミネラルウォーターは、くみ上げた地下水を採水、ろ過し、加熱殺菌処理を施してから容器に詰めて出荷しています。
水にはミネラルウォーターの他にも、天然水や水道水がありますが、それぞれ原水や処理方法が異なります。
【ミネラルウォーターと他の水の違い】
ミネラルウォーター | ・原水は地下水 ・食品衛生法の基準に基づき安全性を確保 ・ミネラル分の加工・調整が行われている |
天然水 | ・原水は特定の水源の地下水 ・沈殿やろ過、殺菌処理以外は何の処理も施されていない |
水道水 | ・原水は河川やダム湖などの地表水 ・水道法の基準に基づき安全性を確保 |
ミネラルウォーターにはカルシウムやマグネシウム、カリウムなどが含まれており、食べ物以外からもミネラルを手軽に摂取できるのがメリットです。
ミネラルウォーターは、農林水産省が定めた「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」により、4つに分類されています。
【ミネラルウォーターの種類】
ナチュラルウォーター | 特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿・濾過・加熱殺菌処理以外の化学的・物理的処理を行っていない水。 |
ナチュラルミネラルウォーター | ナチュラルウォーターのうち、地層中のミネラルが溶解しているもの。 |
ミネラルウォーター | ナチュラルミネラルウォーターを原水とした水。品質安定等の目的のためにミネラルの調整やナチュラルミネラルウォーターの混合等をして作られる。 |
ボトルドウォーター | 地下水を原水としないもの(水道水、海洋深層水など) |
一口にミネラルウォーターといっても、原水や製造方法によるさまざまな違いがあります。
ラベルの名称を見て選ぶときの一つの目安として覚えておきましょう。
ミネラルウォーターを購入したい…とはいっても多くのメーカーから様々な種類が販売されており、どれを選べば良いか迷いがちです。
そこで、ミネラルウォーターを購入する際に最低限抑えておきたい4つのポイントを紹介します。
ミネラルウォーターは、硬度によって飲みやすさが異なります。
硬度とは、水の中に含まれるマグネシウムとカルシウムの量を示す数値です。硬度の違いによって「軟水」「硬水」の2つに区別されています
【軟水と硬水の特徴】
種類 | 硬度 | 特徴 |
---|---|---|
軟水 | 100mg/L未満 | ・口当たりが軽い。 ・まろやかで味のクセがない。 |
硬水 | 100mg/L以上 | ・苦味や、喉につっかえる重さを感じやすい。 ・硬度が高いほどミネラル成分が豊富。 |
日本の水道水の硬度は平均約50mg/Lなので、普段飲んでいる水の多くは軟水に分類されます。
軟水はスッキリとした喉越しで苦味がないため、飲みやすさを重視する方におすすめです。
美容を気にする方には、硬水が多い海外産のミネラルウォーターがおすすめです。
ヨーロッパの地質にはミネラルが多く含まれ、地下水が長く滞留するので、硬水になりやすいのが特徴です。
硬水はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいるため、ダイエット中のミネラル補給に適しています。
pHとは水の性質を表した数値で、酸性・中性・アルカリ性の3種類に分かれます。
【pH値】
酸性 | 0-6.9 |
中性 | 7.0 |
アルカリ性 | 7.1- |
体液はpH値7.4前後の弱アルカリ性なので、胃腸への負担を減らしたい方はアルカリ性のものを選びましょう。
pH値の違いによって味に影響が出ることはありませんが、 pH値が9.0を超えると人によっては下痢を起こしやすいため注意が必要です。